3月12日、世界保健機構が新型コロナウィルスをパンデミックと認定したものだから
日経平均株価は856円安の18,559円と、あっさり19,000円を割ってしまった。
こんな時は朝から、日刊工業新聞の記事が気になる。 コロナ対策の手を打った
会社はどこで、どんな手を打っているのかを見て居たら、あれよあれよという間に
株価は18,000円を割り、17,431円まで落ち込んだ。 そうか13日の金曜日
だったか、なるほど動きが読めないはずだ。
この記事を読んでいると、このパンデミックに既存薬でコロナウィルスに効くものを探す
会社がある。 富士フィルムのアビガンは国が200万人分を確保している。 政府の要請
があればすぐに手が打てる。これはいいぞ。 しかし、ここに既存の薬ではなく、新規開発
を目指す会社がある。 武田薬品工業だ。
アイルランドのシャイアー社の技術をベースにコロナウィルスに対する免疫力を上げる
効果があるのがTAK888。 来年の今頃には新薬が発売されている。 そのころには
武田の株価は上がってるに違いない。 この富士フィルムと武田薬品工業の株、
なかなかいい。 有望だ。 そんな新聞を読んでいたら子供達が集まって来た。
子供達には手洗いをしたあとに体温測定し37度を越えてなければトレーニングに参加
してもらっている。このコロナウィルスのために手洗い、うがいが定着してきている。
この学校休みは子供達の習慣を徐々に変えてくれているようだ。 このまま手洗いを続ける
子供であって欲しい。 明日から通常通りの稽古が再開する。 消毒液、手洗い、体温計など
今までにない対応をしながら、コロナウィルスの間は型を中心に稽古をすることにしている。
空手は人と密着しない武道であり、型は息をあげる動作はなく、じわっと汗がにじむもの。
空手の型は足腰を強化し、しなやかな筋肉と筋をさらに鍛えてくれる。 そうだいい機会だ。
このパンデミックの意味を知らない子供達に、明日から休みの過ごし方と身体の鍛え方を
伝えてあげることにしよう。 国家非常事態宣言がでない限り、一部のクラス以外は通常通り
の稽古。日本に非常事態宣言が出されるのはトランプ大統領次第なのだ。なんかきな臭い。