先日、ある取材を受けてやり始めた頃の話をしたのですが、自分で話しながらいろいろと思い出しました。最初は3ヶ月参加者もなく、「これじゃ無理だ。やめよ。」 サラリーマンで子供を私立医学部に入れて金銭的に大変だったけど何とかやってるんだから、これ以上はもういいや。空手道場を持つ夢は諦めよう。やる事はやったわ。と思ってはみても、また土日には誰も来ない体育館に足を運んでました。
そんな中、もう来週で止めようと思っていたところ、一人入り、二人入りと少しずつ何かが変わって来た時がありました。その後はあれやこれやとやってるうちに徐々に人が増えて来て、いろんな所で人が集まるようになって今があります。3歳から80歳まで皆さん元気です。聖光学院から東大理科2類に現役で合格した生徒、防衛大学医学部に現役合格した生徒。いろんな顔を思い出しました。
空手だけじゃなくて勉強が大事だと口すっぱく言って来てる道場は異端かも知れません。勉強が一番、空手は二番と言ってる事自体おかしいのかなあと感じながらも我が子を育てて来たやり方でこの空手クラブを始めたのだから、このままやって行こうと思ってます。そんな事をある取材を受けていて思い出しました。