代表のブログ

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昨日は連休の真ん中の休日にも関わらず一般部の大人が30名集まり昇段審査を 見届けてくれました。3日連休で海の日、家族連れで行楽地に行く予定の一般部 も多かったのですが、何とか審査会を終えることが出来て何よりです。 対戦相手をつとめてくれた方々、応援に来て、そのまま浜井会長の空手セミナーに 参加された方々、そして浜井会長、k崎先生、h田先生、A藤先生、お忙しい中 ありがとうございました。また10人組手にチャレンジした浅井一級、巻島一級 宮本一級、何とか皆の声援で完遂出来たね。おめでとう。最後に気力を見せてくれ 感動を与えてくれました。 その後の浜井会長の護身術は実践的で非常に参考になりました。 腰痛の対処法など今日から取り入れてみようと思います。 場所を代えて、青葉台駅近くのお店を貸し切って飲み会では、浜井会長に向かって 「エッと、浜井さんでしたっけ」、師範代に向かって「エッと、どなたでしたっけ」 と最強ッぷりを見せた還暦の青帯女性が居たかと思うと、k崎先生に対して 初対面にも関わらず「菊ちゃん〜」と言いながら肩を組んで呑み漁る40台の青帯 女性が出没。 怖いもの知らずの女性達に比べて、男達は優しく見守る紳士達でした。

先日、銀座4丁目で郵便物を出しに郵便局に行ったら、クイズが書いてあった。 「この式な〜んだ?  500x3x365x29= ーーーーーーー 」 少し眺めていると局員の方が「これ、何のことか分かります」って聞いてきた。 29年間に何かをするんだろうという気がした。 答えは「60歳以降の女性一人の食費」だという。 1食500円 x 3食 x 365日 x 29年 = 15,877,500円。 えっ。そんなに。 29年とは 厚生省の簡易生命表から「60歳女性の平均余命」を取ったらしい。 だいたい50歳台半ばまでは子供の学費に、家のローンに明け暮れて、そのあと さあ、これから自分自身にと思ったら、まだ1千5百万円ものお金がかかるという。 だからお金を残しておきましょうねということか、かんぽで。 中国人でごった返す銀座4丁目で両肩がずっしり重くなった。

子育ては大変だ。しかし、大変だからと言って子供がいない生活に戻りますかと 言われると、決してそんな事はない。 いくら大変でも、子供達に救われることも、 子供達の笑顔で心が満たされることもあるから、大変だけど今のままがいい。 幸せは、宝くじに当たるように、急に目の前に現れるものじゃない。 毎日自分の力で走ってると、何だか見えてくる。 それが幸せなんだなあ。 先日の体験に、手に負えそうにない年中さんが来た。 明らかに他の子供と違って いた。当然、カミナリを落とす。しかし涙一つ見せない。これはどうしたものか。 子育ては、いつも何かに追われて、あっという間に1日が終わってしまうもの。 手のかかる子供がいると親は毎日が汗まみれ。 そんな子供達とママ達、パパ達を 何とかしてあげたいと思って、子供達を診る。 親御さん達はあまりに一生懸命に 子育ての一本道を走ってるものだからゆっくり寄り道などする余裕もない。 だから私は子供達を診て、真っ直ぐな心を見付け、この子たちの将来にほのかな 明かりを灯してあげる。それがナマハゲ先生の役割なんだと自覚してる。 今週土曜日からこの子とそのお姉ちゃんがみんなの仲間入り。 土曜の七夕の夜はあいにく雨らしい。でもたんざくに書いておいた。 「どうかこの子らの未来にいっぱいの笑顔が降り注ぎますように。」

あなたは、あなたの大事な人を守れるだろうか? あなたはあなたの家族を守れるだろうか? あなたは我が子を守れるだろうか? そして、あなたは自分自身を守れるだろうか? 子供達は両手を広げ青い空と夢をつかもうとしている。 今は見えない未来を引き寄せようと背伸びをしている。 そんな子供達をあなたは守れますか? 一寸先の自分の運命が分からないように 子供達の一寸先の行方など分かるはずはない。 神様は、たくらみ深いけど悪意は持たないと信じよう。 だから神の意図を思えば、どんな辛い事にも立ち向かっていける。 一寸先の事など気にしてる場合じゃない。

今は母親が孤立してる時代かもしれない。「いい子に育てたい」、「世間に恥ずかしくない   子供に育て上げないといけない」そんな思いを抱いているママ達は意外に多い。昔はママは   子供達を優しく迎えて、パパが威厳を持って子供達に接していた。今は逆になってしまった。   そんな親の見栄を満足させるために子育てをしていると子供達はみんなそれを見抜いてしまう。   だから、そういう子は小学校高学年、中学生くらいになるとママの手に負えなくなってしまう。   パパ達に威厳を持って欲しい。パパ達が失敗するところを子供達に見せてあげたらいい。 そしてママ達も、馬鹿な、そして可愛い一面を子供達に見せたらいい。   父の日にそんな事を考えながら子供達と、そして子育真っ盛りのパパ、ママ達と空手で汗を流した。   パパもママも、まだまだ子育ては、迷いながら手探りで一生懸命の白帯さん。   子育に迷ったら自分の時間で汗を流したらいい。無理に優等生を創ろうとするから   親子の関係も崩れ、手に負えなくなってしまう。   ママを孤立させず生き生きした父親が一人でも増えてくれたら、この上なし。

