11月 2022

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一昨日の日曜日、代々木第2体育館で極真会館坂本派主催の世界大会が開催され、4年生の組手でケイタが出場。2回戦で、白蓮のサリュウ君に延長で判定負けでした。白蓮のシン君とサリュウ君とは、ほとんどの大会で出くわすケイタ。また次回がんばれ~!。組手が終わってさぞ悔しがってるだろうと思っていたら、大阪のアルト君たちと鬼ごっこをしてると報告が、、、。 土曜、日曜は指導で抜けられないので全てはライン報告で知りました。男子は走ってると仲良くなって友達になっちゃうから、それもいいんだけどね。 まあ、いい意味でポジティブだし、元気ならいいか。そういうことにしとこう。 午後は型の世界大会でマスター女子で笹井先生が準優勝・シニア男子で羽田初段が準優勝でした。おめでとう!この二人には度々、稽古のあとに型を教えてきたので入賞出来たと聞いて安堵し、じわじわ嬉しい気持ちが湧いて来ました。判定基準は主催団体の基準があるのでそれを受け入れようと思います。 試合に向けて頑張ってきた、一人一人に「よく頑張ったなあ。いい顔してるな君たち。」と褒めてあげたい。お疲れ様でした。そしてありがとう。

今朝も4時半に起きて1日が始まった。4箇所で稽古。いつもと何も変わらない日曜日。今日は5人が静岡の選抜大会に向かい、3人が1月15日の全日本大会の切符を手にした。あとの2人は優勝者とあたってしまい惜しくも敗退。その2人、次はたぶん入賞するはず。それもまぐれじゃない勝ち方に違いない。この子たちは間違いなく成長してる。4箇所で稽古していた子供達も成長の芽🌱がいくつもあった。素晴らしいなあ。土曜に泣いて帰った子が、今日は克服していた。この子たちには可能性がある。すっごい可能性だ。

今日はみなとみらいで横浜マラソンが行われました。学生の頃、駅伝部で箱根五区の山登りを目指していた次男が出るというので今朝は空手指導前の早朝5時にあざみ野駅迄送ってから、二度寝。その後、家内が次男の応援に行くというので駅迄送って欲しいと起こされて、また7時に送迎。その後、午前中に長津田クラス、午後のみたけ台クラス、夕方にはすすき野クラス指導と休む間もなく這いずり回ってました。 眠い眠い1日がやっと終わりました。

中学3年ともなればもう受験本番なのだから空手も遠のくはずなのに12月の試合に出るという彼。今日はそんな受験前の中学生ショーヤと細マッチョの高校生キョウヘイが久しぶりのスパーリング。マスターズメンバーはすでに、この二人には敵わなくなってるのは自覚してるみたい。そのためか二人が指導するすすき野クラスからマスターズメンバーが消えて、みたけ台クラスや他のクラスに流れてました。今日はスパーリング相手を探しに、この中学生と高校生が平穏無事な、みたけ台クラスに参加したものだから、マスターズメンバーの黒帯たちは大変。「あっ、やばい。」とでも思ったのかマスターズメンバーの顔がみな暗く下向きに、言葉も少なくなり、、、。合同スパーリングでは上段廻し蹴りで倒れる人、上段膝蹴りを1分間に3発も食らい顎が痛いという人、、、ご愁傷様です。最後はこの二人のスパーリング。みんな圧倒されて、食い入るように見ていました。この二人に続く試合クラスの子供達にもいい刺激になったことでしょう。182cmの中学生を誰も止められなくなってました。 入会したてのショーヤ(9年前)

学生の頃、一夜漬けが得意という男がいた。彼はすべてに要領がいいし、試験のヤマのはり方なんかは感心するほど上手かった。しかし、その反面、彼は忘れるのも早かった。一夜漬けのものだから、その用が終わるとさっさと忘れる。それでいいんだと豪語していた。その彼とは真逆の男がいた。覚えが悪く、不器用な彼なのだけど、あるときぐんぐん頭角を現した。そんな彼には焦らないたくましさがあった。 そろそろ来月あたり雪が降る。雪は降り始めはなかなか積もらないし、降ってもすぐにとけて消えてしまうもんだから「なんだ今日の雪はこんなもんか」と高をくくっていると、いつしか一面真っ白になっている。人の能力の身に付き方もこれに似ているのかもしれない。 月曜日試合クラスの子供達に「打たせ屋」をさせてみた。すると四年生の女子が先日、準優勝した六年生男子のボディーに下突きを入れて倒していた。その六年生、まだまだ小さい。いつ彼の背は伸びるんだろうと思って見ていると四年生男子にも、どんどん抜かれている。しかしスパーリングの秒速ステップは異次元。この動き、異様に早い。もし彼が高校生まで空手を続けていたとしたら、誰も10秒も立ってられそうにない。 「雪はあっという間に一面を銀世界に変えている」。そんな気持ちでボディーを効かされてうずくまっていた彼を診ていた。

