代表のブログ

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長男が5年生のころは南生田に住んでいたので新百合ヶ丘で中学受験専門塾を探してました。24年も前の話です。当時、SAPIXは新百合ヶ丘になかったので日能研に通うようになったのです。ちょうどその頃、日能研から優秀な先生方が独立してアクセスという塾を作りました。その気にさせるカリスマ性のある塾長自らが移ったので、ただただビックリ。うちの子はまだ結果が出てないアクセスには行かず日能研に残ったのですが今は循環器系の専門医になっている姿を見ると、その判断は間違ってなかったのかも知れません。そのアクセス新百合ヶ丘校が3月5日を持って閉校となる記事を見てまたビックリ。なんだか寂しい気持ちになりました。独立した当時の先生達と、その後入って来た新しい先生方の力量には差があるのでしょう。20年前の合格校と今の合格校の顔ぶれは全く違うものに変わってました。塾長の話が上手く、いろんな講習を受けたりして、お金をかけ過ぎたかと思うのは受験が終わって保護者の受験熱が冷めた頃。そして老後2,000万円が必要だったんだと焦るのも子供達の受験が終わってから。中学受験はある種、新興宗教のようなものなのでのめり込まない方がいいと今は思ってます。

先週聞いて来た子が居たのをすっかり忘れてました。 「先生、いい運ってあるの」  またか。 「あのね、だから、ほら、あのさ、、、簡単には言えないさ。それ教えたらみんなに広がっちゃうでしょ😼。だから軽々しく言わないんだよ。」 「先生、知らないんだ。ほんとは」 少しムカっとした。クソッ。と思いながらも、何でそんな事ばっかり聞いて来てるんだ、空手の事くらい聞いて来いよな。と思いながら 「1番てっとり早い運気あげる方法。悪い事が起きても良いほうに考えて、いつも口角あげてニコニコしとけば運気は簡単にあがるよー✨」 と言ってあげた。 これ笹○先生から聞いた言葉そのままなんだけど。

高学年の子にいきなり聞かれた。「先生、極楽ってあるの?」 空手の先生に何を聞いて来るか、と思いながらその子の顔を見た。いたって真面目な顔で聞いて来てるから邪気には出来ないかと思いながら、こんな話を思いついた。 「あのね、地獄の底を突き破ったところに極楽はあるらしいよ。面倒な事、イヤな事から逃げ回っていては、いくら経っても極楽には行けやしないんだ」 でたらめではないにしても、その場で心に浮かんだ事を繋げてみた。 「いい運に恵まれて、小さな事にとらわれないで、辛抱強くやっていたらなんとかなるの」 ここまで来ると自分で喋っていてなんだか自分に言い聞かせてるようになっていた。 「いい運ってどこに行けばもらえるんですか?」 「あのね、もう空手の時間だから、またね。」 はしょるにもコツがいる。もしそんな事知ってたら、先生が先にもらいに行ってるわ。と思いながらも、今度、その話の次を準備しとく事にしました。

良くない事ばかり考えて、悪い方に受け取り、小さな病源を、次第に大きな病気に育て上げてしまう。これが病気の始まりだ。 なら、上を向いて、背骨真っ直ぐで、お天道様を真っ直ぐに仰いでみるがいい。 出来ない事があってもしようがない。 気にせずやって行こうか。 まずはそこからだ。 何とかなるからね。

最近、元気な年中さん達が入会して来てくれる。そして以前、退会して行った人達が今週だけで3人戻って来た。あれ、どうしたんだろう。理由は分かりません。ただ「戻る場所があるって幸せですね」って言う人の言葉が頭に残ってます。あっ、そういうものか、自分のやってることはそういう事なんだとぼんやり思ってます。

早く結果が出ないと気持ちが焦る人が居る。早く結果が出ないとやり方が間違ってるんじゃないかといぶかる人が居る。だから、早く、早くいろんな事をしようとして右往左往してしまう。人が何かを身に付けようとしている時、何かを成し遂げようとする時には「良い事はカタツムリの速さでやってくる」と思って割り切って、ドーンと構えるのがいい。空手も勉強も皆同じ。 まさにそれを実践してる子供達が土曜すすき野に集まる。高校生重量級のショーヤ、ユウキ、6年生重量級のハヤト、5年生重量級のハルトとケイタ。全国大会で入賞、優勝する子供達🏆は、そこがなんだか一味違うようです。

今日は5人が参加したリアルチャンピオンシップに同行して来ました。1,560人ほどが参加した全国大会でした。結果は6年生重量級のハヤトが3位入賞。3位決定戦は中段膝蹴りと上段回し蹴りの合わせ一本勝ち。他のメンバーは善戦及ばず入賞出来ませんでした。 一人一人の子供達の頑張りとともに、保護者の方々の並々ならない献身的サポートはいつも頭が下がります。 今日は皆さん、ゆっくり休んで下さいね。お疲れ様でした。 ハヤト、おめでとう🍾㊗️🎉

1月4日から稽古が始まりました。皆さん、年始早々、いい汗をかいてました。下は4歳から上は65歳迄の人が一緒に練習するのがうちの道場です。昭和、平成、令和と生きて来て、変わらず空手をやって来ましたが、ここに来て、最近の子供達の言う事と昭和33年生まれの自分の年代の考えてる事には大きな差がある。当たり前の事ですが、小学生、中学生、高校生、その親の年代に、微妙な価値観の違いが有ると思います。それを敏感に感じながら、稽古をしていかないと稽古内容が時代に合わなくなって来てしまう。新しい事を感じて、取り入れる事が武道と言えども必要なのでしょう。いつまでも、この先を見ることが出来る人で有るには、そうせざるを得ないと感じています。

2023年ほど年末が忙しい年はなかったなあ。浜井会長が12月14日 赤穂浪士討ち入りの日に旅立たれた日から休みなく動いてます。横浜田中道場の事、力謝会の事、大森道場の事、浜井会長お別れの会の事。 振り返ってみると私は運が良かったのかも。いい人達に出会えたし浜井会長にも出会えたから。 人生には好機がきっと来ると信じて、いつもその波に乗ろう、そしてその好機を掴もうとしていた自分がいました。好機が来なかったら、自ら好機を創り出してしまえとまで思ってました。 明日大晦日もなんとかなるだろう。 来年2024年も、きっとなんとかする。

皆さんは今年1年、チャレンジして来られましたか? 今日の長津田クラスでそんな事を話した後に、100人スパーリングをやりました。一回20秒で、50回と70回目に休憩を入れても50分〜55分はかかります。今回は50回目で子供達に聞きました。もう無理だと思う人は手を挙げて。100人スパーリングじゃなくて50人スパーリングで終わった方がいいと思う人も手を挙げて。そういうと8人ほどが手を挙げてスパーリングから外れました。その他の30数名の子供達、中学生、大人は何とかやり終えました。たかが年末恒例の100人スパーリング。でも、子供達に「チャレンジする」とはどういう事かを実感させるにはうってつけの催しです。8人の子供達に「もう無理」は、本当は無理じゃなくて「やれば出来たのかもしれない。次はあきらめないでやってみよう」と思ってくれたらいい。長津田クラスの年末最後の稽古は子供達の心に何かを残したいと思ってやってました。他のクラスでは1000本突きで締めくくりました。途中で号令が途切れたら、また最初から振り出しに戻ります。何度か失敗しても何とか1年生もやり遂げました。 君達はやればできるんだから、自分を信じなさい。あなたなら出来るよ、きっと。

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