今日は午前中に長津田クラスの稽古指導を終えてから千葉に向かった。
お世話になった千葉田中道場の田中師範が癌で亡くなられたのは5月。
コロナ禍にあってお別れの会は今日になったのだ。
今日の千葉田中道場の幹部の方々は水野副代表と幕張支部支部長を中心
に代表になられた奥様とユーリとケンをしっかりサポートして行こうと
する思いがひしひしと伝わって来た。ユーリとケンには4年前、浜井派
中国大会の時に約束していた事があった。「2mm 130kgになって世界
で有名な選手になるんだぞ」「奥様がロシア人なんだから田中師範、
大丈夫ですよね」って聞いたら「僕の実家はみんな福岡の田舎の出だから
小さいんですよ」と冗談まじりに話されていた。
今日、最後の写真撮影の時、ちょうど奥様スウェトラーナさんとユーリ、
ケンが座ってる後ろに立つことになった。「ユーリ、ケン頑張れよ」と
肩に手を置いて囁いた。大連で約束した時、ケンは5年生、ユーリは中1。
早いものだ。
元々、8月30日は昇級審査会の予定だったけど、このお別れの会と重なった
ので審査会は来週9月6日にずらした。今回の受審者は108人の予定。
浜井派神奈川県支部の頃は60人ほどだったから、浜井会長に相談して
独立させて頂いてから2年。なんとか順調に会員様が増えている。この
コロナ禍でも、先週、そして昨日、今日も新規入会者が入って来て頂いた。
大変有難い。今いるメンバーが新しい人達を引き寄せてくれているに違いない。
それは体験、見学の時の印象なのかもしれない。さもなければ広告も出さない
のに会員様が増える理由がない。と言うことは今いるメンバーに感謝しないと
ならない。と言う事だ。稽古が終わると決まって「今日もよく頑張ったな、
偉いぞ。」と声を掛ける。これからはもっと心を込めないとバチが当たるなあ。
そうだ生きてるうちに感謝しておかないと。
「ありがとうよ、ガキ大将ども」
「アッ、間違えた。ありがとうございました。おぼっちゃま、おじょうちゃま。」