代表のブログ

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6月、7月と、新たに空手を始める子供達、そして一緒に稽古をされる ご父兄が増えて大変有難く思っています。ただそれに伴い道着、サポーター の用意が間に合わず、またこのブログも雑務の中で先送りになってしまって おりました。 そんな中、今日は東京都空手道大会に子供が2名参加するというので 日曜の指導を他の黒帯に代わってもらい引率して参りました。 今日、参加した1人はいきなり初戦で強豪と対戦し惜敗。その相手が結局、 優勝しました。もう1人は決勝まで残ったもののこれまた惜敗で準優勝。 10月に行われる全国大会への出場権は獲得。 稽古で泣きながら頑張ったご褒美を神様が七夕に用意してくれていました。 聞けば、この子、全国大会ではなく、世界大会と宇宙大会に参加するという。 宇宙大会っていう発想が私を超えている。どうやってと、また聞けば、 孫悟空の力を借りるという。何ともその発想もいい。大人のカチコチな発想 など通用しない。私の常識はもう昔の常識のようだ。この子達は負けると 一応、悔し涙を流したものの、ほんの3分もすれば走り回ってケラケラ笑ってる。 これがいい。世間では「なんもしない人」に頼むことが流行りだした。そもそも それをやりだした森本さんという方の発想がいいし、自分を分かっている人だと 感じた。どこにラッキーが転がっているか誰にも分からないけれども、運を引き 寄せる人とは、なんもしない森本さんや、このあっけらかんとしたこの子ら のように思える。七夕に願いを込めて書いた言葉も素直で汚れてないのがいい。 世の中、こういう感覚で生きて行くことが大事なんだなあ。

涼しい山道も結構だけれども、やっぱり山道には汗が欲しいような   気もする。時には耐えきれないような坂道を登ることがあっても   いいような気もする。 夏がいつもの暑い夏であって欲しいように。   入道雲と太陽の下で、ぬぐえどもぬぐえども汗が流れ落ちてくる。   どうにもこうにもしようがない暑さの夏であっても、それでも   やっぱり夏は夏であって欲しい。   そしてどんなに暑い夏が来ようともきっと乗り越えられると私は   信じている。 そうやって自分に言い聞かせて、暗示をかけるのだ。   自分は運が強いなあと感じたとする。そんな出来事にまた出くわして   みると、それが確信に近くなる。それがまた起こるとついには信念と   なる。そうなれば自分は運が強いから必ず上手くいくはずだと思う   ようになってくる。そう思っていると不思議に上手く行きだすから不思議だ。   暗示は時に有効だと思う。日本という恵まれた国にいて、好きなことを   やっているのに、甘えるな。この程度であきらめるのか! と自分に暗示   をかけるのだ。 私は息子にも暗示をかけてきた。そして医者になった。   今、空手クラブの子供達にも暗示をかけている。   「君達は偉大だ。きっと出来る。」

父の日は、あっけなく過ぎてしまった。 稽古の終わりに話をしようとしていたのに   試合の話をしていたら、すっかりそのことを忘れてしまった。   父の日に「お父さんに感謝してるかい?」 と聞こうとしていたのに、、、。 当たり前の毎日を創ってくれている親の有難さに気づいてくれるには、あと10年、20年も   かかるかもしれない。 でもどれだけ年月が経とうともきっと、子供達の澄んだ心に届いている   と信じて疑わない。もっとその心に浸みこめ、もっとその心で感じとれ。    命には限りがあると思って毎日毎日を必死に生きなさい。    そして永遠に生きると思って学びなさい。   君はどんな未来を描けるだろう?   君はどんな海を描けるだろう?   君は海を見たかい?

9日の日曜日、いつもと変わらない稽古が4か所で行われていました。 いつもと変わらず稽古が出来ることに感謝でした。 そして葛飾区では イケメン?男子たち3人の型の試合がありました。 引率をしてくれたのは2016年、2017年と女子マスターズで連覇した師範代。 みんな、試合のあとのビールは格別だったろうね。 お疲れ様だよ。 納得いく内容であったか、そうでなかったかは自分たちが一番分かってるはず。 また明日から頑張ればいい。 これからどれ程自分を追い込むかが大事なのだ。 目標も計画もなしに成功はありえない。自分が失敗する理由は、一日延ばしの 習慣に浸っているからだ。 心の中に限界を設けない限り、人生に限界なんか 存在しない。 人の歩みは、自分自身の心から始まり、自分自身の心で終わる。 大多数の人が失敗するのは、失敗した計画に勝る、新しい計画を立てるだけの 粘り強さに欠けているからだ。 だから、強い人が勝つとは限らない。すばらしい人が勝つとも限らない。 私はできると考えている人が結局は勝つのだ。 何もしないで何かを得ようとするのは ムシがよすぎる。本気で成功したいならズルはしないことだ。 逃げずに、自分に嘘をつかず、根気よく努力するしかない。 すべては後からついてくる。 その頑張る姿を空手クラブの子供達も観ている。 それが自分たちにとっても、子供達にとっても最高に大事なことではないだろうか。

