センター南にキックボクシングのジムが出来ると聞いたのは1カ月ほど前の事。
センター北でGTキックボクシングジムを開いて100名を越える会員様を抱え
ながら、うちの道場で、稽古を積んでおられるこの方にしたらとんでもない事が
起こったに違いない。昨年からご縁があるこの方は昔、横浜東の渡辺道場から始まり
木元道場で二段まで取られた49歳。そのGTジムがある建物のオーナーが、
突然、センター南のジム開設と時を同じくして、GTジムに半年以内に出て
行ってくれと申し出てきたという。弱り目に祟り目とはこのこと。しかし、
ピンチの後には必ずチャンスが来る。それを信じて頑張って欲しい。
人とのご縁が見え隠れするのもこのピンチの時。そのご縁を大切に生きて行けば
道は拓けるはず。5年後に、「あの時、新しい場所に移っておいて良かった」
と言えるように是非、頑張って欲しいと思っています。
運が背中を押してくれる時、来る日も来る日も、意地悪な仕掛けを創り出して
その人を試そうとする。だからどんなことがあろうとも自分をおとしめるほどの
考えには至らないで欲しい。大切なことは、何があっても自分の将来に希望を
持ち続けること。そのために、わずかな時間でも日々自分と向かい合う努力を
怠らずにいたい。自らを省みて、自らを許し、自らを励まそう。
少しでもよく変わり得る自分がいることを信じよう。
5年後、GTジムとこの空手クラブが更に多くの人達とともにある事を信じている。