一、準備運動
身体をほぐし、怪我のないよう10分~15分ほどかけて、しっかり柔軟運動を行います。その結果、子供たちは半年ほどで開脚して胸が床につくまでに柔らかさを身につけます。筋を伸ばし柔軟性を身に着けることで怪我をしにくい身体を保てるようになります。
二、基本稽古・移動基本
正しい空手の動きの修得と体力増強(強い身体づくり)のために行い下半身を強化します。何事も基本が大切であり、一切手を抜かないで行います。
三、ミット稽古
空手の形を覚えたら次は当ててみます。ミットを叩いてミットを蹴って突き方、蹴り方を身につけます。
四、形
極真会館の太極、平安の形を中心に約15種類の型を覚えていきます。この稽古では身のこなし方、技の出し方、組手のやり方など型の中から学びます。
五、スパーリング
正しい技の修得及び安全性を第一の信条として考え手、脛、金的ファールカップを装着して軽いスパーリングを行います。3か月もすると幼児であっても、身体を前に出して受けることを全く怖がらなくなりますし、力強い攻撃や技を身につけていきます。
六、護身術
護身術は、コツさえわかれば誰でも簡単に行えます。少しのコツで小さい子どもが大きな成人男性をかわすことができるので、子どもの道場生も大人の道場生も、その内容に驚きながらも楽しく稽古しています。
七、演武会・演武参加
普段の稽古の成果の発表の場として、原則として年1回、演武会を行っています。(大場みすずが丘地区センター祭りでの演武など)。この機会に、保護者の皆様や親類の皆様、ご近所の皆様、当協会関係者らに、道場生の成長を観ていただきます。
八、試合
試合に出てみたいと考えている子供のみ、試合参加を許可しています。神奈川、静岡地区の大会に参加しています。年4回参加の機会があり、入賞者も多数出ております。試合はフェースガードやすべてのプロテクターを装着し安全第一で進められる幼児、学年、男女別のものです。これも日頃の成果を試す場と言えます。
九、昇級、昇段審査
毎年、原則として年四回、審査を行います。(2月、5月、8月、11月)。帯の色が道場生それぞれの目標設定と自覚を促します。