今日は東戸塚で試合でした。12名が参加し8名が入賞。北島先生、奥様、そして 武蹴会館のスタッフの方々に感謝です。参加させて頂き有難うございました。 今日はみんなよく頑張った。そして入賞できなかった子供達も惜しい惜敗ばかり。 みんなよく頑張りました。緊張の中よく自分の持てる力を出し切ったと思います。 勝って涙。負けて涙。君達の涙は心が綺麗な証拠。      ギリギリのところで頑張れたから涙が出るんだ。 ギリギリの練習に耐えてきたから涙が出るんだ。 ギリギリのところで相手に旗が上がってしまったから涙が出るんだ。 ギリギリの事を何度も経験しているとやがて君達自身が知らない本当の力が出てくる。 それが潜在能力というもの。私にとって勝ち負けは関係ない。子供達に「君達は偉大だ」 ということを伝えてあげられたらそれでいい。潜在能力というものが自分にあると いう事を身をもって経験してくれたらそれでいい。 そのために試合に参加してみるのは いいものだ。 但し試合ばかりに目が向いては困ります。あくまで子供達は勉強が第1。 試合を通じて自分の隠された能力を知るのはその次。今日、入賞が出来なかった子供達にも 成長の痕跡と潜在能力の可能性を診る事が出来たのは大変嬉しい限り。次に期待だ。 この試合が行われている間もいつもと変わらない稽古は朝から4か所で行われていました。 試合が終わって急いで夕方のクラスに顔を出してみると試合メンバーのうち何人かは私より先に 戻ってきていて稽古に参加してました。あ、先を越された。 そうだこれが強くなるコツ。偉い。

私は占いは信じない。   占いを生業にしている方々に人知れぬ能力があるというなら卑劣な犯行から   人を守れないものかといつも思う。 ただ「明日、そこに行くなよ」とさえ   言えばいい。少しの時をずらして、その日、その時刻に、その場に出くわさない   ようにと言えばいい。しかし、私はまだそんな超能力者に出くわしたことがない。   目に入れても痛くない一人娘を守るのは学校の責任ではない。海外では   親が必ず送り迎えをして子を護っている。日本は長い平和の中にあって大事な   ことを怠っている。誰だって後ろから刺されたら防御なんて出来やしない。   無防備な子供達を何故守れなかったと学校側に、そして国や自治体に吠えるのは   御門違いも甚だしい。   ただ、その時間に、その場所に居なければいい。   靴の紐が何度やっても上手く結べない。   家を出たあとに忘れ物に気付いて、また家に戻る。   本人には分からなくてもそれが予知能力というものだ。   空手の稽古だけでは自分の身を守れないかもしれない。   包丁4本に立ち向かうには素手ではどうしようもない。   稽古の後には毎回、子供達の頭を撫でながら神に委ねている。   赤信号が、靴の紐が、忘れ物が、この子らを救え。   何があるか分からないのが人生ならば魔法の時をこの子らに教え給え。

今日は3カ所で71名の昇級審査会を行いました。 GWの後だけに参加者は少ない。 そして黒帯の数名には、審査会のお手伝いをやってもらいましたが、すすき野では その中の中学生の黒帯に大変厳しく叱りました。 中学生で黒帯であるにも関わらず 審査会の当日に挨拶をせず体育館で遊び出す。「蟻の一穴天下の破れ」にもなると 思い、厳しく注意をしたものだから、すすき野クラスの審査会は大変緊張感のある 審査会になりました。スパーリングも強くなり、背丈も大人の人達と変わらなく なってくる。そこで中学生で黒帯ともなると知らず知らず天狗の鼻が伸びて家では 親御さんも手におえなくなってしまい、好き放題の暴れん坊中学生が出来上がって しまうという訳です。しかしここではそれを放置しません。中学生、高校生で スパーリングが強くなってくるメンバーこそ挨拶、礼儀、返事が必要で、それを 疎かにする生徒には、それを分からせることからやらねばならないと思っています。 優しいことイコール、何も言わない。と言うのではなく、その子の未来を真剣に 考えるならば将来、道を外さないように背筋に真っ直ぐの棒を通してあげないと ならないと思ってます。こちらも真剣です。大事な時期の生徒だからこそ真剣。 今日は60歳台の方々も数名、真剣に審査を受けておられ、幼稚園児と小学生達も いつもにも増して真剣な眼差しで背筋を正した時間だったと思います。  

