9月 2012

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学校や警察に相手にされないと、今は探偵社に頼んで実態を調べるようです。調査費用は1日数万円でも日に3件は 問い合わせがあるとか。「子供に元気がない」、「持ち物がなくなる」というと親としても不安になるでしょう。そして学校が 漠然とした話には応じないとなると証拠を突きつけて白黒はっきりつけるというのが、このパターンです。 私は、ちょっと違和感を覚えました。 子供のこと。学校のこと。それを探偵社に頼まざるを得ないと考えてしまう大人の 発想。私は、こういうものの考え方が、いじめを引き寄せる雰囲気に繋がるのではかと危惧します。悪いことをしたら その子をしかるしかありません。持ち物がなくなるのであれば学校に申し出て探すしかありません。それは親の責任。 自分の子供が、そうされているなら守るのは親の務めです。私が空手教室で接している子供達に、もしそのような 憂き目に遭っている子がいるとしたら、私も実態を聴かせて頂きたいと思っています。そして自分の出来ることはさせて 頂こうと常々思っています。 昔、うちの次男もよくいじめを受け、鉛筆で突っつかれたり、お金を取られたりの日々が 続いていましたので、それを見つけたおりには、その子の家に行って、まずは相手の親にも話をさせてもらい当然ですが お金も返してもらい謝罪もしてもらいました。5千円ほどですが子供にしたら大金です。悪いことをしたら謝るのは当然 ですから、それをさせるのも大事なことです。そのまま済ませることは相手の子供にも世の中の規律が分からないまま 終えることになるのでそんな中途半端はよろしくありません。そして、その親にも。私はいじめは大人の問題だと思って います。なので子供達に会うと言うよりも寧ろ、その子の親に会わねばなりません。また、学校の先生に、期待する ものでもありません。 大津のいじめの事件はまだ実態調査をやってるくらいお役所は動きが遅いのです。 いじめはなま物。時間を掛けるものではありません。昨年の9月29日の体育大会の出来事を県警が暴行容疑で 学校と教育委員会を捜査したとしても一体誰が喜ぶのでしょう。 今更、何を? 加害者の同級生2名は聴取で 「遊びの一環だった」と供述したようです。今更、何を言うのでしょう? この期に及んで。 私は違和感を感じました。探偵社も、中学校も、教育委員会と県警、そして加害者と被害者の親達にも。 大切な子供が亡くなってから大騒ぎをしている大人たちに違和感を禁じ得ないのです。奇跡の命を軽く見ていた大人 たちに目を覚まして欲しいと思います。  いじめられている君の親へ いじめをしている君の親へ いじめを見ている君の親へ       命のメッセージが届きますように。全ては大人の問題なのですから。

6月18日付けの日経ビジネスに「早期退職の経済学」という特集がありました。もう3ヶ月も前のことですが大手企業が 続々とリストラをする現実を見ると他人事ではありません。6月の記事で一番重症だったのはNEC、次いでパナソニック そしてソニー、リコー、日立電線。プリンスホテル、メガネスーパー、近鉄百貨店など。今では、そこにシャープが 入ります。シャープは阿倍野の本社ビル・土地、亀山工場の土地と建物、そしてパイオニアの3千万株=時価64億円 に根抵当権が設定されていたという記事もありました。あのシャープが、ここまで来たかという思いです。これらの 大手企業には下請け業者が数知れず存在しますが、そこへの発注も激減しているので既に倒産してる会社は少なく ありません。日経ビジネスの特集では、日本の雇用者総数4918万人のうち約10%の465万人が実は社内失業者 であると言うのです。その中で早期退職したい人は1.2%だけ。だんだん暗くなるような話です。