6月 2019

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今日は東戸塚で試合でした。12名が参加し8名が入賞。北島先生、奥様、そして 武蹴会館のスタッフの方々に感謝です。参加させて頂き有難うございました。 今日はみんなよく頑張った。そして入賞できなかった子供達も惜しい惜敗ばかり。 みんなよく頑張りました。緊張の中よく自分の持てる力を出し切ったと思います。 勝って涙。負けて涙。君達の涙は心が綺麗な証拠。      ギリギリのところで頑張れたから涙が出るんだ。 ギリギリの練習に耐えてきたから涙が出るんだ。 ギリギリのところで相手に旗が上がってしまったから涙が出るんだ。 ギリギリの事を何度も経験しているとやがて君達自身が知らない本当の力が出てくる。 それが潜在能力というもの。私にとって勝ち負けは関係ない。子供達に「君達は偉大だ」 ということを伝えてあげられたらそれでいい。潜在能力というものが自分にあると いう事を身をもって経験してくれたらそれでいい。 そのために試合に参加してみるのは いいものだ。 但し試合ばかりに目が向いては困ります。あくまで子供達は勉強が第1。 試合を通じて自分の隠された能力を知るのはその次。今日、入賞が出来なかった子供達にも 成長の痕跡と潜在能力の可能性を診る事が出来たのは大変嬉しい限り。次に期待だ。 この試合が行われている間もいつもと変わらない稽古は朝から4か所で行われていました。 試合が終わって急いで夕方のクラスに顔を出してみると試合メンバーのうち何人かは私より先に 戻ってきていて稽古に参加してました。あ、先を越された。 そうだこれが強くなるコツ。偉い。

私は占いは信じない。   占いを生業にしている方々に人知れぬ能力があるというなら卑劣な犯行から   人を守れないものかといつも思う。 ただ「明日、そこに行くなよ」とさえ   言えばいい。少しの時をずらして、その日、その時刻に、その場に出くわさない   ようにと言えばいい。しかし、私はまだそんな超能力者に出くわしたことがない。   目に入れても痛くない一人娘を守るのは学校の責任ではない。海外では   親が必ず送り迎えをして子を護っている。日本は長い平和の中にあって大事な   ことを怠っている。誰だって後ろから刺されたら防御なんて出来やしない。   無防備な子供達を何故守れなかったと学校側に、そして国や自治体に吠えるのは   御門違いも甚だしい。   ただ、その時間に、その場所に居なければいい。   靴の紐が何度やっても上手く結べない。   家を出たあとに忘れ物に気付いて、また家に戻る。   本人には分からなくてもそれが予知能力というものだ。   空手の稽古だけでは自分の身を守れないかもしれない。   包丁4本に立ち向かうには素手ではどうしようもない。   稽古の後には毎回、子供達の頭を撫でながら神に委ねている。   赤信号が、靴の紐が、忘れ物が、この子らを救え。   何があるか分からないのが人生ならば魔法の時をこの子らに教え給え。

今日は3カ所で71名の昇級審査会を行いました。 GWの後だけに参加者は少ない。 そして黒帯の数名には、審査会のお手伝いをやってもらいましたが、すすき野では その中の中学生の黒帯に大変厳しく叱りました。 中学生で黒帯であるにも関わらず 審査会の当日に挨拶をせず体育館で遊び出す。「蟻の一穴天下の破れ」にもなると 思い、厳しく注意をしたものだから、すすき野クラスの審査会は大変緊張感のある 審査会になりました。スパーリングも強くなり、背丈も大人の人達と変わらなく なってくる。そこで中学生で黒帯ともなると知らず知らず天狗の鼻が伸びて家では 親御さんも手におえなくなってしまい、好き放題の暴れん坊中学生が出来上がって しまうという訳です。しかしここではそれを放置しません。中学生、高校生で スパーリングが強くなってくるメンバーこそ挨拶、礼儀、返事が必要で、それを 疎かにする生徒には、それを分からせることからやらねばならないと思っています。 優しいことイコール、何も言わない。と言うのではなく、その子の未来を真剣に 考えるならば将来、道を外さないように背筋に真っ直ぐの棒を通してあげないと ならないと思ってます。こちらも真剣です。大事な時期の生徒だからこそ真剣。 今日は60歳台の方々も数名、真剣に審査を受けておられ、幼稚園児と小学生達も いつもにも増して真剣な眼差しで背筋を正した時間だったと思います。  

世の中には心の余裕がある人とない人がいます。 予定外のことが起こると   自分がどちらなのかが分かります。余裕のある人は予定通りに行かないこと   を想定しているのでしょう。あらかじめミスショットを予定の中に盛り込んで   いるということ。しかし、そうでない人はナイスショットだけを期待するので   落胆してしまうのかもしれません。人は完璧ではないし、物事は自分の思い   通りに行った試しがない。そう思って下りのエスカレーターを登るしかあり   ません。いずれ上りのエスカレーターに出くわすこともあるから、下りの   エスカレーターに慣れていることで、その分大きく飛躍出来ると信じよう。 人生は本当に思い通りには行きません。 だから面白い。   いつも思った通りに行く訳ないから、独自の頭を使って準備し、行動して   みよう。そうすると何だかひょっこりチャンスが現れてくるように思えます。

