墨田区福地道場へ出稽古
今日はかねてから予定していた福地勇人先生の道場への出稽古でした。 福地勇人先生のYouTube動画を何度も観ていて、会いたい会いたいと言ってた三年生のケイタ。 今日は夢のような時間だったね。 最高の1日を心に焼き付けたかな。 キレのある動き、参考になったっね。 森口統括師範 、福地勇人先生 今回、いろいろとご調整頂きありがとうございました。
全国大会で会う?
お父さんの転勤で4月に札幌に行く兄弟は約2年間、すすき野、桜台、みすずが丘、新石川で頑張っていました。これをやれたのはご両親のサポートがあったからだと思う。そう言えば、いつも夫婦揃って、子供達を見守っていたっけ。 子供達同士では全国大会で再開を約束してるらしい。いいことだわ。 控えめで、熱心なご両親の為に何かしてあげようと思い、すすき野クラスのみんなで写真を撮りました。
ようやく10年
私はこのブログを書き始めてあと少しで10年。2012年4月から始めた空手クラブ。あっという間の10年だった。それまではサラリーマンをしながら、そして単身赴任をしながら、道場の指導員をしていただけだった。1978年4月、19歳から剛柔流の空手を始め、その後極真芦原道場・芦原会館・正道会館・極真東京城西、そして2011年10月に浜井識安会長と出会い2012年4月から極真浜井派神奈川県支部長を6年勤め、その後は極真会館力謝会横浜田中道場として活動している。中でも浜井会長との出合いがあって今の横浜田中道場があるのだから感謝以外何物もない。この間、会社勤めをしながら息子が医学部を卒業し医者になってくれたことは受験を傍らで支え、応援してきた自分自身にとっても大きな励みになった。この3月、ずば抜けて頭の良かった学生が東大大学院を卒業する。高校3年生の10月まで空手をやっていて、そろそろ受験勉強に入りますと言って3か月の受験勉強で東大理科2類に現役合格した彼もようやく社会人になる。10年で雪の日も、台風の日も、37℃を越える蒸し風呂のような日も私は何も変わらず空手指導を続けて来た。そして多くの子供達の汗と涙をみた。いい顔に成長してくれていることが何より嬉しい。このご縁、ただただ神様に感謝あるのみです。
じきに80kg
子供達の成長には目を見張るものがある。 中学生になって部活をやりながら空手を続けている子達は下半身がしっかりしている。 身長は180cmをゆうに超えて体重も70kgを超えている。 一般部のお父さん達、スパーリング必死です。 中学生、高校生達の動きは早いし、重い。 お父さん達、同情します。頑張れ👍 子供達はコロナ禍でも本当に成長してるなあ。
父親
17年前の3月3日、ちょうど今頃(22時頃)私は電話口の母の尋常じゃない声に震えたのを覚えている。身内が亡くなったのは46歳にして初めての出来事だったので、浮き足だって何をどうしたらいいのかもわからず父親が亡くなった事を受け入れる余裕もなかった。 足腰が弱って来ていたけど心臓発作は予想外だった。母親を安心させないといけないと焦ってばかりで何をしゃべっていたのかほとんど記憶にない。 埼玉県から出た事がなかった両親が、勤めていた会社の都合で一家は大阪府茨木市に移り住んだ。父親は頑固なほどに関西弁に馴染まらず、野球と言えばジャイアンツ。タイガースは毛嫌いしていた。私は父への反発心から吉本新喜劇と阪神タイガースばかり観るようになって行った。 酒豪でクダを巻く父が嫌だった。勉強の事もうるさかったがお酒が入ると尚更だった。 左:30歳頃の父. 右:右側が父 60年前の私 大トラの父が好きになれなかったが、毛嫌いしていたはずの父親が言っていたような事を自分も知らず知らず口に出していた。二人の子には勉強が大事だとずっと言って来てしまったのはその一端かもしれない。まるで父そのものだった。きっと息子達は嫌だったろうに。 17年前の2005年3月3日、父義一はあっけなく一人で亡くなった。私はその頃、京セラという会社の営業部長で父の思い描いていた道を歩んでいた。京セラに入る時、友達も家族も皆、あの会社はキツイから止めた方がいいと言っていたのに父だけは自分が決めた道を歩んだらいいと言ってくれた。 今、お父さんと息子さんが空手を始める姿や子供の送迎をされてるお父さん達の姿を見て、なんだかほのぼのとしていて羨ましい。お父さん達は家族を養うのに大変な頃だと思う。 コロナに負けるな。不景気に負けるな。頑張れ、お父さん達。 いつもそんな事を思いながら親子の姿を微笑ましく眺めている。
元気でいる事
この2年間、ずっとコロナコロナと言われて来たけど、やる事は何も変わらず淡々と稽古を続け、試合にも参加し、昇級昇段審査会も行なった。新石川本部にはコロナウィルス対策の一環で紫外線照射装置やオゾン発生装置、空気清浄機を設置。どこよりも綺麗な空気の中で稽古を行うように環境を整えた。 昨日のすすき野クラスで聞いてみた。親孝行ってどうすればいいかって。勉強で思い悩み、イジメで思い悩み、両親の喧嘩に嫌気がさし、お友達の家と比べて自分を思い悩む。子供達ながら悩み事は減らないようだ。そして下を向いて歩き出す。 私は親孝行とは、子供達がいつまでも元気でいる事だと思っている。親と一緒に居るのも20年〜30年。その間、元気で居る健康な身体と強い心を気付かせてあげたい。