しかしこれが今の 日本の現実です。その中でお父さんたちは皆さん頑張ってます。世の中にはアーリーリタイヤ(早期引退)を選択する 人もいるでしょう。働かないで好き勝手するなんてうらやましい限りですが、45歳から働かずに人並みの生活を送って 80歳まで生きるとすると約1億500万円が必要です。これは1ヶ月25万円で生活したとする場合です。年金が出れば 7800万円。しかし住宅ローンや教育費が必要なので、やはり約1億円は必要なのです。これはご主人だけの問題 ではありません。結婚式で「幸せにするよ」と約束したのであれば、その約束を果たさねばなりません。降格、出向、 転勤、転職、異動、自宅待機、窓際など、あらゆる試練を乗り越えねばならない世間のお父様方。頑張るしかありません。 結婚する時に言った奥様への約束は忘れてはなりませんから。 では 一体どうすればいいのでしょうか?  収入が減るのであれば、それ以上に支出を抑えること。家も変わる覚悟は当たり前。車売却も当たり前。何をどれくらい 減らせば貯金が出来るのか考えねばなりません。勇気を持って処分し復活に掛ける。そしてその復活の時をじっと待つ 力強さが心にあればいつでも太陽は輝いてくれることでしょう。私はそう信じたい。 ところが弱気になって、見栄を 張って生きていくと、ぬかるみに嵌ったように這い上ることは難しくなるように思えます。まるでぬかるみの世界です。  昔、太閤秀吉に使えていた商人に長年使えてくれた褒美に何かを上げるから好きなものを言いなさいと聞かれて 答えた言葉を思い出します。その商人、そろり新佐衛門は「これから1ヶ月間、毎日毎日太閤様のところに来ます。 そしたら前の日の倍のお金を下さい。今日はその最初なので1文、いただきとう御座います。」と言ったそうです。 秀吉もバカではありませんから早速、暗算して、256文までは勘定したようですが、たとえ30日間来たところで 大阪城には余るほどの小判があると鼻で笑って、その日は商人を帰したようです。翌日、そしてその次の日も、そのまた 次も秀吉は、澄ました顔で「こんなものでいいのかい?」と言いながらお金を渡されたそうです。でもそれで良かった のでしょうか? これは物理学の「はずみの原理曲線」と同じです。それは徐々に力を蓄えると、ある瞬間からその力は 巨大なものとなって発生すると言うものです。グラフ上に30日の目盛りを横軸に書いて縦軸に1文からの数字を書いて 行って前の日の倍、その倍というように書いていくと30日目の点がどこに来るでしょうか。28日目あたりからほぼ直角 に近いカーブが立ち上がり29日目、30日目は、用紙からはみ出てしまうかも知れません。このはずみの原理曲線の ことを大阪の商人が知っていたかはわかりませんが、秀吉は最後に手をついて謝って約束を反故にしてもらったよう です。このはずみの原理は潜在能力出現の原理と同じであるとも言われてます。コツコツ、コツコツ何かに集中して 行くと隠れていた自分の能力が出現するのと同じです。人生、生きているといろんなことがあります。しかしそれぞれに 正面から立ち向かって対処したら、あとは自分の人生を謳歌してみては如何でしょうか? 人生が長くなった今を どう生きるかは自分次第です。自分自身のペースで自分の人生をコツコツ歩むことが出来るのであれば途中で終わっても かまいません。潜在能力が100%出なくてもいいではないですか? 人生は旅なのですから。私たちは、もっと自分 らしい変わり者の人生を歩むことが出来るはずです。旅は、その途中が楽しいのです。貸しボート型の人生で後ろを 振り返りながら「あの時は良かったね、あそこが楽しかったね」と生きるのも人生ですが、モーターボートに乗って 常に前を向いて生きるのも人生。自由にコースを選び、人は人、自分は自分の人生を歩んで行くと決めて年を 取っていく人生もいい。