私の想像というか、私の日常を呆気なく崩して、越えていく人がいる。昨日も、いつものようにあっけらかんとした雰囲気で入って来て、何かゴソゴソやってる。なんだろう、何やってるのかなと思って事務作業を止めて、ついたての外に出てみた。すると段ボール箱からひとつづつ漫画を出してラックに並べてる。よく見ると「空手バカ一代」を全巻持ち込んで綺麗に並べてた。実は私はまだ読んだ事がなかった。あー、これか。
「うちに置いてたら旦那に、道場に持って行ったら?って言われたので持って来ちゃいました。置かして下さいね。」
大学の空手部(剛柔流)にいた頃、空手バカ一代は多くの人に読まれていたけど、私は大山総裁の「わが空手修行」しか知らなかった。
みんなが帰った後、掃除を終えてこっそり読んでみた。あっという間に1時間が過ぎていた。明日もこっそり読んでみよう。ありがとう。笹井代表。
