奇蹟の人
私は機械じゃない。機械のように生きる人生なんてまっぴらごめんだと思っていました。世の中には私のように思う人が他にも居ました。譜面通りに弾かないと厳しく叱った母親のやり方に合わず、譜面の裏側にある霊感を感じて弾くという。魂のピアニスト。私は何故か、この人にずっと魅かれて事ある如くに、「奇蹟のラ・カンパネッラ」を聴いてきました。魂で奏でるピアノ。人生の師であるその方は2024年4月21日 午前3時25分すい臓癌の為、92歳で旅立たれました。四十九日は6月8日。その日がフジコ・ヘミングさんとの最後のお別れになります。魂の交信が出来る四十九日まであと僅か。日々大切に生きて行こうと思います。合掌。 今日は春の昇級審査会でした。そして大阪ではJFKOの世界大会選抜大会が行われていました。夕方、新極真会・JFKO事務局の高野先生からお電話を頂戴し、入賞者全員との記念撮影があるので浜井会長の遺影を持って一緒に参加して下さいとのお話を頂きました。新極真様は事あるごとに心のこもったご配慮を頂戴し心より感謝申し上げます。今日は私が横浜に居るために浜井派金沢支部の中島先生が代わりに遺影を持って参加して頂きました。感謝感謝です。
これは無理
現在、八か所で空手を教えてます。指導してくれている黒帯も増えてきたので徐々に任せて行けるようになってきました。子供達の成長とともに教えてくれている指導者一人一人の成長を見るにつけ大変有難いなあと思うようになってきました。女性指導者:3名、男性指導者:5名、そして私。 子供達がスパーリング中にかかとがぶつかり、壁に穴をあけたりしても、神妙な顔をして、申し訳なさそうにしてる姿をみると「まあしょうがないか」となって、業者の方と補修工事の打合せをし、保険の手配をして、雑務に追われる日々。まあ、これが人生か、しようがないや。 去年から湘南のとある小学校で、アフタースクールでも空手指導をすることになり、現在25名に悪戦苦闘しています。ここまでの間に「自由奔放すぎる子供達に手を焼いて、ここでの指導は無理だ」と投げ出しそうになること数回。都度、アフタースクールのスタッフさんたちに助けられ、何とか1年が過ぎました。 「人生、これは無理だ」と思ったところから始まるんだなあ。
道場稽古
当道場では極真空手の基本、移動、型、ミット、スパーリングのそれぞれの稽古を体験し身に付けて頂きます。下は3歳から上は80歳までの方々が参加してますが、幼稚園児・小学生が中心となって活動してますが、最近は保護者の方も一緒に参加するケースが増えて来てます。 当道場では試合参加もしますが、必ず試合にでなければならないものではありません。試合に出たいという人には様々な試合を紹介し、日々の稽古を重視される方は、毎日の稽古を充実して頂きます。 いつも願ってることは、「普通のことを普通にこなし、元気で明るい子供が育ちますように」という極々在り来たりなことです。 最近の中学校の人気部活は、バスケットボール部、サッカー部らしいです。部活、がんばれー。 小学生の人気はどういう訳か「太鼓の達人」。練習が終わると叩いてます。家ではうるさいと叱られるようなので道場でずっと叩いてます。まあいいか。