今はそんな人生観が問われる時代になって来たようです。「もう40歳だから、もう45歳だから」 というのでは自分の可能性が塞がれてしまう気がします。ならば「まだ40歳、まだ50歳」と思って可能性を信じた 方がいい。すると目の前がどんどん開けていく感覚と自分の潜在能力がいくらでも湧き出る感覚が人生を楽しくして くれます。「まだまだ」、「まだまだ」と自分の死ぬ間際まで、自らの最も得意とすることへのあくなき挑戦を続けていく のもいい。一度しかない人生を悔いなき人生にするのは自分自身なのです。そして人生、今日が始まりなのですから。  シャープの抵当権の記事を眺めながら、こんな人生観を考えていました。

いい映画を見ました。と言っても18年前のもの。1994年のアメリカの映画「ショーシャンクの空に」を飛行機の中で観て スティーヴン・キングの小説を読んでみたくなりました。小説では『刑務所のリタ・ヘイワース』 (Rita Hayworth and Shawshank Redemption) と言って1982年に出版されたもの。 スティーヴン・キング氏は怪奇小説を多く書いてますが、 普通の小説もいいものがあります。「スタンド・バイ・ミー」、「グリーン・マイル」は映画にもなりました。 夏は読書、秋も 読書がいいです。これからの一人の時間を埋めるには、山ほどいい小説があって、私はそんな時間を持てることが幸せ なのです。 この土日は読書。それから空手。そして空手のご縁で知り合いになった方々とバーベキューでした。 午前中は稽古でみんなと汗を流し、午後は長津田の公園で、夏の暑い太陽の時をみんなと過ごせたことに感謝!感謝! そして、この場を作って頂いた石橋さん、小林さん、山本さんに感謝です。 「ショーシャンクの空に」のラストシーンは 青い海と青い空。 今日は、そんな青い空と緑の森に包まれた夏の午後を過ごしました。そんな一日に感謝の気持ち   が自然と湧いて来ました。有難う御座いました。

平安時代は「鳴くよ鶯平安京」ですから794年から「いい国作ろう鎌倉幕府」の1192年までの397年間。日本で一番 長い時代は江戸時代だったと思っている人が多いと思いますが江戸は関ヶ原の1600年の後の1603年に徳川家康 が征夷大将軍になってから慶応4年の1868年までの265年間です。その長い時代の間でも刀は自由に持つことが 出来て、小競り合いは少なくありませんでした。特に平安時代には多くの戦いがありました。しかし、250年、400年 という年月を経ると日本人は大きな戦いを行ない、新しい時代に入ります。幕末から明治維新を経て36年後には ロシアを相手に戦争をお越し、その33年後に日中戦争、その4年後に真珠湾攻撃。 明治維新からの70年で多く の戦争を経験し、その後の4年で膨張したものが一気にしぼむような敗戦を経験したのです。 今、日本は女性が 強い時代です。世の中、その方がいいように思えます。女性が主導権を握ると こういう戦いは起こりにくいのかも しれません。イギリスの女王陛下しかり、そういう社会の在り方が望ましいと思います。ただし日本人には日本人 固有のDNAがあります。韓国や中国の人のDNAとは違う構成であることも分かって来ています。欧米人には理解 しがたい風習や文化が日本にはあり、「美を愛し菊作りに秘術を尽くす一方では、力を崇拝し、最高の栄誉を与える 民族で義理・恩・恥の文化を作っている」と欧米人には映るようです。日本人は我慢をして忍耐強い民族。それが いいところでもあり、それが爆発すると手におえない民族になってしまうのかもしれません。70年周期、250年周期 、400年周期で大きな爆発が起こって戦いに入ります。まるで日本列島に起こった大地震の周期のようです。 では次はいつになるのでしょう? それは全くわかりません。 が、しかし、女性社会が続くか否かにかかって いるのではないかと感じます。過去を振り返ると、日本は男性社会で歯止めが利かなくなって戦いに突き進ん でしまう傾向にありました。それを戒めるのは女性。今の日本はそういう社内に移行しつつあるので、それは それでいいように思えます。アニマル浜口さんも歯が立たないのは奥さん。あの奥さんがいるから旦那さんも 元気にしていられるのでしょう。それでいい。それがいい。8月15日の終戦記念日を迎えてそんな事を思いました。

