たまにお灸を
この前列の茶帯達は元気で、明るく、仲間意識が高い。そこがいいところ。そんなこの子達が成長していく姿を見るのも楽しみ。 今日も稽古前から、このお調子者達は遊び心満載でキャアキャア言って戯れあってる。まあいいや。友達と戯れる中で人との関わり方が分かってくるんだから戯れるのも悪くはない。そう思っていたところ、稽古中にチンタラしながらサンドバッグ稽古をやっていた。下の帯の子供達の型稽古を見ていたら、この有様。 という訳で、今日は彼ら5人にキツイお灸を据えてあげました。 中でも4年生のケイタはいろんな大会で入賞してるからみんなを引っ張って行って欲しいのだけれど、空手では全くガツガツしてない。試合、試合、勝つぞ、勝ってやるぞとはならない。ただ日曜日の中学生とのスパーリングが痛くて怖いから、試合にかこつけて中学生達とのスパーリングから逃げている。道場の壁にあるケイタの賞状は新極真全関東準優勝、総極真3位、拳武会準優勝、士道館優勝、全極真優勝、、、。 この子が静かになるのは試合会場。ここでは打って変わって目が真剣になって物静かになる。それもいつも一番後ろから強い相手の試合を見守っている。 この姿、なかなかかっこいい。この時ばかりはお調子者じゃなさそうだ。今日のお灸の効果はいずれ分かるはず。がんばれ、お調子者達。
江ノ島海岸砂浜稽古
今日は江ノ島海岸で砂浜稽古でした。雨予報だったのに雨は降らずに基本稽古、補強、胴回し練習、相撲大会、最後はスイカ割りで2時間の稽古は無事終了しました。曇りだったからか、人が多くなかったのが幸いでした。 笹井先生、福西さん、いろんな段取りと準備、子供達の為に楽しい一日を企画してくれて感謝です。ありがとうございました。
終戦の日
父方のじいちゃんは右側写真。外国人の捕虜を連行している軍人さんでした。左上のチビガキ連行写真は昭和37年。60年前の日本です。4人の近所のお兄ちゃん達に連行されて取り押さえられてるクソチビガキが私です。「おにいちゃんもヤンのか」と言いながらこの体格差を気にせずツッカかって行ったら相手は4人に増えていて、最後はこの様でした。左下の写真の左端は突きの型をやってる40台の私。このころはまだ髪の毛がフサフサ、、、。 B29が空を覆って東京を焼け野原にした時、超低空飛行をしてきたB29の操縦士が笑いながら機銃を撃ってきたと父は言ってました。ボーイングのB29🇺🇸とグラマン🇺🇸とゼロセン🇯🇵が戦ったらしいけど、カッコいいのはドイツのシュミット🇩🇪だったみたい。当時12歳の父にはそう見えたようです。今日は終戦の日。合掌。
お盆休みは掃除
私の趣味は仕事と掃除かもしれない。なので新石川本部の毎晩掃除は年末年始も欠かした事がありません。お盆休みの昨日から日ごろ掃除が出来ていない換気扇の掃除と空気清浄機2台、除湿機3台のフィルター掃除をやってます。トイレの汚水槽ポンプ2台も本日、新品のポンプ2台と交換工事も完了致しました。 また皆様がコロナ禍でも安心して稽古に参加出来る様に紫外線照射装置とオゾン発生装置の点検も完了〜。
リフレッシュ、いいね
お盆休みに入って、みなさんから里帰りされてる写真が送られてきたりして羨ましい限りです。笹井師範代の実家は山口県。早速、角島という青い海の写真が送られて来ました。江ノ島とは違って青いんだ。あ~あ、いいなあと思っていたら、そこに旅行に行ってる慶応ボーイの黒帯君一家が。長男が9月に昇段審査を受けることになっているからさぞかしトレーニングをしているんだろうと思いきや、なんだか楽しそう。まあ、いいか。これが師範代のいいところだし、陰に日向に師範代を支えてくれている慶応ボーイの黒帯君へのお礼なのかもしれないな。 みんな元気でなにより。 私は新石川本部の賞状の並べ替えをしていました。ひっそり寂しいもんです。みんなの賞状を観ていて気付きました。笹井師範代(山口)・岡先生(佐賀)・羽田さん(宮崎)・慶応ボーイさん(大阪)、、、 あれ、大半の方々、出身は西日本やんか。 私は埼玉の川口。でも大阪、京都に長くいたなあ。野球は元々ジャイアンツファンだったのに今は阪神タイガース。六甲おろし、お笑い、落語が大好き。空手をやり始めたのは京都岩倉と新京極でした。仕事ではそういえば鹿児島の国分工場・川内工場に毎週行ってたっけ。
総極真神奈川県大会
8月6日 伊勢原で総極真釘嶋道場主催で神奈川県大会が行われ以下の結果でした。 組手部門: マスターズ上級 羽田一級 優勝、小2上級 渡辺大聖 準優勝、小4上級 笹井啓太、園部陽人 ベスト8、小2初級 伊藤豪 ベスト8。 型部門: 伊藤豪 ベスト8 今回は上段膝蹴りを取ってもらえなかったという声をいくつか聞きました。どこの主催団体であっても、誰が見ても、技ありか、一本を取れたら勝てるはずだよ。と伝えました。そんな技ありを取れるようになりたいね。手数で判定をもらう勝ち方もあるけど、やっぱりwazaari. Ipponの道を伝えて行こうと思ってます。
