先週の組手の試合に続いて今週は全日本型選手権大会が代々木第二体育館で行われ
うちの道場から8名が出場し2名が入賞した。
女子マスターズで昨年に引き続き笹井初段が優勝し岡二級が準優勝に輝いた。
全日本大会に出場するには1月の南関東地区選抜大会で上位入賞を果たさねばならない。
そこで勝ち残った人達が4月2日代々木第二体育館に集まり予選会に出場する。そして決勝に
残った人だけが勝ち取る栄誉だ。
決勝は同門同士となった。旗判定2対2となり最後は主審判定で勝敗は決まった。僅差だった
ので息を飲み鳥肌が立つ。そんな場面を創り上げ、第一人称で参加出来た事は得がたい経験だ。
試合前日に全日本大会に出る5人が最後の確認のために私の指導クラスに顔をだした。
大事なのは呼吸と戦う心だと伝えた。
すべての事柄は縁によって変化し同じ状態を維持することはない。
アドバイスをもらって考え方が変わることもある。
自分の力でどうしようもない状況は時間の縁によって変化する。
この時間の縁とは今その場を生きている人の縁と、過去に生きる人の縁、そして自分のあとに
生まれてくる人の縁で成り立っている。
昨日の優勝と準優勝はそうした縁によって変化し、あるべき姿に創り上げられたものである。