1日を通して私たちは驚くほど多くの選択を重ねながら生きている。
朝からお茶にするか、コーヒーにするか、電車に乗る車両を階段の
近くにするか、先頭車両でいつもと違った風景に身を置いてみるか。
しかし多くは、いつも通りの飲み物を飲んで、いつもと同じ時間に家を
出て、同じ車両の同じ場所で吊り革をつかんでスマホを観ている。
1日は24時間しかないのに私は自分の習慣の中にずっと生きていた。
あ〜、今日もいつのまにか終わったなあ。
今日一日何をやったろう?
そんな日を私は何日もやり過ごして来てしまった。
でもせっかく生きているなら、一流を目指してみたい。
自分に出来るかどうか分からないけど、習慣を変えてみようか?
そう思ったのは28歳の頃だった。
自分自身の明日の為に。
明日をカッコよく生きる為に、変えてみよう。
それから34年。
あっという間の事だった。