今日の朝日新聞でいじめの連載が終わりました。 どうしたものかと思える意見・コメントがあって読んでもしようのない ものかと思っていると中には読むに値するコメントもありました。それぞれ34人一人一人の思いなのでしょう。中でも 面白いと思えたのは昨日の姜 尚中さんと、今日の春名風花さん。春名さんは小学校6年生。しかし文章はとても小学生 のものとは思えません。おかあさんが書いてるのかもしれませんが、たとえそうだとしても、書いてることに共感できます。 「いじめる子供はいじめているとは思ってません。自分より弱いおもちゃで遊んでるだけです」。これは春名さんの言葉。 その通りだと思います。 だからいじめはなくなりません。今回連載に協力された多くの方は大人目線でいじめを見てます。 経済学者は経済学者らしく。しかし難しくて分かりにくいので心に響きません。その他の方も過去の自分を振り返り「自分も いじめられていた」という経験を書いてますが、みなさん著名人です。成功してる人の目線で問題を考えているので、 こうすればいいのにという書き方で終わってます。実際には現場はどうなってるのでしょうか。 その現場はその現場 なりの問題があり、千差万別です。個別の捉え方しか通じないでしょう。決して、34名の著名人のコメントが意味を なさないのではありませんが、ただ明確なのは、いじめはなくならないということです。日本以外ではもっとキツイ 差別に遭うでしょう。人間である以上どこにいってもいじめ、差別はついて回るということを忘れてはなりません。 しかし日本人は、決まって「いじめをなくそう」と言います。それはあり得ません。 朝の満員電車に乗ろうとして、ちょっとした隙間を見つけて足を入れると乗客たちの迷惑そうな視線を受けます。しかし 乗ってしまうとこっちのもの。そこで今度は、更に押し込んで乗り込もうとする人が来ると迷惑そうな顔になる自分が います。もう入って来るなという具合です。自分が今、無理やり入って来たのに手のひらを反して入って来るなという 心理は、余裕がない社会では消えることはありません。今の日本、そしてアジア各地は発展しようと躍起になって ます。自分が活きる為に余裕がない生き方をしている人が増えているかもしれません。特に勝ち上がること・のし上がる ことを夢見ている家族には勝って行くための生き方が備わってきます。 いじめは日本でも外国でもなくなりはしません。 日本人は戦いが好きな民族です。もう1400年ちかく戦争をし続けて来ました。こんな小さな島国なのに韓国、中国、 そしてフィリピン、シンガポール、サイパンなどアジアの多くの地域を自分のものにしようとして来た特殊な民族です。 ところが、この戦いが好きな民族の過去67年間は、めずらしく、その片鱗も見かけることがなくなりました。しかし、 いずれ日本人は、また同じようなことを繰り返すでしょう。むしろ、このまま日本は戦争をしないと推測する方に無理が 生じるくらいです。この67年間で日本は平和になり豊かになりましたが、燻ぶってるものはいじめという形で現れてい ます。それは小学生だけでなく、その先の中学校、高校、大学、そして一般社会でもいじめはなくなりません。それを 意識しないと「逃げて下さい」という一時しのぎの軽い言葉で終えることになるのでしょう。