「BS12」で2月7日火曜の夜9時から「傷だらけの天使」の再放送が始まった。
1974年~1975年に放送されたドラマで萩原健一と水谷豊がカッコいい。
私は当時16歳の高校2年生。 カッコよさはこれだと肌で感じた。
平成のカッコいい若者達とはちょっと違う。 昭和は今より粗削りで自由だった。
だから当時の「カッコいい人」は、今では「危ない人」に見られてしまう。
極真空手はそのドラマの10年前、1964年に池袋で始まった。
極真が世界に出て行った頃の渋谷、代々木がそのドラマに出て来る。最終回は夢の島だった。
風邪で死んでしまった水谷豊がリヤカーに乗せられて捨てられたのが夢の島。
今でいう新木場のBUNB東京スポーツ文化館(昔の夢の島総合体育館)のあたり。
そういえば先月、うちの道場のメンバーが型選手権大会の4部門で優勝してくれたのも
夢の島総合体育館。 東京の地下鉄に冷房がなかった時代、BUNBはそう呼ばれていた。
優勝した4人のうち2人は、「傷だらけの天使」を知らない時代の人だ。
私もいつの間にか年をとってしまった。