新聞に載っていました。
大学の単位を一つ落とし留年となったが、その責任は担当教授にあるといい、全ての事象は
人のせいにし、まったく自身の反省はない。という長男の話。再試験の前に3回も旅行に
行っても責任はないと言い張る長男に注意すると「死ね」、「ゴミ」と親に暴言を吐く。
母親はそんな長男と一緒に暮らす事が苦痛だと言う。こんな息子に育てた責任は自分たち親に
あるともいい、心の持ちようをご教示下さいとありました。この記事をを読んで開いた口が
塞がりませんでした。この親御さんは、子供を甘やかせたツケが回ってきたのに、
そのツケをまだ親御さんが払い続けているようで子離れが出来ていないのだと感じます。
幼稚園のころに遡って、育てなおせるならいいけれども、そんなタイムマシーンはまだ
この世にないのだから、あきらめて子供の自立を図るしかないでしょう。世間は甘くない
ということをこの大学生には知ってもらわないと。
この空手クラブのご父兄方はまだお若く、この投稿された母親の心境になるのはあと10年
ほど先のことです。ということは、そんな事態がいずれ待ってると思って、今からお子さんに
言って聞かせないとなりません。
親を甘く見させないために。
何があっても親が面倒を診てくれるなどと誤解しないように。
そして世間を甘く見くびってまさかの人生を送らないように子供の心を育んで行きたいものです。