クールジャパンという番組の 司会者でもある鴻上さんは、いじめを受けてる子供に「逃げて下さい」と以前テレビで訴えてましたが、表面だけの言葉 のように思えてなりません。 今の日本社会には、どの年代でもいじめは消えることはありません。社会に出るともっと 陰湿かもしれません。ならばそれを乗り越え、打ち勝つしかありません。逃げてばかりいても何処かでもう逃げられない 場面が出てきてしまうはずだから、正直に受け止めるしかありません。子供には親がいますから、親が一つ一つの 出来事を見逃さず、また子供の心を見抜いて、子供のちょっとした変化を感じ取ることから始めるしかありません。 何か違いがあるとわかれば体を張って出るのは親の役目です。相手が強いと分かったとしても自分の子供を守る為 に戦うのは親の役目です。動物の親子と同じです。この社会をすぐに変えることが出来ない以上、親が子供を守るしか ありません。心から子供を大切に思うなら「逃げて」などと決して考えてはなりません。逃げても逃げても同じ場面に、 いずれ出くわすことになるだけですから。親には責任があります。強そうな相手に体を張れる度胸が親にあって欲しい ものです。その後ろ姿を見た子供たちは親を尊敬し、世の中の秩序を見出すはずです。これが大事だと思うのです。

これから30分、あなたの目はあなたの肉体を離れ、この不思議な空間に入っていくのです。――― 石坂浩二の ナレーションが好きで毎週日曜の19時からこの番組を見てました。子供心に、このオープニングも、その番組の内容 も幼稚な怪獣ものじゃない怖さがあって、兄と二人で見てました。その続編が47年ぶりに「ネオ・ウルトラQ」として  来年見ることが出来るのは楽しみです。しかし、ちょうど半年前に飲み会をしてる時に、ある方が「昔は怖い番組が いっぱいあったのに最近は、そういうものがなくなった」と言うのです。私は「子供の頃はどんなものでも怖く見える ものだけど、昔のウルトラQは怖かった~。」としゃべっていたばかりだったので、嬉しい限りです。 飛行機に乗ると 映画を見ますが私が好きなのは「寅さんシリーズ」。 何だか微妙な泣き笑いのセンスが好きなんです。さくらと おばちゃんと、おじちゃんとタコ社長を見たくて起承転結が分かっているのに見たくなります。水戸黄門のように段取り は、見てる人も分かってはいるけど見たくなるものなのです。 今日はオリンピックの女子マラソンを期待してたのに 途中からメダルどころではない状況に。 面白くないので番組を変えたら、ちょうど寅さんがやっていました。それも オリンピックの真っ只中にです。 しかしこういう興奮と落胆を繰り返す毎日には意外と新鮮で、しばしの休息感を味わう ことが出来ました。女子マラソンの裏番組に、敢えて、これを持ってきたのだとしたらテレビ東京の番組編成委員には 座布団2枚あげたいところです。渥美清さんの命日は8月4日。女子マラソンは8月5日の夜6時半スタート。寅さんの 番組は8月5日の夜8時から。ちょうど日本選手がトップ集団から遅れだしてきたころでした。 この渥美清さんの17回忌 の番組は女子マラソンが好成績を残さないと見切って何時ころがちょうどいいのか考えたのでしょう。 たしかに今の マラソンは日本のお家芸でもなく、アフリカ勢のタイムからすると男子も女子もメダルは程遠いものです。もう次元が 違うレベルですからしようがありません。   ファーイーストにジャパンという国があると言うのはイギリスの子供も知ってるようですが、こんなにサッカーにスピード 感があって連係が上手いとは思ってなかったでしょう。イギリスから見ると韓国も中国も、北朝鮮も、そして日本も皆、 同じ東アジアの国で黄色人種に過ぎません。日本人がケニアとエチオピアの違いが判らないのと同じです。今日の 女子マラソンもメダルを取ったのはケニアか、エチオピアの方で、似たような顔と体型をされてました。名前も聞きなれ ないので覚えにくく、地図を見ても国の場所を指さすことも出来ません。まるで山陰の鳥取と島根のようなイメージです。 

