いつも思っている。 人間は微生物に過ぎない。
今話題の素粒子の大きさは、10のマイナス35乗。
それが作り上げる原子核の大きさは、10のマイナス15乗。
原子1個の大きさは、10のマイナス10乗。
東京タワーの高さは、3 x 10の2乗。
富士山の高さは、3 x 10の3乗。
地球の直径は、10の7乗。
地球が太陽の周りを回る公転の大きさは、10の11乗。
地球がある太陽系は天の川銀河の片隅にある小さな星の集まり。
天の川銀河は地球の公転軌道の10億倍の、10の20乗。
その天の川銀河は他の銀河系と銀河団を作っている。
その銀河団の大きさは、天の川銀河の1000倍で、10の23乗。
人間は、そんな宇宙の点のような地球に生きる微生物。
地球は時速1666kmで自転し、時速10万kmで公転している。
ジェット機の速さは、たかだか800km〜900km。
人間は生まれてこの方、こんな超高速の地球の上で暮らしている。
46億年も前から地球は、その運動を変えてない。
そして、その運動はまだ続く。
だから思う。
この運動に沿う生き方でなければならないと。
それを探ったのが紀元前1000年前からある中国の十二支だ。
今年は申年。 いや違った。 普通のさる年じゃなくて、今年はひのえさるだった。
ひのえさるは、変革の年。形がハッキリする年で地が固まる年だった。
今年の芸能界を診てるとなるほど、隠れていた物が顕になり正しい形に整っている。
その運動はまだ続く。
地球に生きる微生物にも、着実にその力は及んでいる。
私はそんな微生物でしかない。