英検3級は、中学生で取る生徒が少なくない。頑張れば高校生で二級も取れる。
「先生、エイケンって何?」って聞いてくる小学生がいた。
そんな中、小学四年生のお姉ちゃんと小学二年生の弟君が英検3級に合格していた。
来月には英検準二級を受けるらしい。
塾は行かず、家で勉強して合格していることが素晴らしい。
学業とはそもそも家庭環境によるのであって、小学校から私立に入れて何とかなるものでもない。
公立の小学校で塾にも行かず準二級、二級も夢じゃない。全ては親の考え方なのだろう。
この空手クラブで一番は横浜の聖光学院から現役で東大理科一類に入ったMASUKI君だ。
高校三年生の10月になってはじめて、そろそろ受験なので空手の稽古を休みますという。
あと4ヶ月で東大に入れるものかと危惧したが、それまでの模試判定全てに合格圏内。
たぶん、彼ならやるかもしれないなと思っていたら、3月に澄ました顔で現れた。
「合格しました」 飾らない一言が気持ちいい。そういえば彼も塾には行ってなかったっけ。
物理の研究をしたいらしい。秀才とは彼のような人のことをいうのだろう。
目指せMASUKI君。 目指せ小学二年生で準二級。
この空手クラブには勉強の塾に行く前に大事なことを教えている。