金曜の夜は気が緩み朝方までオリンピックを見てしまいました。なでしこは本当に力があるんだなと思いながらブラジル 戦を見てると、押されてるのに勝ってしまう強いチームの戦い方をしてました。そんな「なでしこが決勝まで行く」と2か月前 に言っていたのは占い師の魚ちゃんという韓国人の女性。 それからスペインの占い師も一か月程前に「なでしこは金メダル を取る」と言ってました。 こういう占い師の言うことは、その結果がどうであったか照らし合わせて視ないと信用できません。 その人たちに日本の柔道男子を占ってもらっていて今回の状況を言い当てていたなら信憑性も出てきたでしょう。なでしこは、 果たして決勝まで行くのか? また優勝するのか? 占い師の占った結果を心待ちにしてみるのも面白いです。 守護霊が伝えてくれるという方もいました。確かにそういう方もいるのでしょう。しかし、世の中にまやかしもありますから それを見極める眼が、視て貰う側には必要かもしれません。 私も過去マカオのルーレットで「次に来る数字を神頼み」 しましたが、悉くはずれました。ちょうどその後です、大王製紙の御曹司がマカオに通いだしたのは。確率で見ると全てが 負けることになるので、私は自然の摂理どおりに負けたという訳です。しかし占いでなでしこが優勝すると言うなら 金メダルオッズでここに掛けるべきです。ブックメーカーのスポーツベッティングはスポーツを1000倍おもしろくする というもの。しかし絶対間違いなしと言われた柔道日本はブックメーカーオッズで1.2~1.5倍くらいと圧倒的でしたが 勝負はやってみないとわかりません。今、日本人の多くは純粋に勝ち負けで一喜一憂しているでしょう。しかし海外では 番狂わせを喜びます。オッズがあるからです。こんなオッズの番狂わせも吹っ飛ばす勢いがないと金メダル最有力も そのとおりには行かないのでしょう。いろんな思惑、いろんな作用、いろんな賭けてる人達の思いがその場に交錯している からいつもどおりに行かないのかもしれません。特に個人種目は多くの人の感情の高ぶりが起こす感情の台風の中で一人 で競技をするようなもの。 内村選手のあん馬は普通ならあり得ません。背中を押してもらえる人と、足を引っ張られる人。  +と-がいつもより、大きくぶれるという状態なのでしょう。そんな中で平常心を保つのは至難の業。金メダル候補が金メダル を取るのはそれほど難しいのでしょう。そんな勝手な想像で、番狂わせを自分なりに楽しんでオリンピックを見ています。 しかし、なでしこは本当にスペイン人の占い師の言うとおりに金メダルを取るのでしょうか? もし、取ったら何故それが 分かったのか聞いてみたいものです。ただ、スペインの何処にいる誰だったか覚えてませんから、身近なところで新大久保 にいる魚ちゃんに聞くしかありません。準決勝はなでしこが全く勝ち目のないフランス。到底決勝に行けるとは思えませんが。  私は占いというものを信じてませんから、占いが外れて欲しい気持ち半分、なでしこが勝って決勝に行って欲しい気持ち半分。  占いどおりに行くか、そうでないかは、8月6日 3時にわかります。

