32億6000万年前に南アフリカの海に衝突した巨大隕石は直径50kmほどもあり、海底を変形させ地震波と
津波を発生させました。 この衝突エネルギーで海洋の表面は沸騰し、高さ数千メートルの津波が海洋全体に
広がったようです。 地球は長い目で見ると大変スケールの大きな出来事を経験していました。
46億年も生きている地球を1年というスパンで描いてみると、32億年前というのは、ちょうど4月22日ころのこと。
まだ春先のことでした。 そこから夏と秋が過ぎて年末の大みそかを迎える。 そんなことを以前も、このブログで
書いてました。 人間がチンパンジーから分かれたのは500万年ほど前のこと。 地球の1年年表では大みそかの
午前10時頃。 ホモサピエンスになったのは20万年前だから、大みそかの午後11時37分。
ガキの使いやあらへんでが、そろそろ終わろうとするころですから、山崎こと月亭邦正が蝶野にビンタをされた頃か。
11時59分43秒ころにエジプトのギザにピラミッドが出来、キリストが生まれたのが大みそかの午後11時59分46秒。
20世紀が終わったのが11時59分59秒。 以前、ここまで書きました。
ではこの先どうなるのでしょう。 今から5000年後の地球はどうなってるのでしょう。 地球の年表では元旦の出来事。
1月1日の午前0時0分 30秒のころ。 まだ、ガキの使いが終わってないころ。 地球は環境破壊と氷河期に入るので
人類は地上に居ません。 1月1日の午前10時ころになるのは、今から500万年後のこと。 完璧な氷河期で生きるもの
は居なくなると言われてます。 だからNASAは地球の外に場所を求めていると言えます。 人類が地球で生きるのは
たかだか午後11時37分から24分間。 そして他の星に生きようとする。 そんな生き物です。
昭和45年9月に大阪で開かれた万博の跡地の地下15メートルにタイムカプセルが埋設されました。 5000年後の
人類に1970年の生活状態、文化状態を伝えようとしたものです。 当時の科学者の英知を集めた2098点の品物と
記録が2つのタイムカプセル収められたのです。 そのうちの一つは平成12年に一度開封され、収納品の変化が
チックされました。もう一つは、そのまま5000年後まで埋設されたままです。 さて、5000年後の地球はどうなって
いるのでしょう。 松下幸之助さんは「このタイムカプセルは生きた歴史になる」と言っておられました。
しかしガキの使いが終わる午前0時半ころ。地球の年表上では人類はもう地球上には生きていないだろうと
言われてます。 しかし、人類は氷河期が終わる1月2日まで何らかの形で生きていて欲しい。
ガキの使いとタイムカプセルと氷河期を重ねて見ていると人類の進歩が急で、自動運転の車が出だすであろう
近未来が、もうすぐそこにある理由が、なんとなく分かったような気がします。