11月 2013

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「導く」という字の意味はどのようなものかとふと思った。 漢字は「道」に「寸」。「寸」は手のこと。道に入るべく、 道を歩き出すべく、手を貸すということである。道とは天下の大道らしい。人が行うべき正しい道である。  そんな道に「もっと強い子になって欲しい」と思い、または「礼儀をわきまえる子供になって欲しい」、「いじめに負け ないで欲しい」と思って子供達を連れて来られる。 ずいぶん昔からいろんなご両親をみてきた。  しかし道を歩む場所とは病院とは違う。病気が治れば来なくなるそういうものではないのです。  教会に来る方が全員が信者かというとそれもそうではないでしょう。 何かの心の病を抱えて教会に来て、その病が 癒されれば教会に行く必要がなくなるというものである。 そもそもそういう方は患者であって信者ではないと心得ねば ならない。それを受け入れる側が勝手に、はき違えて患者と信者を混同してしまうところに大きな間違いがある。  そして何事も指導する側の人間には、それ相応の「信」がないと勤まらない。  自分に「信」がない人に信者など出来るはずはないからである。  そういう場合は、まず自分自身が信者に徹することから始めなければならない。  心が定まっている事、そしてたゆまぬ努力をする姿が真実の「信」である。  しかし、我が道が迷わず「信」の道を進んでいるのかはたまに点検しなければならない。 知らず知らずに奈落の底に迷い込んでるかもしれないので。

街中でクリスマスツリーが飾られ出すと今年も残すところあとわずか。世間はそろそろ1年を締めくく   るモードに入ってきた。暑くて堪らなかった夏が、すっと消えたと思うと、秋を通り越していつの間にか冬になって いた。 春から夏になり、そして秋が過ぎて冬を迎える。私事など関係なしに地球は太陽の周りを正確に廻って いる。 その間、私は途中で立ち止まり、振り返り、時には戻り、時には細い路地を巡り巡って今に至る。 どれほど遠回りしたものかと曲がりくねった道を顧みるのはもう年の瀬だから。 あの時、こうしておけば良かった、 ここはこうで、あそこはこうでとは後になって分かるもの。 当の本人はそれでも、その時々の悩みに、精一杯の エネルギーをぶつけ、逃げることなく一歩一歩進んできた。その証が自分の道。 自分の歩みは、いつも 真っ直ぐではない、試行錯誤の連続でクネクネ道。 その間に起こる出来事は、その一つ一つに意味があり、 無駄ではないとは分かってはいるけれども、それに気付くのは後のこと。 そう、いつも後になって心に染み渡る。 しかし私の歩んできた道は他の人には歩めない自分だけの道。 自分しか歩めないかけがえのない道。 私はそう思い定め、迷わず誠実に我の道を歩んで行かねばならぬと思う。 今、横浜は平穏の中に居る。 事件や災害はテレビの中のことと割り切って視ている自分もいる。それがいつもの 事だ。しかし大変な事が木曜日に起こっていた事を知った。その様子に私の心は震えた。 7日21時、更に中心気圧が下がって中心付近の風速65メートル、最大瞬間風速90メートルと観測史上例をみない勢力。台風はフィリピン時間の8日午前4時40分頃にフィリピン中部のサマール島に上陸。サマール島からレイテ島、パナイ島とフィリピン中部ヴィサヤ諸島を横断して南シナ海へ抜ける進路を取った。8日朝の時点での勢力は最大風速87.5メートル、最大瞬間風速105メートル。   その災害の受けて11日にポーランドでこんな演説があった。 「前例がない。想像もしていなかった。私はフィリピン政府を代表して演説している。しかし、また、もう語ることもできなくなった数え切れない同胞、そして災害孤児たちのために語っている。メディアの報道を見て、あまりの被害のひどさに表現する言葉を失った。私の兄弟は幸いにして生き残った。この2日間、自らの両手を使って遺体を集め続けている。3日間、食事を口にしていない。私たちは有効な地球温暖化対策で合意できなければ、自らの悪い運命と契約を結んでしまうことになるかもしれない。私たちは歴史的な責任に直面している。食事を見つけて家に持って帰るために格闘しているフィリピン同胞との結束のために、私は今、地球温暖化対策が講じられることを求めて自発的に断食を始める。これは22日までの会議で意義のある結果が導き出されるまで、私が食事を断つことを意味している。この異常な気象現象の結果としてわが国が経験したのは狂気である。異常気象は狂気なのだ。私たちは今すぐに当地ワルシャワでこれを修復できる、この狂気を止めることができるのだ。ハイエンのような台風とその衝撃は温暖化対策を引き延ばせないことを国際社会に突きつけている。気候変動により、さらに強力な台風が増えることを科学は私たちに教えてくれている。地球が暖かくなるにつれ、海洋も暖かくなる。フィリピン沖の海洋に蓄えられたエネルギーが台風の激しさを増す。私たちが目の当たりにしている現象はより破壊力のあるストームが新たな基準になったということだ。私はあえて気候変動の現実を否定し続けるすべての人に海面上昇の現実を見せるため太平洋、カリブ海、インド洋の島々に連れて行きたい。解け出した氷河による洪水にさいなまれる共同体を見せるために、ヒマラヤやアンデスの山脈に連れて行きたい。北極海の氷がどんどん溶けている状況を見せてやりたい。それでも十分でなかったら、彼らは今すぐにでもフィリピンを訪れることを望む。」    「今日を生きるので精一杯。明日のことなど考えられない」と子供が言う。   私は我に返るのに時間を要していた。 また私の道は細い路地を通り、時には戻り、遠回りをするだろう。   そして人の流れに逆行することもあるかもしれない。 しかし人のためになるならば惜しむことは何もない。

