拍手
今日、伊勢原で開催された神奈川県空手道選手権大会(総極真主催)でマスターズ男子上級でハネダ初段が優勝しました。この暑い夏を頑張った人たちだけが集まる過酷な大会で、粘り強いいい試合が出来たと思います。 お盆前に眼科手術をしたあと道場に出てみると、黙々とサンドバッグ練習をするハネダさんが居ました。頑張る背中に声を掛けてあげないと。という思いと、ちょっと待てよ昨日、眼科手術したとこだからなあ。どうしようか。でも結局は、少し気持ちが揺らいだけど、いいや、やっちゃえ、目くらい何とかなるわ。と思って「ガンダムやろうか」と声を掛けたら「押忍、ありがとうございます」。一人でサンドバッグを蹴ってるよりガンダムの方がいいに決まってる。 頑張ってる人に何かしてあげたくなるのはどこの道場の先生方も同じだと思います。お盆の間はキタガワさんが協力してくれて、ハネダさんと二人で二日間スパーリングをやってたっけ。よく頑張っていたなあ。そんな姿を観て来てるものだから、今日の優勝は心から拍手を送りたい。おめでとう。よく努力を重ねて辛抱したよ。素晴らしい。
暑い日
今年の江ノ島砂浜稽古は台風の影響を考慮し中止にしました。残念です。 この暑い夏でも新しい会員も入ってくれてます。ありがたいです。寒い寒い2月に体験に来てくれた5年生女子。暑い真夏に入会したその日、帰りの時間にドシャ降りの雨でした。その次に入った子も5年生女子。別の教室も5年生女子。どうしてみんな5年女子なんだろう。入会するには動機があって、それぞれに目標があるはず。その思いを忘れずにいて欲しいものです。寒い日も、暑い日も、先生は、いつでも君達を待ってるよ。
靖国参拝
8月15日、南行徳から重いスーツケースを引っ張って戻ってくると九段下で半蔵門線に乗り換え。ここまでくる間にスーツケースの前輪の樹脂部がなくなってしまいました。九段下駅は靖国神社の参拝の方々ばかり。終戦記念日だとは気づかず乗り換えのためだけに九段下駅に居たのですが、せっかくだから本殿で手を合わせておこうかと思い立ち、重いスーツケースを引っ張って、暑い日差しの中、行ってきました。 2m進んでは止まって、また2m進んで止まって、50分ほどで本殿へ。喉が渇き、頭のてっぺんが熱くなって、スーツケースの前輪が無くなってました。さんざんな1日でした。でもやり終えると、心地いい疲労感が残っていました。 偶然の終戦記念日の靖国参拝でした。
真っ直ぐ
パリオリンピックは今日が最終日。「井の中の蛙、大海を知らず」ではダメですね。開会式でマリーアントワネットが出てくる演出は日本人には出来そうにないです。でもそんな演出家が日本にも出て来て欲しい。 今年は変化の年ではなくて変革の年です。大きく羽ばたく人は、小手先の変化に甘んじるのではなくて、どん底から這い上がってくるような変革を自ら選択して行く人です。チマチマと小さく整えて、今を変えることが出来ない人には大きな飛躍は見込めません。大きく進化する為に思い切った断捨離をやれるようにしよう。 今日のリアルチャンピオンシップ選抜に出た二人。チマチマ活きる小賢しい生き方をしない子だ。それがいい。今のまま、真っ直ぐに生きて行こう。
運
フランス発祥のフェンシングで日本が優勝し、日本発祥の柔道でフランスが優勝するって言っていた占い師は誰も居ませんでした。ここを当てていたら私も占いというものを信じたかもしれませんが、みなさん結果論ばかりのようです。 私は22歳の斉藤たつる選手が気になっていましたが、思いのほか明るい性格だったので救われた気がします。4年後に期待してます。 オリンピックに出る人たちがどれほどの練習を積んできたかは私にはわかりません。ただ尋常じゃない努力と忍耐力を持ち合わせていて、ある種生まれながらの才能とを兼ね備えている人じゃなきゃ、あの場には立てないはずです。そして何より運がある人たちなのでしょう。 そしてオリンピックは運がいい人達がベストコンディションにして集まってくる場なのだから、そこで金メダルを取る人は最強の運を持ってる人なのでしょう。 高校2年生が新極真全日本に出てみたいという。私はチャレンジはいいことだと思って背中を押してあげました。どこまで昇っていけるか、彼の武運に賭けてみようと思う。
やれば出来るね
総極真の選抜大会が23日に行われ、小6初級でユタカ優勝、小4上級軽量でカズフミ準優勝。試合に参加した人達は、試合に出るだけでも大きなハードルを越えたのと同じな訳だから、それだけでも価値があると思います。その勇気、素晴らしい。 逃げない心が成長の証だね。素晴らしい。日曜は稽古指導をしながら、試合結果に一喜一憂でした。いろいろとドキドキさせてくれて有難う。感謝してます。
黒帯
6月16日日曜は新石川本部で昇段審査会を開催し小学6年生:初段2名、高校2年生:弐段1名が誕生しました。この子達は未就学児から通ってくれている生徒達。三人に共通するのは才能があって強い。道場開設して13年目。ある意味、一流のものを兼ね備えた三人が育ってくれたと思います。二流・三流の生徒は試合で負けた時に「喉を押さえて突きが当たったことを大袈裟にアピール」します。この三人は一切そういう言葉を吐きません。気持ちの弱い子供達は「審判に相手の反則をアピールしている」のではなく、実は試合に思いを賭けているご両親に対するアピールをしているように感じます。僕が負けたのは審判がそうしただけで僕は負けてないよ。そんな気持ちかもしれません。 しかし、この三人から「親に対する言い訳」を聞いたことがありません。全国大会で入賞する子供達というのは皆、同じように負けは負けとして、しっかり受け止め、言い訳もせず、次につなげられる子供達だと思います。 今、横浜田中道場に通っている子供達は、ほぼほぼ、気持ちが強い子供達。道場開設後10年を過ぎた2022年のコロナ禍あたりから、この風土を創り上げることが重要だと思い、そういう心の強い子供達が居る道場にしむけてきたと言っても過言ではありません。そしてようやくこの6月でファーストステップが完了したと言えます。次のステップは、ここからサポーターなしの一般部の試合で活躍する生徒達を育て、キックボクシングの世界で名を馳せる生徒を見出していくこと。それが横浜田中道場のセカンドステップです。常に大きく進化して行くため、自らの考え方も常に3年先、5年先を見据えたものにして行こうと思っております。