長男が小1の時に医者になりたいと言って今年で22年になる。 算数が得意だったから、もしかしたらと思って22年。 あっという間に医者になっていた。 本当に、いい事は、カタツムリの速さでやってくるものだ。 ただ困ったことに洗濯洗剤と柔軟剤の違いが分かってなかったらしい。 ズボンは洗濯せず7本を使いまわしていたようだ。 お茶のペットボトルは45Lのゴミ袋にいっぱいになるほど部屋に溜め込んでいた。 様子を見に行った家内に理由を聞かれると、ペットボトルを出す日と どうやってだすのかを知らなかったという。 それでも大学病院以外で外来のバイトすると3日で20万円になる。1日7万円か。 何と効率のいいバイトだろう。当直となると更にアップする。 医療の現場の事ではようやく一人前になりつつある。 しかし一般常識は高校生レベル。 早く身の回りの面倒を見てくれる彼女でも出来ないものかと少し距離を置いて 静観している。まるで蝉の孵化を観ているようで手を貸したくなるほどもどかしい。 いい意味で鈍感なところは昔のまま。自分のことより人のために行きているとしたら 病院のソファーや床で寝たり、汗臭いTシャツ姿もカッコいい。

昔の親は随分、身勝手で理不尽のかたまりだったように思う。 学校から帰ってくれば、「勉強しなさい」といい、そのうち忙しくなると、「何してる。 勉強なんていいから、お使いに行きなさい」 となる。 「まだ宿題が済んでないよ」と 言おうものなら、「宿題なんてどうでもいいから、お使いに行くんだよ」となる。 文句を言うと「親の言うことを聞けないのかい? 早く行って来なさい」と怒鳴られた。 そんな理不尽で矛盾のかたまりが実は大事なのではないかと思っている。 こんな理不尽な中に育つ子供は世間に出て、多少の理不尽に出会ってもビクともしないのだ。 だから、少々のことで切れる事もない。身を粉にして働いてる人の後ろ姿を見て来ている 子供達には、その理不尽を受け入れる耐性が備わっている。 妥協するなよ、逃げるなよ という言葉が理不尽ながらも身を粉にしている人達の口から もれ聞こえてくれば、子供達に「勇気を持って生きろ」と迷った背中を押してくれる。 人生の落とし穴に沈んでしまった時に、理不尽の耐性が子供達の心を支え、それまでに 培った心の強さが万難辛苦を乗り越えさせてくれる。 今、 直面している絶望感など大したことじゃない。 宿題なんてやらなくていいから、さあ、早くお使いに行って来なさい。となる。 この空手クラブはそんな耐性を養う場である。 さあ、元気に遊びなさい。 元気に汗をかきなさい。

若い頃、無茶をしていた人が、いつの間にか落ち着いて、いい仕事する ようになる。などという事はよく聞く話しです。しかし最近は一つヘマを したり、何か事件を犯すと寄ってたかって潰しにかかる風潮がある。 材木をいい状態で使うには、何ヶ月も何年もその土地に寝かせて風土に 馴染むまで、ずっとそこに置いて呼吸をさせてやらねばいい仕事は出来ない。 待って待って、まだ待って、今だなって見極めがつくまで待たねばならない。 人も同じ。春夏秋冬で、この子達がどう息をして、どんな悪さを覚えて どうやって生きて行くのか、じっと見守ってあげたい。 何でもすぐに結果を追い求めては大器晩成は生まれない。 自分を整えるには何と時間のかかる事か。 最初からきっちりとした枠組みに嵌める生き方は、いずれどんずまって壊れてしまう。 心の奥底で、よしそろそろ出番が来たかと思えるその時まで、じっと待つことが 大器の人を創る。

大きな声で喋る浜井相談役には内緒話は似合わない。その豪快さが心地よくて たまに時間を頂いている。そして焼酎炭酸割りがあれば、楽しい時間があっという間に 過ぎて行く。思えば、そんな時がもう6年半も続いている。 最初の出会いから、この雰囲気は何も変わらない。同じ話を何度も聞いたけど 私はそれでも嫌にならずまた聞きたくなる。そういう方に出会えた事に感謝。 そして最初の出会いから欠かせないのが、先日のJFKO全日本に51歳で出場した 菊◯さん。何と3回戦まで進んで26歳のロシアチャンピオンに負けたという スーパーマン。あと9年一般部の試合に出るというから凄い。 そして今日はもう一人、千葉から二時間かけて気があう人が来てくれた。私はこの人の 空手家らしくない、ごく普通の人柄が好きだ。 飲むといろんな話が相談役の口から嵐のように飛んで来るので、何が何だったのか ハッキリとは思い出せない。ただまた会いたくなる。会えば嵐のような会話が 右の耳から入ってきて、頭の中をぐるぐる回ってると別の話が左の耳から飛び込んでくる。 確か今年からまた不動産業、飲食業に出て行くとか。内緒話にしては声が大きい。 相談役は事業感覚はいまだ健在だ。仕事の話、総裁の話になるとさらに声は大きくなる。 空手家でありながら、菊◯さんも社長だ。何ていう方々だろう。みんな素晴らしい。 何とも気のおけないこの方々との時間が私は大好きだ。

年に4回、審査会を行なっています。2月、5月、8月、11月に毎回、約70名 の生徒が受審されるので、一年間で280名ほどの人が審査を受けに来ています。 ご父兄の方々も合わせると、その倍ほどの人が集まっていたことになります。 そして、審査会が行われた5月13日は母の日でした。 当たり前のことに感謝出来る子供達であって欲しい。そしてお天気の日に遊びに連れて 行ってくれた人を想い、雨の日に傘をさしかけてくれた人に「ありがとう」を言える人に 育って欲しい。

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