横浜市青葉区の空手教室、青葉極真空手クラブ 極真会館 横浜田中道場。しつけ・礼儀・護身術など。子供から一般・シニアまで通って頂けます。あざみ野、たまプラーザ、江田

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何の為に空手をするんだろう。 そしてスパーリングは何のためにするんだろう。 好んでこんなことをしなくても


暮らして行けるはずだし、家の事や仕事の事にもっと時間を取った方がいいんじゃないかと思う人もいるでしょう。 


健康の為、子供に身をもって生き様を見せる教育の為、女性であればダイエットと運動不足解消の為。 


子供には礼儀を学ばせ、落ち着きを持たせる為。 全てはそこから始まる。 それはそれでいい。 


但し、極真空手の道場に通う以上、強く成りたいと言う純粋な気持ちがなければならないと思います。 


今の自分を変えたい。将来の自分の為に。我が子を変えたい。我が子が出くわすであろう困難をいつの日にか


子供達が乗り越える為に「心を鍛える」。 それがこの道場の意義。 ですから決して肩で風切る勇ましさを良し


とせず、むしろ弱弱しい風貌で見るからに頼りない人柄で結構。 心の強さとは外見ではわからない。 


日常の生活の中でにじみ出る生き様なのだから。 


雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダを持って、 東ニ病気ノコドモアレバ  

 

行ッテ看病シテヤリ  西ニツカレタ母アレバ  行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ  南ニ死ニサウナ人アレバ  

 

行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ  北ニケンクヮヤソショウガアレバ  ツマラナイカラヤメロトイゥ  

 

ミンナニデクノボートヨバレ  ホメラレモセズ  クニモサレズ、、、、 。  

 

雨が降ったから、、、風が強いから、、、多くの場合、そういう事情を見つけ出しては、安きに流れるのが世の常。

 

だから私は、この宮沢賢治の心を大事にしたい。 的を外していない生き方だと思う。

   

極真ではスパーリングもあれば基本稽古も移動も、型もある。 そして型を極めることも大事。 しかし極真から


切っても切り離せないものはスパーリング。 このスパーリングは誰しも怖い。 みんな同じように恐怖を感じ、


みんな同じように追いつめられる。 自分と同じくらいか、自分よりも強い人の蹴りやパンチがいつも心をかすめ


逃げたくなる。黒帯の人でも白帯の頃があり、みんな同じ思いを抱いていたはず。オレンジ帯の頃には黒帯とは


ほど遠い存在のように思えるもの。 青帯になると黄色帯の人が上手く、強く壁になってくる。 黄色になると緑帯


の人が途轍もなく強く思える。 しかし緑帯になってみると逆に黄、青に強い人がいることに脅かされる。 だから稽古


に励まざるを得なくなる。 そして一日一日を積み重ねていると茶帯に成る。 茶帯になると茶帯はその道場の看板


であることに気付く。 その時から恥ずかしいことは出来ないと自らを叱咤激励するようになる。 黒帯の先輩を手本


に一から基本を見直すようにもなる。 決して飾ってなんかいられない。 そんな余裕はない。 自分が下手に


思えて、後輩よりも劣って見える。 何をやっても、いくら叱咤激励して励んでみても、前に進まず後退しているように


思える。 そんな頃に「黒帯の審査を受けなさい」と声がかかる。 そういう弱さを知る過程を経なければ前に進んでは

 

いけないのではないだろうか。 悩んで、落ち込んでみなければならない時期がある。 優等生が逆境に弱いのは、

 

この過程を経験しないからだろう。 雑草の強さは、一旦踏みにじられる過程に耐えて生き延びるところにある。


他の色に染まらない黒色の帯を締めるとは、正に、そういうことではないかと思う。


振り返ると怖さが自分を創り、 怖さに慣れ、 怖さを楽しむ自分がいる。  人生、そのものではないだろうか。

 
緊張感や恐怖感を味わい、そこから逃げられない所に自分を置いてみて、自分の心を洗いざらいさらけ出す。 


人と叩き合い蹴り合ってのみ真の痛みを知ることが出来る。 そして自分が痛みを知ってこそ人の痛みを知る


ことが出来る。  道場とは人生の厳しさを学び、その厳しさから逃げず勝ち抜いて行く力を養う場所。


悔し涙は尊いもの。 人の為に流す涙は暖かいもの。  そんな涙を大事にしたい。

 

夏の暑さの中に自分をさらけ出してみる価値はそこにある。  

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