7月 2019

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大学の体育会は剛柔流。 一浪して入った大学のオリエンテーションで楽しい 学生生活を夢見て、いろんな部活を見学していたら、いきなり両肩を抱えられて 連れて行かれた先が空手の道場。1977年は世の中はまだまだ強引でした。 自分でも分からないまま流れに任せていたら私の学生生活は空手一色の日々になって いました。あれから42年。私はまだ空手を続けています。当時の同志社大学の 空手道部は流行りの漫画「ああ、花の応援団」をそのままを実戦していた理不尽な 体罰集団でしかなかったと記憶してます。試合では良くて2回戦。多くは初戦敗退。 せっかく浪人をしてまで入った大学なのに拳立てと腹筋、基本と組手としごき。 娯楽と言えば麻雀。「何かが足らない。」「これでいいんだろうか。」そんな毎日 を送っている時、噂が聞こえて来ました。「邪道空手の道場が新京極に出来たらしい」 行ってみると号令だけが聞こえて中がどうなってるのか分からない。道場が人だかりで 中が見えず熱気ムンムン。その日,興奮して本屋さんで買ったのが「大山倍達 わが空手修行」 大学の空手部はその日を限りに退部し極真会館の芦原英幸先生の道場に移ったのです。 石井先輩、中山先輩、伊藤先輩の指導を受けながら大学を卒業しサラリーマン生活を続け 転勤、結婚、子育てをしながらも空手は続け、神奈川に転勤してからも城西支部で極真を 続け、浜井派を経由し、いまだに仕事をしながら空手修行を続けています。 先日、坂本派の方より型稽古のご案内を頂いたもので7名を出稽古に出させて頂きました。 いい経験をさせて頂けた事に心より感謝です。自分自身いろんな経験をして来たので出稽古 の機会は積極的に皆にも味わってもらおうと思ってます。 井の中の蛙でいて欲しくないのです。 芦原英幸先生がどんな教え方であったのか、石井先輩の教え方の巧さ、中山先輩のバネの ある蹴りはどんな練習で作られて来たのかは自分の記憶と体で感じた衝撃の中にあります。 全ては経験の中で養われるもの。出稽古もそんな経験を増やしていく為のいい機会。 坂本師範、道場スタッフの方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

子供達は夏休みに入り、中国の子供達は親戚のいる蘇州と上海に一か月 いるらしい。ポーランド系の子はママと、これまた一か月、ポーランド に行ってると連絡があり、そして何人かはハワイに行くので稽古を休みます と連絡をもらいました。それに加えて今日は、青葉台や嶮山でお祭りが あったので、いつもより稽古参加者は少なめでした。 その中で明日から大阪に転居する兄弟が来てくれました。 茶目っ気のある弟くんが手紙をくれました。 「ししょう、からてをおしえてくれてありがとう。」 「ししょう、げんきでね。またおしえてね。」 今、私は吉本の芸人さんの気分です。 可愛い2人の笑顔に感謝です。ありがとう!

最近、目につくのは白帯のお父さん、お母さん達の姿です。     毎週土曜日、日曜日に、子育て真っ最中の方々と、すでに子育てを終えて   人生に新たな目標を持って頑張っておられる先輩方が集まって来ます。   皆さん、キラキラしていて何ともいい。   それと子供達にとって大人の方々の頑張っている姿は新鮮に映るようで   これまたいい。 大人の真剣な顔、ハリのある声が知らず知らず子供達の心   に生きる力を植え付けているみたいで、これももちろんいい。   単純に子供達にとって親の背中は純粋にカッコイイ。    子供達がキラキラしているのは大人の人達がキラキラしてるからだわ。

子育てはほんとうに難しい。   御母さん方は育児、子育てをしながら、そしてお父さん方は仕事に追われ、毎月、   少し背伸びをした貯金を続けている。子供が幼稚園に入る頃には知り合いが家を   買ったことが気になって、やがて無理をしてでもマイホームを購入してしまう。   好きでもない仕事も、このローンが足かせになって、辞めるに辞められなくなり   苦労を背負うことになる。そんなおり、ふと振り返ると子供が思い通りに育って   いないことに気づいてしまう。子供は泣き叫び、親はなだめすかすので精一杯。   そして子供に同情して、やがて甘やかすようになる。何事も都合のいいように現実を   曲げて観るようになったらおしまいだ。 我が子にいろんなことを教えるよりも   同情する方が楽でいいに決まってる。 そして小学校入学を迎え6年間同情されること   しか知らない1年生が生まれてしまう。その子は友達に馴染めずに孤独な毎日を過ご   すようになり、やがて不登校。ゲームに浸る毎日を過ごす。両親はお互いの責任を   なじりあい次第に不仲になっていく。 同情、甘やかし、そして溺愛は子供の為ならず。 だから私はいつもこう伝えている。   うつむいてはいけない。いつも頭をあげて前をみて生きなさい。世の中を真正面   から見つめなさい。自分で、私はこんな人間だと思ってしまえばそれだけの人間に   なってしまう。だから気をつけなさい。 いつもそんな思いを抱きながら空手を   教えている。そして一人一人の目を診ながら、その子のちょっとした成長も   見逃すまいと僅かな事にまで気をもんで診ている。厳しく接した子供には決まって   「よく泣きもせず頑張ったな」と褒めてあげる。子供達は褒められると目が活き活き   としてくる。 私はその瞬間に出くわすために回り道を楽しむようにしている。

6月、7月と、新たに空手を始める子供達、そして一緒に稽古をされる ご父兄が増えて大変有難く思っています。ただそれに伴い道着、サポーター の用意が間に合わず、またこのブログも雑務の中で先送りになってしまって おりました。 そんな中、今日は東京都空手道大会に子供が2名参加するというので 日曜の指導を他の黒帯に代わってもらい引率して参りました。 今日、参加した1人はいきなり初戦で強豪と対戦し惜敗。その相手が結局、 優勝しました。もう1人は決勝まで残ったもののこれまた惜敗で準優勝。 10月に行われる全国大会への出場権は獲得。 稽古で泣きながら頑張ったご褒美を神様が七夕に用意してくれていました。 聞けば、この子、全国大会ではなく、世界大会と宇宙大会に参加するという。 宇宙大会っていう発想が私を超えている。どうやってと、また聞けば、 孫悟空の力を借りるという。何ともその発想もいい。大人のカチコチな発想 など通用しない。私の常識はもう昔の常識のようだ。この子達は負けると 一応、悔し涙を流したものの、ほんの3分もすれば走り回ってケラケラ笑ってる。 これがいい。世間では「なんもしない人」に頼むことが流行りだした。そもそも それをやりだした森本さんという方の発想がいいし、自分を分かっている人だと 感じた。どこにラッキーが転がっているか誰にも分からないけれども、運を引き 寄せる人とは、なんもしない森本さんや、このあっけらかんとしたこの子ら のように思える。七夕に願いを込めて書いた言葉も素直で汚れてないのがいい。 世の中、こういう感覚で生きて行くことが大事なんだなあ。

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