蓬谷戸からバスに乗ってたまプラーザに向うバスの窓に5mmほどの虫がくっ付いていました。 ヨチヨチ歩きの
ように這いずるその姿をぼーっと見ていました。 やっぱり虫は凄い。 あんな直角なガラス面を這いずり廻る
なんて人間には出来そうもない。 出来るのはスパイダーマンくらいなもんだ。 でも何で足がガラス面を捉え
られるのか不思議。 そう考えているとあっという間に羽を広げて飛んで行ってしまいました。 アブラムシが
いっぱいいるこの季節はテントウムシさんも活発に動けるらしい。 1日に100匹はアブラムシさんを食べてしまう
大食漢なのに窓ガラスをはい回れるなんて凄い。 だいたい寿命は2か月のはず。 冬や夏は寝ちゃうから1年で
3-4世代が生まれ変わる計算。 この前バイクで走っていたら珍しい黄色いテントウムシさんが胸に張り付いて
いました。 うどんこ病菌を食べてくれるこのテントウムシは名前もそのまま、キイロテントウムシ。 テントウムシ
思いながら電車に揺られていると上野へ。今日はまた東北。 明日は小学校で先生方と自治会の人たちと打合せ。
最近の出来事からするといったい、どんな話になってしまうのか気が重い。 でも信じよう。 そして人生なるように
しかならないから精一杯やってみるだけだ。 その結果を全て受け入れるだけだと思うといつも心はスッキリ。
世の中、殺虫剤的発想では自然の流れは作れない。 背中に七つの黒い斑点のあるテントウムシ的発想が何とか
してくれるはずだと子供達には伝えて行こう。昨日の特トレ、汗ビッショリの子供達。 素直って顔に書いてる子供達。
今度のサマーキャンプ。 ここに書いてることをそんな純粋な子供達の記憶に残してあげたい。