大丈夫
「君なら大丈夫、頑張ったらきっと出来るから。」 「大丈夫、なんとかなるから。」 「君は、運がいい。」 誰にも平等に不公平、不平等はやってくろもんさ。 それでも、人生、なんとかなるからね。 あまりに後悔ばかりし過ぎて下を向いている子供達 の背中をそんな言葉で押してあげよう。 空手を覚えるのは、そのあとさ。 上を向いて空気をいっぱい吸ってごらん。 まずはそこからさ。 人生、風が吹けば桶屋が儲かるように出来上がっている。 それが自然の流れというもの。 昨日からまた新しい場所で稽古が始まり新しい出会いがあった。 大丈夫、なんとか成るからね。 この言葉をまた新しい子供達にも伝えて行こう。
子育て
空手クラブ会員の方の話ではありません。知り合いの方の実際の話です。 家を建てている時に旦那さんがなくなってしまったので高額の保険金を受け取る 事になり、合わせて住宅財形で組んだ高額な家のローンはなくなった。それに 旦那さんは学校の先生をやっていたものだから結構いい金額の共済年金を毎月 もらうことになった。世間から羨ましがられ自らも苦労せず生きる事が出来た。 子供達は小学生から、ともに寮住まいをさせ広い家にその奥さんだけが残った。 10年が過ぎ、20年もあっという間に過ぎ、奥さんは60歳を迎えても悠々自適の 生活は続いた。それから10年、上の子供は事業を立ち上げ商売を広げ、下の子供 はアメリカに渡って自分で仕事をした。 我が世の春を迎えていた70歳頃になって 転機が訪れた。息子達の仕事が上手く行かなくなり、母親のお金をあてにするように なった。高齢の母親に一緒に住む事を持ち出して来たのだ。母は近くに居た長男一家と 住む事を決め、広い家と土地を売却し、そのお金を長男の事業負債に当てがった。 母は一文無しとなって長男の家に転がり込んだ。ところが、六畳一部屋で暮らす老婆 に長男の嫁は辛くあたり食事も1人だけ別となった。金も家もない老人に誰も手を 貸さなくなった。今、その方は79歳。。友達を頼り間借をしている。 今更、子育てを間違えたと言っても、子育ての実感がないと言っても仕方がない。 ただ、甘やかしとあぶく銭は人生を狂わすという事だけは間違い無さそうだ。
サマーキャンプ2日目
いつの間にか台風が近づいてましたが雨も降らず無事にキャンプは終了。 朝から基本稽古、移動稽古でみんな朝食前に一汗かいてました。 そのあと、子供達は屋外で一般部の人達とレクレーションで障害物競争でした。 指導者の人達は技術講習会で指導内容の確認のため基本、型、スパーリングというメニュー。 でもみんな運がいい。 1日づれていたら台風で花火大会も肝試しも 出来なかったからね。 晴れ女に晴れ男が多くて良かった~。 子供達は指導者のスパーリングを近くでみて目を丸くしてました。 サマーキャンプはこうして怪我も病気もなく無事に終える事が出来ました。 天気に感謝。お手伝いのママ達に感謝。そしてこの施設の方々に感謝でした。 有難うございました。
サマーキャンプ1日目
今日は、シニア空手の稽古が終わってから、サマーキャンプが始まりました。 平均年齢が71歳のシニアクラス。サマーキャンプの子供達の平均年齢は8歳。 共通してることは、元気いっぱいな事。そんなシニアクラスに来週、81歳男性 の方が見学に来られる予定。このシニアクラスの方々を見ていると、世の中には 50歳を過ぎて元気になる人と、逆に極端に老化が進んでいく人に分かれるようで ここに集う方は明らかに前者なのでしょう。そんな元気さに何かを感じて、また 新しい人達が集まって、大人も子供達も元気の渦が出来る。今日も元気、明日も なお元気。泣いても3分でケラケラ笑ってるから人生が明るくなる。それがいい。 今日のサマーキャンプ1日目も何でこんなに皆、元気なんだろうと思える ほどみんな元気。この元気を観ていると一般部のお父さん、お母さん達が 明るく元気だから、子供達も同じようになるし、お手伝いのママ達もやっぱり 元気。いつの間にか、この空手クラブはそんな集まりになってました。 それがいい。明るく生きるのがいい。さあ、明日は6時半起床。7時から 早朝稽古。朝食の後は代表師範の空手指導講習会と続きます。 この続きは、また明日。
帯のテスト
昨日、9月1日は3箇所で帯のテスト(昇級審査会)を開催しました。 今回は来週7日、8日にサマーキャンプを行うために、催しが続くと 参加人数は少ないだろうと予想してましたが最終的には90名となり ました。特に白帯が多く、新しい方々の挑戦の場となり緊張感のある 審査会だったと思います。 空手は 「人に打たれず 人を打たず 事なきを もととするなり」を 実践する場です。 この事を子供達に浸透させたい。 10年後、20年後、子供達が筋の通った生き方が出来るように、 目先の楽しさに浮かれる事もなく、地道な努力を続けられるように、 心に一本の太い芯が備わって欲しいと願っています。