極真の試合は顔面へのパンチや急所への蹴りなどは禁じ手になってます。しかしそれ以外は実際に当てます。ですから 稽古では、どこを、どうすれば、人を倒すことが出来るのかを研究します。実際に日常生活で人を倒す為ではありませんが 実践で通用しない突きや蹴りをいくら練習で繰り返しても意味がありません。突き一発で倒せる自信があれば、また蹴り一発 で自分より大きな相手を倒せる自信があるだけで、どんな場面に出くわしても冷静でいられるのです。極真カラテは弱い人が 強くなるために習得する技です。最初は弱い人でも繰り返し繰り返し極真の基本を稽古し、型を稽古し、それをスパーリング で活かしていく中で自分でも想像できないほど強い人間に成長していきます。また逆に言うと、試合で強い選手ほど基本が 出来ているということです。基本が出来て、その応用に入るという過程がないと強くなりません。強いということは、もちろん 攻めも上手いのですが、それ以上に守りが上手いということです。相手の強い蹴りやパンチをさばいて、攻めに転じること が出来れば相手に勝てます。蝶のように舞って蜂のように刺すのはボクシングも空手も同じこと。それが出来るには基本。 基本が出来てないと我流の形になり、いくらやっても上達せず、スパーリングで余裕を持てなくなります。基本をマスター して相手の攻撃を自由にさばけるようになればミット稽古が活きてきます。 このことは極真の試合を見に行けばわかる ことです。いつか稽古に来てる子供達を極真の試合に連れて行ってあげようと思います。小さい人が大きな人の重い蹴り やパンチを受けながら起死回生の上段蹴りで相手を倒すシーンはよく見ます。しかしパソコンの動画ではなく試合会場で 見る極真の試合は迫力が違います。上手い組手をする人の余裕ある姿に刺激を受けるでしょう。身体の大小は関係あり ません。余裕あるカラテに大事なのは基本のマスターなのです。子供たちに基本を伝えるのは大変難しいことですが、 辛抱強くやっていくしかありません。繰り返し繰り返しやる過程が人を変えると信じて、そして子供達が一つ一つの峠を 越えられるよう見守って行こうと思います。時には厳しく、時には優しく。子供たちに何かを残して行きたいといつも思い ながら指導をしてます。そう思って今日もみすずが丘に行きましたら、稽古の前にある子供からおみやげをもらいました。 沖縄の「星の砂」。 何だか気持ちが嬉しかったです。この子達が成人するころには空手はオリンピック種目になっている でしょう。空手は世界的に広がっているのですが柔道と違って、寸止め空手や直接打撃系、また極真も松井派、浜井派、 新極真、連合会など多岐に分かれているのが実態です。それが昨年あたりからJKJO、新極真を中心に一つにまとまる 動きが出てきたのです。 今、ロンドンではオリンピックが開かれてます。 いつの日にか空手がオリンピック種目に なればと思いまがら見てました。それを目指すくらいに努力していたら、「いじめ」という言葉とは無縁の環境になっている はず。目標がある人には「いじめ」という寄り道もなくなるのでしょう。 環境は自分で創るもの。そして過去は変えられない けれども明日は自分の思い通りに方向転換が出来ます。そんなことが注目もされてなかった日本の男子サッカーに見る ことが出来ました。優勝候補のスペインを切り崩し、予選も突破。日本の若者の突破力と荒削りさが妙に新鮮で、何かを 成し遂げそうな予感が湧いて来ました。 そういう若者たちの物怖じしない度胸に、人知れず努力した結果が備わった瞬間 、何かがはじけて奇跡が起きるように思えます。 逆に金メダル確実と言われる人たちが早々に負ける試合を女子柔道に 見ました。相手を見すぎて攻めが一歩遅く、何もはじけるものもない。そんな試合でした。力負けと言えるかもしれません。 捨て身になっていない行儀の良さに奇跡は無縁なので何となく試合前に本人たちは何かを感じているはずです。  「いっちょやってみるか」という奇跡の予感なのか、ただ漠然とした空回り感なのか。 日本の若者には綺麗ごとや 行儀の良さよりも 荒削りな度胸を見たい。 サッカー男子には迷いはなく、2日目までの柔道女子二人には迷いが あったかも。 オリンピックは心の迷いを規準に見てみると勝敗の予想は外れないかもしれません。 明日を信じて 活きる人。奇跡の予感の人。世界を食ってしまう番狂わせの人。見せて欲しい。 そんな物怖じしない姿を!!!