黒帯授与
1月に10人組手を完遂した3人に認定状と黒帯を渡した。この子達、幼い顔をしていた子達が中学生にもなると、いつの間にか、いい顔になっていた。 泣いた顔、悔しがっていた顔、大笑いの顔、いろんな顔を持っていたこの子達が、いつのまにか中学生になっていた。 この子達、この先何があろうと、どんな苦労が待ち受けていようとめげないでいて欲しい。いつも今日が最後だと思って頑張っていたら何とかなるんだから。 君たちの笑った顔がいい。どれだけその顔に励まされたことだろう。君達に感謝しかない。
総極真全国大会
今日2月5日土曜日の結果です。 ★全日本ジュニアファイナル★ 小3男子陽人準優勝 やったあ全国2位!★KARATE BATTLE KINGS★ マスターズ男子上級羽田さん3位、小3男子選抜 啓太3位、小1男子初級 和文準優勝、小1女子初級 なつ3位、小2女子選抜 未久準優勝 なんか試合の最後まで残って応援してくれてる仲間達っていいね😍✨こいつらチビのくせに青春してやがる‼️ 皆んながハルトに、、、おれの無念を晴らしてくれと皆んながハルトに手をかざしてパワー注入していたよwww俺の一回戦敗退の、、、俺の二回戦敗退の、、俺の準決勝敗退の、、たくさんの亡霊が取り憑いてた🤣‼️‼️‼️ そして全国2位に上り詰めるなんてやるなあ~。
受験本番、始まった
東京・神奈川の中学受験難関校の受験本番が今日2月1日から始まった。身体はまだ子供なのに睡眠時間を削って受験に立ち向かうのは酷なことだし、高校受験や大学受験より厳しいものがある。保護者も気が気じゃない。20年前の今日、私も長男の受験の真っただ中にいた。日能研のバッグを背負って2年間頑張ってきただけに目指す学校に行かせてあげたいと神様に祈ってたっけ。でも無常にも長男の感触で「絶対通ったはず」と言っていた第1志望の桜は咲かず、空気が淀んでいた。親の前では涙を見せなかったけど泣きたかったはずだ。合格発表を見に行った私は結果を妻に伝えるのが辛かった。一番、落ち込むのは長男でなくで妻に決まってる。あれだけ入れ込んでいたんだからと想像が出きただけに言葉を選んで伝えた。案の定、妻はそれから1週間寝込んでしまった。それでも第2志望の中高一貫校に合格したんだからと慰めても、あの子が通ってなんでうちの子は行けないのと泣いていた。長男はそれを見ていて責任を感じていたのかもしれない。お母さん、ごめんねとしょぼくれながら言っていた。日能研の受付も先生たちと保護者と子供達でごった返していた。泣いて泣いて悲嘆にくれる親子。笑顔で結果を伝えに来た親子。泣いても笑ってもいいじゃないか。がんばったわが子を褒めてあげよう。2月はそんな親子の晴れ舞台なのだ。 空手を通し我慢や辛抱の心を学んだのかもしれない。そして1日10時間の勉強に耐えた体力も養うことが出来たのかもしれないなあ。よく頑張ったよ。そんなねぎらいの言葉しか私には見当たらなかった。あれから20年。長男は今、循環器内科の医師となって6年目。本当に辛抱強く妥協せずに生きてきたと思う。人知れず悩んだこともあったろうに。 平気で噓をつき、法を犯しても金が儲かれば成功者と呼ばれる世の中で、そしてお金の力で人の価値を計れると口にする愚かな輩があふれる世の中で、君たちはまた揉まれて生きていくことになろう。そして君たちは、この世の中に価値ある生き方をしている大人なんかいるのかと思うかもしれない。誇れる生き方をしている大人なんているのかとも思うだろう。しかしそこは断じて伝えておく。この世の中にはそういう生き方をしている大人はいるし、誇れる価値ある背中を見せてくれる大人はいる。見えない明日を信じて懸命に生きてきた、そんな大人の人にいつかきっと会えるだろう。今日の受験の失敗なんて大したことないぞ、と笑って背中を押してくれる人がきっと君の周りにいるはずだ。明日を信じて頑張れ。何とかなるからね。
まぶしい自分になれ
信念を見つけることも、カッコいい自分を見つけることも、感動を与えることも1年や2年で出来やしない。いいものは時間がかかるものだ。すぐに手に入るものは砂のようにこぼれ落ちてしまう。本物を手にするのは難しい。 今日、喜ぶことを知り、ありがたさを知り、感謝する心が自然に現れた中学生たちがいた。10人組手を完遂した3人、おめでとう! 70kgを越えている子も、動きがいい子も、強い対戦相手によく耐えたと思う。最初から対戦相手に指名していた180cmを越えている中学生と高校生の攻撃は素早く切れがある。本当にこの対戦相手を前に立っていられるだろうかと心配していた。しかし頑張れ、きっと何とかなる。いや、何とかさせてみなさい。自分を信じてしのいでみるんだ。そんな気持ちで観ていた。声援の声も背中を押してくれる。きっとやり通してくれるはずだ。そう信じていた。 カッコいいじゃないか。今日の君たちはまぶしいほどカッコいい。生きていくにはこれが必要だ。お金じゃない。お金は稼げばすぐに入ってくる。大事なものはお金じゃない。大事なものは勇気だ。勇気があれば何とかなる。生きていくには、黒帯になるには、心の奥底から湧いてくる勇気は欠かせない。