夏休みは、あっという間に終わってしまっただろう。
夏休みだから出来ること、夏休みにしかできないことにチャレンジできただろうか?
それぞれの年齢にあった夏休みがあって、それぞれの家に自由な時間が流れたはずだ。
7月の中旬頃に、「夏休みの宿題は7月のうちにやってしまうんだぞ」と口すっぱく
言ってきた。 でもそれを出来た子供はほんの僅かだった。 毎年、同じような事を
繰り返している。しかし、それでいい。30人の子供がいたら、その内の1人でいい。
習慣をつくる事の大切さを知って欲しいから、口すっぱく言うのだ。
この習慣の大切さはあとで分かる。中学生になってからでもいい、高校生になってから
でも遅くはない。時に流されず机に向かう事が出来る子供になってほしい。
1人でもいいからそのことに気付いて欲しいと思っている。勉強は体力がなければならない。
10時間机に向かう体力と集中力が受験を乗り切るこつなのだ。
この子らがいずれ出くわす受験のため、また口すっぱく言わねば。
30年後、空手クラブの子供達は忙しい日々の中に夢を抱いて生きているだろう。
それで良し。 心を強く生きていてくれたらそれで良し。
長き夜の闇に迷っても、暁の光は向かう道を必ず照らしてくれると信じ、我が道を正々堂々
生きて行ってもらいたい。
10年、20年なんて、あっという間の出来事だ。