11月6日金曜の夜は千葉鎌取道場への出稽古。
田中師範と浜井代表が懇意にされておられることから今日の出稽古が実現した。
田中師範は元県立高校の社会科の先生。
浜井代表も一橋大学を出て、ある意味教育には強い関心があり、ご自身でもそれを実践
されてこられている。
私は、こういう文武両道の道が大切だと思っている。 その田中師範とは今日が初めてではなく
先日の世界大会の1日目に偶然、一階の来賓席でお見掛けしご挨拶はさせて頂いた。
今日の稽古は世界大会に出ておられた山本雅樹先生はじめ、次世代を担う若手も集まっていて
気持ちよく汗を流すことが出来た。
いつも誰かの悪口を言っている人は、いつも自分の嫌いな人のことで頭の中がいっぱいだ。
そして、そんなことばかり考えている人の周りには、やはり、嫌いな人ばかりがやってくるようになる。
それが続くと、周りが好きでもない人で埋め尽くされ、更に悪口を重ねるようになってしまう。
その人は、その後も、好きでもない人たちに囲まれ、悪口に長けた人生を謳歌し
あっけなく人生を終えることになる。
それも人生だ。 そんな人生もあっていい。
しかし、どうせなら人のことをとやかく言わず、悪口を言わない人生を送ってみたいものだ。
そういうことを、続けてみると不思議なことに、いつの間にか、自分の周りに集まっていた
そういう人物たちが一人減り、二人減りと、次第に人のうわさ話を好む人が居なくなってくる。
すべては自分の心の持ち様だ。 嫌なことを思う代わりに自分が楽しいことばかり考えていれば
どういう訳か、そんな楽しいことを語り合う人達が集まってくる。
ただ自分の心を変えるだけでそうなる。
人生とはおかしなものだ。
つまり、心の中に充満している事柄をすっかり取り換えるだけで、人と人との繋がりも
入れ替わるということなのだ。
私は浜井代表とのご縁を頂き、埼玉のK先生も知り合いになれた。
美香先生、根本先生、山本雅樹先生、そして今日のご縁は鎌取に行き着かせてくれた。
多くを語らずとも顔を見て居れば相手の心も分かる。
今日の若い選手たちも顔を見て、少しの会話だけで相手の雰囲気が伝わって来た。
心が澄んでいると感じた。
さあ、明日はどんなご縁があるだろう。
この先のことは分からないが、ただ私はワクワクしている。
それでいい。 準備完了だ。
すべてを創るのは他でもない自分の心なのだから。