中国、明の時代に袁了凡(えんりょうぼん)という人が自分の運命を変えた実践方法   を息子のために書き残した「陰隲録(いんしつろく)」という書物があります。   私が空手クラブを立ち上げようとした時に、この運命を変える方法なるものが本当ならば   この私でも空手クラブを繁栄させることができるかもしれない。嘘か真か一度試してみようと   思ったのが2012年4月でした。しかし、うまくいきません。初めの3ヶ月は閑古鳥がなき   やっぱり無理だとあきらめムード満載。早めにやめた方が傷は浅いと思いました。   しかし、陰隲録を思い出し、あと少しやってみようか、あと1か月、と続けていくうちに   徐々に人が増えはじめ、能力の欠ける点はそれを補う人にも恵まれ大きな流れを創って   きたように感じます。今日は「令和初日」。初心に立ち返り、再び陰隲録を読み返してみました。   この文章はなかなか難しいので、あらすじを書いておきます。嘘か真か、皆様の人生でも試す   ことは出来ます。 私はこのポイントを、かいつまんで子供達にも伝えて来ています。   その答えは10年後に分かるはずです。   ある時、慈雲寺で仙人のような孔という老人に出逢った。孔老人は 「あなたは官吏になる   はずの人なのにどうして医学を学んでいるのか」と尋ねた。袁了凡が経緯を話すと孔老人は   「私は易学を使うが、あなたに会う為に遙々と来た。 どこか泊まる所はないか」と云うので   袁了凡は孔老人を家へ連れ帰った。孔老人は袁了凡の一生の吉凶を占って「何時の何の   試験は何番目で合格する。何時の年に貢生の地位となり、何年後には四川省の長官になり   二年半で帰郷する。五十三歳の時、八月十四日丑の刻に座敷の表で一生を終わることとなろう。   子供はいない」と告げた。 その後、その占いの通りに試験に合格し、四川省の長官にもなって   しまうと袁了凡はそれぞれの事には時期というものがあるということを信じるようになり運命論者   になってしまったのである。そんな折に訪れたある禅寺での話が、こう続きます。   雲谷禅師は「私はお前を優れた人物であると思ったが、今の話を聞いてお前が凡人である   ことが分かった」と大笑いしながら云った。その後、袁了凡は雲谷禅師に諭され教えられながら   運命論者から転換をなすのであるが、日々に反省してみると猶、我が身には過ちが多くて悔やまれる   ことばかりであった。人の難儀を救おうとしながら心が籠もらず中途半端で終わったり、礼儀に   反することを言ってしまったり、或いは酒を飲まない時には堅固に身を保つことが出来ても   酒に酔うと気儘に振る舞ったり投げ遣りな行動をしたりなどということで折角努力に努力を重ねて   積んだ善事もこれらの過ちを差し引きすると後には幾らも残っていないのである。それでも一生懸命に   善事を積み重ね精進し、その結果、運命を変え、子供を授かり八十三歳まで生きた。」   という実録である。   運命はたしかにある。しかし「原因と結果の法則」もある。 いいことを積み重ねていたら、少しづつ   人生の運が啓けてくる。この令和という時代に今一度「立命」を意識して生きてみようと思っています。

4月〜5月にかけてホルモンバランスが崩れる人が多くなるので「駅のホームでは   端っこを歩くんじゃないよ」と言っていた矢先に、世間ではいろんな事故が   起きてしまいました。今日は神戸三ノ宮で市バスの事故でお二人の若い命が   犠牲になり、一昨日の19日には池袋で母子の尊い命が犠牲になってしまいました。   靴の紐が解けていて、それを結び直していたとしたら、事故のその時間から   ほんの少しズレていたのに。忘れ物を家に取りに戻っていたとしたら   その場に出くわさなかったのに。信号が赤で止まっていたら、、、。   日頃、面倒なことは実は意味が有ったんだとつくづく思います。 空手クラブに参加してくれている子供達、そして一緒に汗を流している大人の   方々にも、この先いろんな試練があるでしょう。しかし、人として正しい考え方   で一生懸命生きていくと、半年、1年、3年、5年という長さで捉えてみれば   きっといい方向に向かっていることに気付くはずです。   自分を信じて上を向いて歩いていこう。

