年末最後の稽古は恒例の1000本突き。それを長津田クラスとすすき野クラスで行った。なので自分では2000本突きをしたことになる。青葉台クラスは100人スパーリングを大人+子供合同で行った。50分スパーリングしっぱなしだった。あの子も、この子も大丈夫かと心配しきり。90人のころにはそれも杞憂だと感じられた。子供達の成長には目を見はるばかり。堪え難きを絶え、それでも希望を捨てなかったのは子供達ばかりではない。その子の親御さんたちも同じく希望を捨てなかったに違いない。そんなことを思いながら99人目を迎え、100人のスパーリングを完遂した。そんな中、私が指導した3クラスに付いてきた黒帯がいた。53歳・小太り・愛嬌のある彼が1000本突きを2回、そして100人スパーリングをこなした。すすき野から帰るころには彼の声はかすれていた。がんばった証だ。言葉に出さなくとも彼も精進をしていたんだ。やるじゃないか。