昨日の夕方、試合トレーニングにきた生徒が「午前中が卒業式だったんですよ」
といきなり話してきた。卒業式はリセットみたいなものだから、過去の失敗は押入れ
にしまい新たなチャンスに出会えるとワクワクしながら活きてみたらいい。
今日の祝日、試合用に道場を解放したらママ達とその子供達の遊び場になっていました。
いや、トレーニング場と化しました。その子供達も昨日小学校を卒業したというので
涙涙かと聞いたら至ってカラッとしていたようで、まあ、このママ達を見ると納得でした。
晴れて難関の医学部卒業式を終えた学生達の本当の卒業式は、18日の医師国家試験合格発表
の日だったに違いない。合格大学を分析すると今年も東大や京大からの国家試験合格者数は
少なく、また前年、前々年に落ちた国試浪人組では東大は13名中7名の58.3%、京大は
10名中3名の37.5%。そして国試浪人の中でまた今年も不合格となった東大5名、京大7名
は、また来年試験を受けるのか、親類縁者の期待を裏切ったストレスから世間から一線を
置いた生活に身を置くようになって行くのかは分からないけれど超天才と騒がれたまだ若き
魂達の行く先が気になってしようがない。いっそのこと、国試浪人が続く未来が来ると
わかっていたなら医学部など目指さない方が良かったかもしれない。しかしたとえそんな
未来が待ち受けていたとしても、ちっぽけなツマヅキが新たな道を気付かせてくれたと
思って、全く別の道に身を置くがいい。腐ったプライドはドブに捨ててしまえ。
さあ、立ち上がって新しいジャングルに君の一歩を踏み出そう。
道は君が自由に創ればいい。