常々、テレビで拝見する川渕三郎さんの話し方などを聞いていて分かりやすい離し方をされ、また相手を引き込むような
雰囲気を作る方だなぁと思っておりましたら、サラリーマン人生が30年もあり、古川電工名古屋支店の営業部長で
おられたようです。そんな記事が5月12日の朝日新聞の耕論に「冷や飯を食う」というお題目の元、サラリーマン川柳
とともに書かれてました。 川渕氏は90人もいる同期では出世頭で、いずれ東京に戻り、重役になる夢もあったようです。
それが電話一本で左遷。サラリーマン人生の絶頂期に思いもよらない人事を告げられたとのことで頭の中は真っ白。
会社員人生ではすべて思い通りに行く事などなく、遅かれ早かれ挫折は待ち構えていると言うのです。この5月、
新しい職場、新しい学校、いろんな機会に出会って ちょっと中だるみの頃。ちょうどいい冷や飯を朝日新聞は用意されて
ました。あんなに成功されてる方にも、こういう過去があったのかとお腹が空いていたので、一気に冷や飯を食べてしまったら
何だか変に勇気付けられた気がしました。また、脇に掲げられた川柳は、どれも味があっておつなものでした。
このオレに あたたかいのは 便座だけ 宝夢卵
こってない 私の肩を なぜ叩く 役立たず
ブリはいい! 生きてるだけで 出世する アトムの息子
窓際も だんだん増えて 活気出る 愛す亭
サラリーマン 造反したら 戻れない 十辺百一九
第一生命「サラリーマン川柳コンクール」 5月12日土曜 朝日新聞「耕論」より