第108回医師国家試験まで、あと92日だそうです。 来年3月18日に合否発表。 しかし 何で医者がいいんだろう? 苦労して勉強つけの日々で、しかも授業料が半端ではないのに。 そこにはやはり安定した高収入と労働条件、そして俗に定年とされる60歳を超えても仕事が 出来るという事。それも高収入を維持したままである。となるとやはりいい職業ではあるまいか。 年別 月収 賞与 年収 年齢 勤務H 超過H 労働者数 20-24 393,200 124,400 4,842,800 24.5 175 7 560 25-29 583,900 447,700 7,454,500 27.9 167 22 9,540 30-34 738,300 817,200 9,676,800 32.1 167 21 9,850 35-39 971,700 1,444,900 13,105,300 37.7 167 15 7,920 40-44 1,055,700 1,938,800 14,607,200 41.9 163 15 7,140 45-49 1,274,400 1,211,400 16,504,200 47.7 166 8 5,020 50-54 1,454,900 1,490,800 18,949,600 52.4 164 3 2,590 55-59 1,277,200 1,916,500 17,242,900 57.3 165 3 1,660 60-64 1,255,400 1,492,000 16,556,800 61.9 159 2 2,330 65-69 1,308,000 973,800 16,669,800 68 174 50 440 70- 924,200 746,600 11,837,000 76.8 163 2 1,830 30歳から34歳の男性医師の平均年収は約880万円。 35歳から39歳の男性医師の平均年収は約1,140万円。 40歳から44歳の男性医師の平均年収は約1,400万円。 45歳から49歳の男性医師の平均年収は約1,650万円。 50歳から54歳の男性医師の平均年収は約1,700万円。 55歳から59歳の男性医師の平均年収は約1,750万円。 60歳から64歳の男性医師の平均年収は約1,650万円。 65歳から69歳の男性医師の平均年収は約1,460万円。   ≪医者の場合≫ 平均年収:1,144万円  平均月収:88万円  平均時給:5,053円  平均年齢:42.6歳 ≪歯医者の場合≫ 平均年収:679万円  平均月収:51万円  平均時給:3,105円  平均年齢:34.8歳 ≪平成24年厚生労働省 「賃金構造基本統計調査」≫    年収 医師 1144 公認会計者 713 税理士 713 歯科医師 679 弁護士 642 不動産鑑定士 629 一級建築士 580 獣医師 545 薬剤師 529 診療放射線技師 514 看護師 471 やはり手に職をつけるのは大事かもしれない。 長男はこのまま医学の道を歩んで2016年を 成功裏に終えてもらいたい。 しかし、今、気がかりな事は大学3年生の次男の就活。 今から手に職を、と言っても、毎日、箱根、箱根と言いながら駅伝の練習に明け暮れる学生生活。 手に職などなさそう。 さあ、どうしたものでしょう。 ここまで来れただけでも御の字なのかな。 あまり高望みをしてもと思っていると、あと20日ほどで12月。大学3年生の就活も解禁なのです。  いい人との出会い、そしていい仕事との出会いがありますように。親としてはただ祈るばかりです。

