にわかに大島てる様のHPが脚光を浴びる時期がやってきた。
受験、そして卒業、就職のシーズンは転居のシーズンなのだ。
多くの人が住み慣れた街を離れて、新たな水や空気に触れあう事になる。
そして気になる人は気にしてしまうものがある。
逆に、それは頓着ない人には全く関心のないものでもある。
新しく住もうとする物件情報のことだ。
そんな物件情報の中でも事故物件の所在だけを集めたサイトを大島様は運営している。
この方、講演会は引っ張りだこらしい。
しかし一般的には事故物件だと聞かされて「待ってました」と言う人は少ないのも事実。
事故物件に「念が残る」と多くの人は考えるようだから不気味に思うのは無理もない。
しかし、それを論理的に、また物理的に説明・実証出来る人が居ないので困る。
「念」とは何なんだろう?
その念は人の身体が無くなれば出てくるものなのだろうか?
この地球に人間や生き物が死んで葬られた場所は数えきれないほどある。
もし、その場所に念が残っていて人に悪さをするというなら昼でも出歩かない方が良さそうだ。
ただ、このサイトが人気があって、それを運営されてる方の講演会には人が集まるということだけは
事実として理解する。 けれども何故、事故物件がよくないのかは私には分からない。
今年、次男が大学を卒業して陸上部の寮から家に戻ってきてくれるものだと思っていたら実家を
素通りして足立区に住むことになった。 実業団で陸上を続けるためだという。
都内で一人暮らしをするのだとしたら、一応、大島てるHPでもチェックしてみるかと思いきや
すでに家内に先を越されていた。
来年、順調に行けば長男が医学部を卒業する。
そしてまた、家を素通りしてどこかに住むことになるのだろう。
もし事故物件で事件が頻繁に起こったり、何やら悪さをされたりすることが多いというなら
京都や奈良の夜は騒々しくて眠れないという人が山ほど出て来てもおかしくはない。
それほど古くイワクつき物件が京都と奈良にはゴロゴロしているのだから。
だとするとやはり、事故物件というもの自体はあまり気にする必要はないのかもしれない。