社会に出て30年。日本国内でもいろんな場所を訪れました。思えば行ったことのないのは北海道と沖縄だけ。あとは すべて訪れましたのですが、行く先々で不思議なことに、初めて訪れた場所の方々でも以前にお会いしたような馴染み のある感覚、風貌などに出くわすことがあります。これを前世記憶という方もいるのでしょう。しかし私自身はいつも、 それは単純に当然のことと割り切って見ているのです。 日本の歴史を見ると約1000年前に源氏物語が出来たこと は周知の事実です。しかし、この1000年というのが自分から数えて何世代前の人が生きた時代かと考えると 約40世代前。これは1世代を約25年と計算し100年で4世代という計算から出たものです。 そうすると自分の 1世代前の人数は両親だけなので2名、2世代前は4名、そして3世代では8名、100年の4世代前は16名という 具合に私が生まれるに至る過程で関わった人数はネズミ算的に増える訳です。そうすると40世代前の人数は 8兆7960億人となってしまいます。 当然日本の人口は、平安時代では550万人~650万人しかいませんから、 日本国内で何度も混ざり合った血縁の中で今の自分がいるということが分かります。 ということはDNAの形が近い 人も当然日本の中でも多数いるということになるのだろうと、勝手な個人的理論を作り上げて、先ほどの「馴染みの ある風貌」に対して、安易な納得を加えているのです。 日本は鎌倉時代でも684万人、関ケ原の戦いの時でも 1227万人、享保の改革の時代でも人口は3128万人。多少人口が増えたと想える明治でも3330万人ほど。 それが第2次世界大戦の時は8390万人に増え、今は1億2千万人。 それが今を境に日本の人口は減るという 予測があります。2030年では1億1千5百万人、2050年では9515万人になるらしいです。   「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しく とどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」  1212年のこの文章は、ちょうど33世代前 の方が書かれたもので、当時の日本がどんな国であったのか薄っすらと見えて来くる書物です。 夏の夜空を見なが らの読書の時間が、ちょっとした空想の時間にもなり、その当時に生きていた方の血が今の自分にも受け継がれている という奇跡に近い事実にも辿り着いたりも致しました。 しかし大事なのはこれから先の事。 2030年は今の小学1年生 が25歳の時です。このHPの写真の子供達がちょうど社会に出だした頃。そして2050年は、その子供達が45歳の時。 日本は少子高齢化真っ只中。いったいどんな社会になっているやら全く想像もつきませんが、よりよい日本であることを 願うばかりです。なでしこの初戦を見ながら、そんな空想をしていたら気が付けば3時。今朝は少々つらい朝になりました。

「弱い者をいじめることは人間として絶対に許されない。いじめる側が悪い。また、いじめを傍観したり   する行為も同様に許されない」というのが文部科学省の見解。それを子供たちと保護者に徹底させる   ことが必要だというのです。また学校の断固とした姿勢も必要だということも書いてありました。いじめ   は決して許さないという断固とした姿勢を学校が示し、場合よっては停学などの厳しい措置をとること   を知らせることが必要だというのですが、私にはこのような第三者的な言い方は大津教育委員会の   対応と大差ないように感じられました。公に省の見解を提示するとなると、このような表現になるのも   、やむを得ないのでしょうが。 しかし、学校の教育現場で、そういう対応があったとしたら、現場の   改善には至らないように感じます。子供たちに距離感がある言い方では何も解決は出来ません。    全ては自分の子供に対するのと同じです。目を看て褒めて、やらせて、また褒める。   泣くこともあるでしょう。でも出来ないことを何度もやらせて、また褒めてあげます。子供の純真な   気持ちは目に現れているから私もあきらめず、そうし続けます。もちろん文部省や学校が唱える    建前に異論がある訳ではありません。 しかし大事なのは、子どもの名前を呼んで、目を看て、    語りかけること。そういうことを繰り返す中で、次第に微かな灯りが見えてくるように思えるのです。    子供たちに空手を教えながら心の目を看るようにしているとかなり疲れを感じる時があります。    幼稚園から小学校低学年の子供たちが集中出来るのは、せいぜい30分くらい。 それはどんな   子供でも同じです。 そういう子供たちを飽きさせず、しかも自信をつけさせるように時間を使うには   、工夫が必要になってきます。一人一人の顔色と目と動作を看ながら気持ちを感じて、それに応えて   行く訳ですから、気を抜くことはできないのです。    稽古の最後には 道場訓を唱和して黙想をします。私はこの時間が一番好きです。黙想の時の一瞬   の静寂。汗が静かに伝わる時間。心が満足する時間。道場訓の唱和から、ほんの2-3分の時間の   為に、昔から稽古に参加してました。 仮病で休もうとした時でも勇気を出して稽古に出た時などは、   この最後の静寂の中の黙想で、いつも心の垢が落ちたように感じました。 まだわからないと思い    ますが、いつの日か子供達にも、そのことを感じて欲しいと思っています。 今日もこれで貴重な   1日を終えることが出来たという実感が子供たちの心で感じられる頃には、いじめられた思いは、    頭から消えているでしょう。そして子供の成長を感じられるのは、たぶんその頃からだと思うのです。

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