横浜市青葉区の空手教室、青葉極真空手クラブ 極真会館 横浜田中道場。しつけ・礼儀・護身術など。子供から一般・シニアまで通って頂けます。あざみ野、たまプラーザ、江田

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地獄の研修なる管理者養成学校が今だに盛況であったとは驚いた。 確かに羞恥心を失くすことは


大事かもしれないし、そのような2週間くらいの宿泊研修も価値はあるのでしょう。 しかし如何にも


日本的な研修であることは間違いない。 外国人が見たらそう思うだろうし、大日本帝国が復活


すると思うかもしれない。 はっきり言って、こういう研修成果は一時的なものであって、本人


の行動を変え社業発展につながるとは到底思えないのです。 もうそういう時代ではないのではないか?


多くの場合戦略や、マーケティングに長けていないと企業の発展は見えてこない。 そこに根性とか意気込み


だけでは立ち向かえないものがあるのです。 もちろん「思い」は大事。「目標設定」も。しかし駅前で大声で訓練歌を


歌わされている姿は時代錯誤だと思えてしまう。 個人的には見るに堪えない後継です。 


まるで35年前に在籍していた大学の空手部そのもの。 ちょうどその光景を見ていて当時の空手部の良くない風習を


思い出しました。 昔は武道の名のもとの制裁や陰湿な下級生へのしごきなど日常茶飯事。 しかし私はそういうものは


好きではありません。 いや、虫唾が走るほど。 それは下級生の時も上になった時も決して、いいものではないと


肌で感じていました。 だから自分が上になった時には下の人よりも上にいる人が厳しい練習をするように変えていました。 


ところが1年生の頃はそれがまるで逆で、そういう間違った文化が世間に蔓延っていましたた。 この地獄の特訓にも


いい点もあるのでしょうが個人的には受け入れ難い思いが先に立ってしまいます。 


そんな中、2013年12月20日の新聞に96歳になる版画家の浜田知明さんの記事が載っていました。


「戦争を知らない世代の一部の人達の中から、最近勇ましい言葉が聞かれるようになった。出兵

して行った兵士達と白木の箱に納まり戦友の腕に抱かれて帰って来た英霊達の姿がまだ残って

いるのに、、という一文がいま改めて心に響きます。最近の日本は戦前を想起させる空気に急速に

傾いています。権力を握った政治家は思い通りの国を創ろうとする。本来はまず国民があって

国つくりをすべきなのに、今は国ありきで、そこに国民をはめ込もうとしている。非常に危ない気

がします」


また以前、「日本には武士道の伝統があり明治以降も立派な軍人がいた。その日本軍が残虐なことを


したはずがない」 という主旨の年配女性の投書が新聞に載っていました。何という勝手な思い込みと


甚だしい誤解で固められていることか。 


何だかキナ臭いにおいがする、変な方向に、世の中が向いてきているように思われてなりません。


過去、何度も戦いを繰り返して来た日本人がこの先、永遠に戦争をしないとは言いにくい。 必ずやどこかで日本人は


戦争に手を染めるのだろう。 長らく戦いをしなかったのは江戸時代くらいなもので、その前後は50年くらいのスパンで


戦いを繰り返してきた歴史がある。 それを我々日本人はDNAの中に仕舞い込んでいる。 ただ2020年までは


大丈夫。 世界の目を引く催しがあるうちは偏った動きは取れないもの。むしろその晴れやかな催しのあとが


心許無く思えます。 時は粛々と流れ十年一日のごとく年月は過ぎて行く。 そして川の流れに逆らわず精一杯毎日を


生きてゆけば、これが杞人の憂いかどうかは、いずれ分かるのでしょう。

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