茨城県で全日本ジュニアチャンピオンシップ選抜大会が行われていた頃、私は大森にいた。極真会館 力謝会主催の顔面あり・金的あり第1回プレ全日本大会が行われたのだ。士道館から添野総帥、大久保館長、村上竜司最高顧問、佐藤館長代行、国際F・S・A拳真館羽山館長らが列席の元、55kg~130kg迄の選手が対戦した。副審は仁心道場柚井知志師範、日本拳法の師範方で顔面あり・金的ありの試合が始まった。バッティングによる流血はあれど大きな怪我もなく終えられたことに感謝です。優勝は51歳、94kgの山本雅樹選手(ビクトリーカラテスクール代表)、準優勝は24歳、55kgのラスタ選手(キックボクシングRISEバンタム級2位)でした。
人がどんな試合を成せるかは、人がこれからどんなふうに生きていくかにかかっている。人を押し倒して生きていくのか、弱者に手を差し伸べて生きていくのか。今日、私はほとんどの試合の主審をこなした。試合前は喧嘩同然になってしまうのでないかと危惧していましたが蓋を開けたら参加された選手一人ひとりの真剣な眼差しと相手への尊厳を忘れない態度に救われました。浜井会長、菊〇先生、スタッフの方々、皆様に感謝です。