2014年にNHKで放送されたイギリスの番組「7年ごとの記録」を観て私は以下のブログを書いてました。そして今年3月4日から3週に渡り、その7年後の63歳になった彼らの今を観る事になりました。1964年に始まったこの番組は子供達をずっと追っているのが凄い。そして彼らが実際にどうなっているのか。子供は生まれて7年でほぼ方向が決まるという。その仮説を実証している番組です。やはり人間はその仮説通りになっているようです。
先日NHKで7歳の子供達を7年ごとに撮影し現在56歳になっている人たちのドキュメンタリーがありました。 良く撮れたものだと思います。 それも49年間も何人かの行く末を追い続けるなんて凄い。引っ越しをして結婚・離婚を繰り返す人。昔、子供の頃に語った自分の夢をそのまま実現している人。様々です。 現在のその人の映像と子供の頃、高校生の頃、大学生の頃の会話、その後、職に就いた頃の会話。 一人の人生がそこにありました。 そこに映っていた子供たちは思っていたような人になって、そういう人生を歩んでるのです。 やはり人間、幼少のころ、小学校のころの純粋な心にどんな人生を描いてあげるか非常に大事なんだと思います。日々子供は成長しているので、その子供達に感動を与え、そしてそうなりたいと思わせる紙芝居を見せてあげていると、純粋な心であればあるほど、やはりそうなるものなんだと、あらためてそう思いました。 私は子供にはお節介を焼くのが好きな方でしたけれども、今思うのは、それはマイナスであって子供にはあまりあれやこれやと世話はやかない方がいいということ。それとただ、将来の紙芝居を見せてあげるだけで十分、子供は理解し自分で心に焼き付けて行くものだと思っています。長男が7歳のころ医者のいいことばかりを話してました。 14歳のころ、夢をあきらめそうになっていました。21歳にころ、まだ夢の途中です。 来週長男は24歳。その夢が実現するのには、まだあと2年半が必要です。 その夢が叶うまで、あまり近づきすぎないで見守っていようと思います。