アナログが一番
アメリカのALTEC社製H=140cm大型アンプ2台、その他海外大型アンプ2台、そして100年前の蓄音機。すべて現役で超高音質。1台100万円を超えるみたい。その方がいうには「音楽を聴くならレコードで聴く、アナログが抜群」。その方、なんでそんなにお金があるんだろう? 先日も山を2つ、横浜市に売却したらしい。アパートは緑区に10数件持っておられてその家賃収入だけでもかなりのもの。あるところにはあるもんだわ。 その方とは、どういう訳か馬が合う。だから仕事の話で伺っても最後は、このどでかいアンプで1時間ほどレコードを聴いて帰るようになりました。車はBMW M3。それも4輪駆動。1500万円はくだらない。それをキャッシュで買う。ローンは好きじゃない。ナンバーは3ヵ月待って「3」。Ⅿ3だからこだわって3なんだ。なんだか人に媚びないし、思った通りにやってる生き方がいいなあ。 8月25日に十日市場で夏祭りをやることにした。この方、協力をお願いしたら、「ああ、いいよ。何、持ってたらいい?」。気の置けない方に感謝だ。ただただご縁ありきの方。 一緒にいて疲れないし気楽に時を過ごせる。空手はデジタルじゃない。「あるか、ないか」「〇か✕か」といったような中間部分を省いたものじゃなくて、常に変動している情報をそのまま脳に送ってそれを瞬時に処理して身体を反応させる反復運動。 音の世界も、空手の世界もアナログなんだ。
To be or not to be
嵐が丘 エミリーブロンテをもっと知りたくてイギリスに行ったのは3年前。ストラトフォード=アポン=エイヴォンのウィリアムが眠る教会にも。そしてコロナドイルのシャーロックホームズにも出くわした。コロナの前に行っておいて良かった。 イギリスかぶれって言われても気にしない。好きなんだからしょうがない。ロンドンの狭いチューブにも迷う事はなかった。英語はクイーンズイングリッシュ。みんな不味いって言う料理も美味しいんだから、相当かぶれてる。仕事でイギリスとイタリアの工場を巡っていた頃からのイギリスかぶれはもう35年。 先に行くか、やめるか、それが問題だ。どちらがこの心にふさわしいのか耐え忍ぶのか、戦うのか、さあ、どっちだ。それとも、消えてしまうか。何のための我慢だ、何のための忍耐だ。 ずっと悩んでいるミス レモンちゃんも 一歩踏み出せないコナン ドイル君も 運動音痴なシャーロック ホームズ君も 運動不足のミス マープルちゃんも 暑い夏、イギリスかぶれ🇬🇧の坊主頭先生と一緒にいい汗流してみない? To be or not no be.
憧れの福地勇人先生と古コン先生
今日はケイタが憧れの福地勇人先生の空手セミナーに参加してきました。事前に笹井先生から申し出があり、セミナーの主旨とケイタの課題を鑑み参加を許可しました。ケイタは憧れの福地勇人先生がカウンターパンチの技の練習の時にずっと相手になってくれていたらしく、痛くても嬉しかったようで、本人にとって忘れられない一日だったようです。確かに身のこなしが上手く蹴りも早い。でもパンチに課題があったから、いい刺激を忘れず頑張って欲しいと思います。福地勇人先生、古コン先生 ありがとうございました。
カエル
長津田から青葉台に向かう時に田奈の田んぼ道をバイクで走り抜けるのが気持ちいい。日曜日指導の合間、その田んぼ道でバイクを停めて休んでいると、たんぼの中に鷺が何かを狙って立っていました。私は動かない鷺に近づいてみたけど私に気づく気配もない。見ると鷺は一匹のカエルに的を絞ってジッとしていました。狙われているカエルはというと、こちらも逃げる気配がありません。カエルの先には一匹の小さな虫。カエルは目の前の獲物に飛びかかる寸前でしたから、自分を狙っている鷺などには気づく訳もありません。 私は、面白い連鎖の場面に出くわしたものだと思った時に、「いや待てよ、自分も今、鷺を捕まえようとしているけど、自分にも同じような危険が差し迫っているのではなかろうか」と思えてきました。「危ない、危ない。今、自分は自分の前ばかり見ていて、他人が眺めている自分というものを気にかける事もなかったわい」。 私は物音を立てず、その場を立ち去ろうとしました。鷺はそんな私に気づきビックリして飛び去っていきました。 カエルは何も知らずジッと獲物を狙ってました。運がいい人とは、このカエルのような人をいうんだな、きっと。