この世はまったく一寸先が読めないとはよく言ったものです。  「意図して表示を替え『利益を上げよう、客をだまして商品を売りつけよう』とした悪質なケースはない」 「『原価率を下げろ』という無言のプレッシャーがあったという証言もある」 「会社として、必要以上に利益を捻出するよう指示したことはまったくない」 などと胸を張っていた企業トップの姿を思いだします。 この方、1980年に慶大経済学部を卒業し、 阪急電鉄入社。 その後2007年には取締役に昇格。 その後も順調に役員人生を全うされ 4年後の2011年には常務に、そして、とうとう阪急阪神ホテルズ取締役専務執行役員に就任され、 つい先日の11月1日までは阪急阪神ホテルズの社長を務められた53歳の男性。 私が最初に テレビで拝見した時に抱いた印象は、「若くして上り詰めたやり手」でした。 まさしく飛ぶ鳥を落とす 勢いで出世街道まっしぐらであったはず。 それが10月24日の自主会見を境に天と地がひっくり返った ような騒ぎに見舞われ、あっと言う間に辞任し肩書きが取れ、ただの人になられました。  その方の最初の記者会見では、「悪かったのは一部の社員である」 と言う説明で、企業イメージを がらりと変える会見にされたのはご自身。 自分で自らの首を絞めてしまったようなものでした。  食材の偽装発覚は自分の所だけではないのに何故、槍玉にあがるのかと言いたかったかもしれません。  しかし、つまるところ、自主会見をしなければならなかった背景があってのことなので会社の体質の 甘さや、その他、やはり成るべくして、いや遅かれ早かれ、いずれはそうなったのであろうと思える ような、用意不足の、あぶなっかしさがにじみ出た会見であったことには間違いなさそうです。 処世とは、いったいなんだろうと思わざるを得ません。  一に仕事を大切にすること。 二に身の回りを清潔にすること。 見えない心の塵や埃もはらうということ。  三に人の嫌う事をしない。 逆に言うと人の長所を認められる人間であるということ。  そして最後にアホになることかなと今はそう思っています。 しかし、この最後のことが意外と難しい。  自分を良く見せたいと思うし、知らない事を素直に知らないと言い難い場面もある。知ったかぶりを したい気持ちもある。 しかしこのアホも故意にアホを演じるのは嫌味で、かえって腹黒さが目に 付いてしまう。 であれば、「つたない」、「小細工をしない」そんな人間でありたいと思う。  不器用な人生でも結構。 ドンと腹を据えて目先のことにとらわれず、 ただひたすらに拙な部類の 生き方に徹することが大事だと、今回の一連の騒動が教えてくれたような気がします。 

人は希望に満ちている時は「輝いてるような顔」に見えるもの。 逆に失望し落胆している時の顔は 光を失くしみすぼらしい顔や姿に見えるもの。 それを表してか影が薄いとはよく言ったものである。 目には見えず形もない心とか、気力とかと言うものが如何に大事なものかと思えてならない。 草や木の根も土の中にあって人の目には見えないもの。 しかしこの根があればこそ、草や木が 育つのである。 これから訪れる冬には何もしないで、ただジッとしているように見えるけれども 実は土の中で一日も休まず懸命に養分を吸収しようとしている。 このように目に見えないところで 精一杯生きて十分な働きがあるからこそ、春が来たら花を咲かせるのだろう。 その春の花を見て花見に 浮かれる人は多くとも冬を耐えた根の働きに思いをはせる人は少ない。 人も同じように心に養分を 吸収することを怠ってはならないと思う。 心を豊かにして、広く正しく育てる努力があればこそ 時期が来て、人生の花をさかせることが出来るのだろう。 中には自分で、自分の根をせっせと掘り起こしている人がいる。 これでは折角、実りの時期が巡って 来たとしても花が咲く道理はなさそうである。 ならば正しい心と言葉と行いの実践によって、目に見えないところで自分の根をしっかりと太くして 行かねばならないのだろう。 人生のいかなる嵐に巻き込まれようとも、びくともしない心根を大事に 育てて行きたい。 私は世間の垢に染まって、転がるだけの人生を歩んでいる時にいつもこのことを 思いだすのである。  「怠惰に生きた100年よりも精進した1日の方が尊い」 と。

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