夜な夜な思い出す事は、子供達のこと。
一人一人の顔や声が、いつの間にか成長して以前の写真が幼く見えてくる。
果たして、この子達の為になってるのだろうか?
と今日の道を振り返り、夜も2時を回る頃ようやく眠りにつくのだ。
そんな時に先日、こんなメールを頂いた。
「親以外の大人に想いがあって叱られるのは幸せなことです」
「優しく言うのは簡単ですが、善くなってもらいたいと叱るのには
エネルギーが入ります。」
「必ずや、そのありがたみを感じられる時が来ます。」
「親の私達も何とか自分の力で生きる道を見つけて進んで欲しいものです。」
何ともお恥ずかしい。
私は頭が下がる思いで読み返した。
そして、こういう方々に巡り会えた事がありがたいとつくづく思う。
今日、胃腸炎らしき症状で、二人の子供が体調を悪くした。
三年生の一人は、すぐ家に帰し、別のクラスの六年生は稽古中に休ませた。
胃や腸も、ちゃんと動いてくれて当たり前。
呼吸も出来て当たり前。
そう思って生きているうちは自分の身体に感謝する機会に巡り会うことはない。
五体を損ねて初めて身の回りの全てに感謝するようになる。
当たり前の事が愛おしく
当たり前のことが、また明日も訪れますように。
命ある限り、子供達にそんな他愛ものないことを一所懸命に伝えて行こうと思う。