士道館国際大会を開催されてる添野総師とYouTubeで何度かコラボされていた宮本和志さんが会場に来られてました。この宮本和志さんはプロレス出身ですが、最近は小笠原先生とのYouTubeコラボが人気で、つい先日は添野総師とYouTubeをコラボされてました。士道館の添野総師は浜井会長と繋がりがあるので極真護身空手大会にも選手を出して頂いてます。 うちの道場の子供達が宮本和志さんからインタビューされた様子がYouTubeで見れます。→ https://youtu.be/mBvbutibGec6分経過後あたりです。 トロフィーもってる軍団がワサワサいるところに、いきなり,「はい、こんにちわー✨」と動画撮影されたようでした。wwww🤣‼️ うちの道場の子供達がみんな明るいのは笹井先生が明るいから。うちの道場の子供達はみんな笹井先生のいいところを受け継いでくれてます。ただ明るいのはいいけど調子に乗って騒いでしまうところがあって、その度に、いつも私に締められるって言うパターンの懲りない子供達です。

試合だけが全てじゃない。日頃の基本、移動、型をやってはじめてスパーリングの練習が始まる。自分でもそうやって来たから子供達にもそのように伝えてます。とは言え、試合で試すのもいい事。そう思いながらいつも試合結果を聞かせてもらってます。私が会場に行くと子供達が緊張して結果を出せないみたいなので稽古指導を受け持ってます。 今日の士道館国際大会、またまたみんな頑張ってくれました。引率の笹井先生、福西さん、いつも有難う。1年生と4年生の優勝はいつも会場でお会いする白蓮湘南鎌倉様。常連の方々です。また勉強させて頂いたと笹井先生から報告がありました。白蓮会館湘南鎌倉道場様 いつも有難う御座います。 ●フルコン 男子 1年  陽向 2位 蒼汰 3位 琥太郎 3位 ●フルコン 男子 2年  和文 優勝 廉之介 3位 ●フルコン 男子 4年 陽人 2位 啓太 3位 ●フルコン 男子 6年 琉之介 2位

同志社大学空手部に居たのは44年も前のこと。道場は岩倉だったから毎日、四条烏丸から百万遍・北白川・宝が池・岩倉とママチャリを走らせてました。行きは上り坂で1時間ほどかかってたっけ、本当によくやってたもんだわ。今じゃ、とてもじゃないけど無理です。勉強のための新町校舎・今出川校舎には行かずに毎日、岩倉の道場に直行直帰。せっかく一浪して入った大学なのに勉強もせず空手ばかりでした。ある時、巻き藁を突いていたら雨が降ってきて、いつの間にかやんでいたっけ。どれくらい時が過ぎたか、両の拳の血も止まってました。巻き藁も血で赤くなっていたのに色が消えてる。どうしたんだろう?と思って拳をみると皮膚がなくなって白い骨が見えていました。自分の骨を見たのは初めてだった。両手とも中指の拳の皮膚がなくなっていたので、周りに残っていた皮膚を真ん中に集めて強引にテープで止めた応急措置で帰ったものです。痛みを感じたのはその日のお風呂。死ぬほど骨が痛かった。でも感染症にもかからず元気にやっていたのは若かったからなのかなあ。今はそんな事をする人もいないし、それをやりなさいともいいません。皆さん、健康のためにいい汗をかきましょう。

子供達の技の習得力には目を見はるものがある。先週技ありを取られていたのに、今日は逆になっているなんて大人の方々では出来るものじゃない。子供達はどんどん変わってきているし、努力をし続けている。だから猶更、なんとかしてあげたい。最近は純粋にそんな思いで坊主頭にバンダナ姿で稽古指導を続けています。 1979年(昭和54年)1月に放送されたNHK特集を今でも覚えています。当時21歳、同志社大学の空手部にいたころ。比叡山はごく身近なものだったのに、その比叡山で千日回峰行というものがあることすら知らずにいました。「この世の中にそんなことをされている方がいるのか」と思いながら番組の中の酒井雄哉大阿闍梨の姿に釘付けでした。それが私が大学の剛柔流空手部から極真会館芦原道場に移籍したきっかけでもあり、その後、大学を卒業し京セラに入ったきっかけでもありました。私の坊主頭は実はそんなところから来ているのです。「坊主頭もそろそろ寒くなってきたなあ」と思ってバンダナを巻いて稽古指導をしだすと、子供達に「ラーメンと餃子をお願いしま~す」ってからかわれる始末。「でもまあ、いいや」。「今日も新しいことを教えて、新しい練習をしてあげよう」、「去年と同じ練習・3年前や5年前と同じ練習ではダメだ。教える側も常に進歩しないと。」と思うのです。子供達が成長するために常に創意工夫をしていかねば。

何をするにも一つの事を続けるという事は難しいです。時が経てば周りの環境も変わってくるし、最初の情熱なんていうものは、だんだん冷めて来てしまうものだと思っています。一つの事を長く続ける事は出来ないのが普通なんだと思っていてもいいくらいかもしれません。そんなもんだから、なんでもないような事でも10年を1日のようにやってのけている人を見ると、ただただ尊敬というか、何というか信頼できる人のように思えてなりません。それは、続けて来た物事に対してではなくて、それを続けてきたその人の忍耐と努力に対してふつふつと湧き上がってくるのです。

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