JALの副操縦士が機長と警官に暴力をふるい逮捕されたという。
42歳の副操縦士、巽創一。
仕事と人生に不満があったのだろう。
鬱憤は誰にでもある。
ただガス抜きを知っている人とそうでない人がいるだけだ。
とは言え機長と警官を殴ってしまうとは。
これも稲盛氏の教えの結果だろうか?
数字の回復だけに目を向けてしまうと、ほころびは必ず出てきてしまう。
この巽氏、42歳とすると、子供は小学生くらいだろうか。
奥さんも会社の業績が回復をして、この先は安泰だと思っていたろうに。
一杯の酒に興じて人生を変えてしまった人がまた1人。
チャンスは泡と消えてしまったのだ。
「頑張れば必ずチャンスはある」とは子供達に言って聞かせる言葉。
大人には「頭を冷やせ」と言うしかない。
そしてこう付け加えねば。
「本気で生きろ」
「真剣に生きてみろ」
「42歳、これからが本当の人生だ」
「五体満足、日本国籍があって、日本語が話せるんだろう?」
「なら、食うには困らない。」
「下を向くな。」
「今日が全ての始まりだ。」
まあ今回のJAL騒動、株主総会の後で何より。
加えて地上の内輪もめで何より。