世の中には心の余裕がある人とない人がいます。 予定外のことが起こると   自分がどちらなのかが分かります。余裕のある人は予定通りに行かないこと   を想定しているのでしょう。あらかじめミスショットを予定の中に盛り込んで   いるということ。しかし、そうでない人はナイスショットだけを期待するので   落胆してしまうのかもしれません。人は完璧ではないし、物事は自分の思い   通りに行った試しがない。そう思って下りのエスカレーターを登るしかあり   ません。いずれ上りのエスカレーターに出くわすこともあるから、下りの   エスカレーターに慣れていることで、その分大きく飛躍出来ると信じよう。 人生は本当に思い通りには行きません。 だから面白い。   いつも思った通りに行く訳ないから、独自の頭を使って準備し、行動して   みよう。そうすると何だかひょっこりチャンスが現れてくるように思えます。

中国、明の時代に袁了凡(えんりょうぼん)という人が自分の運命を変えた実践方法   を息子のために書き残した「陰隲録(いんしつろく)」という書物があります。   私が空手クラブを立ち上げようとした時に、この運命を変える方法なるものが本当ならば   この私でも空手クラブを繁栄させることができるかもしれない。嘘か真か一度試してみようと   思ったのが2012年4月でした。しかし、うまくいきません。初めの3ヶ月は閑古鳥がなき   やっぱり無理だとあきらめムード満載。早めにやめた方が傷は浅いと思いました。   しかし、陰隲録を思い出し、あと少しやってみようか、あと1か月、と続けていくうちに   徐々に人が増えはじめ、能力の欠ける点はそれを補う人にも恵まれ大きな流れを創って   きたように感じます。今日は「令和初日」。初心に立ち返り、再び陰隲録を読み返してみました。   この文章はなかなか難しいので、あらすじを書いておきます。嘘か真か、皆様の人生でも試す   ことは出来ます。 私はこのポイントを、かいつまんで子供達にも伝えて来ています。   その答えは10年後に分かるはずです。   ある時、慈雲寺で仙人のような孔という老人に出逢った。孔老人は 「あなたは官吏になる   はずの人なのにどうして医学を学んでいるのか」と尋ねた。袁了凡が経緯を話すと孔老人は   「私は易学を使うが、あなたに会う為に遙々と来た。 どこか泊まる所はないか」と云うので   袁了凡は孔老人を家へ連れ帰った。孔老人は袁了凡の一生の吉凶を占って「何時の何の   試験は何番目で合格する。何時の年に貢生の地位となり、何年後には四川省の長官になり   二年半で帰郷する。五十三歳の時、八月十四日丑の刻に座敷の表で一生を終わることとなろう。   子供はいない」と告げた。 その後、その占いの通りに試験に合格し、四川省の長官にもなって   しまうと袁了凡はそれぞれの事には時期というものがあるということを信じるようになり運命論者   になってしまったのである。そんな折に訪れたある禅寺での話が、こう続きます。   雲谷禅師は「私はお前を優れた人物であると思ったが、今の話を聞いてお前が凡人である   ことが分かった」と大笑いしながら云った。その後、袁了凡は雲谷禅師に諭され教えられながら   運命論者から転換をなすのであるが、日々に反省してみると猶、我が身には過ちが多くて悔やまれる   ことばかりであった。人の難儀を救おうとしながら心が籠もらず中途半端で終わったり、礼儀に   反することを言ってしまったり、或いは酒を飲まない時には堅固に身を保つことが出来ても   酒に酔うと気儘に振る舞ったり投げ遣りな行動をしたりなどということで折角努力に努力を重ねて   積んだ善事もこれらの過ちを差し引きすると後には幾らも残っていないのである。それでも一生懸命に   善事を積み重ね精進し、その結果、運命を変え、子供を授かり八十三歳まで生きた。」   という実録である。   運命はたしかにある。しかし「原因と結果の法則」もある。 いいことを積み重ねていたら、少しづつ   人生の運が啓けてくる。この令和という時代に今一度「立命」を意識して生きてみようと思っています。

4月〜5月にかけてホルモンバランスが崩れる人が多くなるので「駅のホームでは   端っこを歩くんじゃないよ」と言っていた矢先に、世間ではいろんな事故が   起きてしまいました。今日は神戸三ノ宮で市バスの事故でお二人の若い命が   犠牲になり、一昨日の19日には池袋で母子の尊い命が犠牲になってしまいました。   靴の紐が解けていて、それを結び直していたとしたら、事故のその時間から   ほんの少しズレていたのに。忘れ物を家に取りに戻っていたとしたら   その場に出くわさなかったのに。信号が赤で止まっていたら、、、。   日頃、面倒なことは実は意味が有ったんだとつくづく思います。 空手クラブに参加してくれている子供達、そして一緒に汗を流している大人の   方々にも、この先いろんな試練があるでしょう。しかし、人として正しい考え方   で一生懸命生きていくと、半年、1年、3年、5年という長さで捉えてみれば   きっといい方向に向かっていることに気付くはずです。   自分を信じて上を向いて歩いていこう。

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