カッコよく生きる
1月29日極真坂本派主催の南関東地区選抜型選手権大会に10名がエントリーする事となった。 この中から何名が全日本大会に選抜されることだろう? そんな事を考えながら型の指導を行っていた。 稽古の途中で、型は毎日やらないとダメだと伝えた。 がしかし、一般部の方々はやはり仕事の接待やお付き合いがあって なかなか自宅で毎日、型稽古をする事は出来ないと言う。 やはり、そうか? 少し残念な思いがした。 大方の人は、みなそうだと分かっていても残念だ。 私は試合に出るからにはトロフィーかメダル、賞状をもらわねば気が済まなかった。 だから優勝する事から逆算した生活にしたものだ。 組手の試合でも、型の試合でも優勝有りきの生活をする人がメダルやトロフィーに相応しい。 それを通り一辺倒の普通の生活をしながらトロフィーを手に出来る程、世の中は甘くはない。 とは言え、仕事と家庭と空手のバランスが大事だと教えてきている。 空手一筋で生きるのではなくバランスのとれた人になってもらいたい。 空手で身に付けた忍耐、健康を人生で活かして欲しい。 その忍耐・我慢を養うのが型稽古。 当てる空手の極真カラテと言えども型に目を向けたい。 さあ、緊張感ある寒い会場は君のためにある。 凛とした心で。 呼吸を整えて挑んでみるがいい。 その姿、きっとカッコいい。
2017年を迎えて
新年明けましておめでとうございます。 自分の人生を振り返れば、ああすれば良かった、こうしておけば良かった という後悔は多々あれど、よくもまあ、ここまで頑張って来たものだ。 悔しい思に身をよじり、幾多の辛酸をなめ たまに出くわす嬉しい日々を越えて、何とかここまで来た。 偶然が重なり、手を伸ばせばチャンスを掴めそうな時もあった。 いくら頑張っても空回りという時期も経験した。 しかしどれ1つ後悔などしていない。 今年の1年、嵐の日々を迎えようとも そして大シケの夜に襲われたとしても 希望の芽は絶やすまい。 義理人情を果たし 真実一路を貫いて たとえ虚しく波止場に停泊の日を重ねても 必ず来る海路の日和を逃すまい。 今日という、この1日を頼りに ただただ、この1日を有意義に過ごせればそれで良し。