常々、今の極真を背負ってるのは新○真だと言ってきた。
しかし、2017年の全日本大会を観ると様相が一変していた。
松○派の上位選手の動きが速く、新○真のスピードを超えていたのだ。
特に優勝した高○佑汰24歳 181cm 94kg、同4位 上○幹雄22歳 186cm 98kgは
重量級なのに軽量級の動きをしていた。 なぜこんなに進歩をしたのかと不思議だった。
全空連の強化選手合宿に参加し、寸止めの速さに付いていけなかったらしい。
ベースがまったく違う空手ではあるが速さが格段に違う寸止め空手を体験していたのだ。
それだ。 異文化の中でもまれていた。 だから格段に速くなっている。
新○真は塚○臣徳師範が現役引退後、抜きんでた選手がいない。
というか1本勝ちで勝ち上がる選手がいなくなってしまった。
今、両団体が戦えば、明らかに松○派の高○、鎌○、荒○、上○が前○、入○を
抑えるだろう。
5年前は明らかに逆だった。塚○、バ○リー、ルーカ○が跳び抜けていた。
冬季オリンピックのスピードスケート女子を観ていてオランダに乗り込み異文化に接した
小平選手の速さの理由が分かった。 松○派のトップ4が格段に速くなり、1本勝ちが
増えている理由も分かってきた。
逆に、ここ最近の新○真に1本勝ちが減っているのはJKJ○の判定勝ちの多さと比例している。
やはり我々は極真だ。1本勝ちにこだわらねば。
高○佑汰選手の試合を観ていると、まさにあれが極真の姿だと感じる。