京都の御所の裏にある大学を卒業して、もう37年に。    仕事はセラミックの会社で京都とは縁が切れず蒸し暑い山科の夏と   雪のお寺の美しさに触れながら時を過ごしていました。   狭い京都。暇を見つけてほとんどのお寺さんを見て回りました。   中でもダントツで怖かったのは曼殊院。 掛け軸のそばには「撮影厳禁」「撮影されますと差し障りあることが   おこることがあります。」と注意書きがあって、その掛け軸の独特の   雰囲気で鳥肌が立ったのを覚えています。   そして、癒されるのは北嵯峨のひっそりとたたずむ直指庵。   これが京都だと私は思っています。 静寂に包まれ時が止まったような本堂。机にはごく普通のA4ノートが   置かれているだけ。「想い出草ノート」と名づけられた白いページに   「そっとその意地を私に捨ててください。苦しむあなたを見ているのが   つらいのです」 誰の言葉か、心に沁みました。   京都にはこんな隠れた癒しがいくつもあります。京都は私が空手と出会った街。   剛柔流空手と極真空手を学んだ街。仕事をしながら空手を続けてきた街。   私の心のふるさと。またいつか行ってみたくなる街。意地を捨てなさいと   言ってくれる街。さて、肩の力を少し抜いて生きてみようか。

新一年生が学校にも、会社にも、どこでもあふれるこの季節。うちの子供達も職場が   代わり、ある意味一年生となっていて慌ただしいのです。次男は羽田空港に勤務し長男は   東京の大学病院から横浜市南区の病院に1年間勤務することになり部屋も代わりました。   まあ健康に留意して風邪など引かないで頑張って欲しい。私が風邪をひいた時に   「いい薬を送ってくれないか」と言うと、「風邪は薬では治らないし、薬は毒だから体に   入れない方がいい」と言うのです。「本当かい? お父さんは風邪を引いたらすぐ市販の薬   を飲むけど」と言うと、「まあ体力をつけておくのが一番いいから」とあっけない返事。   子供はいくつになっても子供だと思っていたら、いつのまにか一人前の事を言うように   なっていました。さてさて後期研修医の3年間を過ぎて、大学院に戻って4年間博士過程を   経て博士号を取るというのだけれど、手っ取り早く美容外科の病院に勤めるパターンもあるし   そしたらすぐに家も立ちお金も貯められるから「博士号なんか取らず市中病院に勤めて   Regno Clinic SBC銀座院の山口医師のようにやればどうなの?」というと。顔をしかめる。   循環器系内科医としていくらしい。お金を稼ぐことに執着した自分の言葉が恥ずかしくなった。   この空手クラブにも医学部を目指している子供が何人かいます。是非、文武両道を貫いて欲しい。   10時間の勉強に耐えられる体力と根気を身につけよう。  頑張れ 未来の医学部生達!

今日は坂本派主催の型大会が行われ、1人が優勝し2人が全国大会の出場権を獲得しました。 先週の組手試合で一般部女子が優勝、マスターズ男子が準優勝、一般男子初級と中学生 が3位入賞を獲得した後だけに、型でも成果を出してもらいたいと思っていました。 緊張感満載の中でよく頑張ったと思います。 組手で強い心を養い、型で粘り強い根気を養う。それが空手だよと常々、子供達に伝えて 来ました。毎日、学校から泣いて帰ってくる子供を救ってあげるのはママの役目かもしれ ないけれども、そこから這い上がるのはその子自身です。そんな子供達がモヤシのように 生きるのではなく、雑草のように生き抜く力を身に付けてくれるために、ナマハゲ役の 私も気を抜けません。空手を通じてあきらめない心、失敗してもへこたれない心を身に 付けて欲しい。人間は心で出来ている。心を鍛えれば食うに困らないのだ。 そんなことを思いながら今日も多くの子供達の頭を撫でていました。

今朝は朝5時に起床し千葉の空手グランプリ大会に向かいました。KWF日本代表   田中師範と浜井会長並びに浜井派、極真拳武会の先生方にご挨拶するだけで、   早々に横浜に戻り、青葉台クラス、すすき野クラスの指導に入りました。春休み   でも土日は5箇所で稽古を続けています。空手はマラソンと同じで毎日毎日の稽古   が大事だと言って来ているからには稽古指導を欠かす訳には参りません。   うちのメンバーの応援に付けず後ろ髪を引かれる思いで稽古指導を行ってました。   今日は千葉の大会に加え平塚の清武会トーナメントにもメンバーを参加させて   頂いてました。中でもマスターズⅡに参加した60歳 2級の男性が初戦で黒帯に   勝てたことは非常に価値があって多くのメンバーに夢を与える一戦ではなかった   かと思います。また一般男子初級で3位、中学軽量級男子で3位。それと今日は   なんと一般女子上級クラスで優勝者が出たのです。40歳を過ぎて2人の息子ちゃん   を育てているママがパンチと下段を効かせて勝ち進み決勝でも勝利をものにしました。 ちょうど、その平塚の試合の結果を聞いた頃、千葉グランプリ大会のマスターズ男子75kg以下でも   すすき野の二段が上段回し蹴りで一本勝ちを取り決勝へ。決勝は旗判定2:3で   惜しくも準優勝との連絡が入り、すぐに稽古中のメンバーにニュースを伝えました。   今日の試合を組んで頂けた清武会の皆様、KWF日本の千葉田中道場の皆様に感謝です。   それと千葉と平塚に別れて応援に駆けつけてくれた多くのメンバーに感謝です。   小さい人が大きい人に勝つ。これが極真空手。    いつまでも、あきらめない人でいて欲しい。今日は素晴らしい1日をありがとう。

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