1月29日極真坂本派主催の南関東地区選抜型選手権大会に10名がエントリーする事となった。
この中から何名が全日本大会に選抜されることだろう?
そんな事を考えながら型の指導を行っていた。
稽古の途中で、型は毎日やらないとダメだと伝えた。
がしかし、一般部の方々はやはり仕事の接待やお付き合いがあって
なかなか自宅で毎日、型稽古をする事は出来ないと言う。
やはり、そうか?
少し残念な思いがした。
大方の人は、みなそうだと分かっていても残念だ。
私は試合に出るからにはトロフィーかメダル、賞状をもらわねば気が済まなかった。
だから優勝する事から逆算した生活にしたものだ。
組手の試合でも、型の試合でも優勝有りきの生活をする人がメダルやトロフィーに相応しい。
それを通り一辺倒の普通の生活をしながらトロフィーを手に出来る程、世の中は甘くはない。
とは言え、仕事と家庭と空手のバランスが大事だと教えてきている。
空手一筋で生きるのではなくバランスのとれた人になってもらいたい。
空手で身に付けた忍耐、健康を人生で活かして欲しい。
その忍耐・我慢を養うのが型稽古。
当てる空手の極真カラテと言えども型に目を向けたい。
さあ、緊張感ある寒い会場は君のためにある。
凛とした心で。
呼吸を整えて挑んでみるがいい。
その姿、きっとカッコいい。