去年11月に宮崎市で開かれた空手大会で、小学生が試合中、背後から後頭部を蹴られる反則行為でけがをする動画がSNSに投稿され、波紋を呼んでいました。反則をした選手が所属する道場は「いけ」と攻撃を指示したセコンド役の指導者を無期限の謹慎処分とする事態となってます。今ではその道場指導者がみな、全身入れ墨をしてることがクローズアップされ、見た目で判断するのが世の中の風潮となっているようです。
ただ、その試合から約半年が経過しましたが、これら一連の流れの中でも、勝ち負けだけの試合偏重主義や、主催者側の姿勢・体制はあまり大きくは変わってないように感じられます。
当道場ではもちろん試合に出たい子供達にはその道を閉ざすことなく背中を押してあげてますが、試合に出ない多くの子供達に日々の稽古で、「一歩前へ出る強い心」を育み、子供の「健康や命」が最優先される道場でありたいと願っています。
