同志社大学空手部に居たのは44年も前のこと。道場は岩倉だったから毎日、四条烏丸から百万遍・北白川・宝が池・岩倉とママチャリを走らせてました。行きは上り坂で1時間ほどかかってたっけ、本当によくやってたもんだわ。今じゃ、とてもじゃないけど無理です。勉強のための新町校舎・今出川校舎には行かずに毎日、岩倉の道場に直行直帰。せっかく一浪して入った大学なのに勉強もせず空手ばかりでした。ある時、巻き藁を突いていたら雨が降ってきて、いつの間にかやんでいたっけ。どれくらい時が過ぎたか、両の拳の血も止まってました。巻き藁も血で赤くなっていたのに色が消えてる。どうしたんだろう?と思って拳をみると皮膚がなくなって白い骨が見えていました。自分の骨を見たのは初めてだった。両手とも中指の拳の皮膚がなくなっていたので、周りに残っていた皮膚を真ん中に集めて強引にテープで止めた応急措置で帰ったものです。痛みを感じたのはその日のお風呂。死ぬほど骨が痛かった。でも感染症にもかからず元気にやっていたのは若かったからなのかなあ。今はそんな事をする人もいないし、それをやりなさいともいいません。皆さん、健康のためにいい汗をかきましょう。