Author: kyokushin

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本日の新極真の試合(第3回東京都空手道選手権)の結果です。35歳ー40歳中級重量級で畔蒜さん優勝。190cm相手によく勝ったと思います。中1男子上級重量級ハルト3位、4年男子上級中量級ヒナタベスト8。他のメンバーもよく頑張ったよ。偉いぞ。さあ、家に帰ったら気持ち切り替えて勉強だ~。 試合以外のメンバーはいつも通りの稽古でした。今日の体育館は33℃。暑かったけどまだ6月。8月に40℃になっても負けてたまるか。

「久しぶり、よく来た、よく来た」 人なっつこそうな面影は何も変わってない。少しはにかんだ笑顔が13年も前に体験に来た男の子そのまんまだった。 小学1年から空手を始めた彼は今はもう大学2年生。動きは当時のままでした。スタミナは、少しやれば戻るはず。 みすずが丘クラスしかなくて、ようやく、すすき野クラスをやり始めた頃。その頃は古臭い剣道場でもたまに稽古をやってました。これを知ってるのはソウメイ、レナ、ハルヤ。そして2年下のショーヤと笹井代表とリョウタくらい。子供達の可能性を見せてくれた彼ら。私はそんな彼らと週末に会えるのが心から待ち遠しい気持ちでいっぱいでした。 彼らの後にユウイ、アサト、シンノスケ達が入って来てくれました。彼らを怖い先輩だと思ってビクビクしていたのがケイタ、ハルト、コウキ、カズキでした。そんな子達の黒帯姿を見れて私は今更ながら嬉しい。

私の想像というか、私の日常を呆気なく崩して、越えていく人がいる。昨日も、いつものようにあっけらかんとした雰囲気で入って来て、何かゴソゴソやってる。なんだろう、何やってるのかなと思って事務作業を止めて、ついたての外に出てみた。すると段ボール箱からひとつづつ漫画を出してラックに並べてる。よく見ると「空手バカ一代」を全巻持ち込んで綺麗に並べてた。実は私はまだ読んだ事がなかった。あー、これか。 「うちに置いてたら旦那に、道場に持って行ったら?って言われたので持って来ちゃいました。置かして下さいね。」 大学の空手部(剛柔流)にいた頃、空手バカ一代は多くの人に読まれていたけど、私は大山総裁の「わが空手修行」しか知らなかった。 みんなが帰った後、掃除を終えてこっそり読んでみた。あっという間に1時間が過ぎていた。明日もこっそり読んでみよう。ありがとう。笹井代表。

「何事にしろ、一つのことを続けるというのは難しい。年月が経つと最初の情熱も冷めてきてしまう。だから一つのことを長く続けることが出来ないというのが普通なのかもしれない。大したことでもない事であっても十年一日の如く続けている人を見ると、何となく尊敬の念を抱いてしまう。それを続けてきた、その人の忍耐と努力に、ただただ素晴らしいなと思ってしまう。」 19歳の私はそんな事を思っていました。暇な大学生でした。今、47年が経ちましたが、それでもその想いは何も変わってないことに気づきます。根を詰めて大上段に構えていなかった事でサラリーマンは42年、そして空手は47年続けることが出来ています。気楽に考えてきたから続いたのでしょう。 あと13年続けてみたら、どんな風景に出くわすんだろう。 あと13年で私は80歳になります。そのころに年中さんは18歳、今の高校生は31歳。いったい彼らはどんな人になってるんだろう。それを想うと早く13年後の彼らに会ってみたいと思うのです。

大連の稽古の後の飲み屋でいきなり、「田中先生、これ知ってる?」 浜井会長はいつも唐突だった。 「高天原に神届り坐す  神漏岐神漏美之命以ちて」 「皇御祖神伊邪那岐之命筑紫日向の橘の小門之阿波岐原に」 「禊祓ひ給ふ時に生坐る  祓戸之大神等諸々禍事罪穢れを」 いきなりこれを聞いて何の事か分かる人は少ない。当時、私は浜井会長に自分が真言宗の阿闍梨で、修験道の先達である事は伝えてなかったから、禊祓の言葉を奏上しても分からないだろうと思われていたと思う。しかし、真言密教と修験道は私の領域だった。でも完璧に暗記されていた事には多少驚いた。 大連の日本料理屋のカウンターに座ってる2人を、周りの人達が変な目で観ていた。そりゃそうだ。「禊祓の詔」を大きな声で唱える訳だから薄気味わるがるのも当然だ。聞けば浜井会長は神道に帰依されていたようで、禊祓の詔を丸暗記されていたのだった。「大山総裁が神道なんだよ。だから禊祓いを覚えたんだ」。本当に何から何まで大山総裁、一筋の方だった。まるで男が男に惚れてるようにも思えた。「『大山総裁は道場生の声を聞きながら死ねたら本望だ。』と言ってたから私はね、大連本部で寝起きしてるんだよ。」  大連本部道場に2千万円かけて創っただけあって大連本部道場は400平米ほどの広い道場に仕上がっていた。シャワー室、トイレ、そして事務所。浜井会長はその事務所で寝起きされていた。その部屋はDVDと本棚に本がびっしり。「田中先生、欲しい本があったら持って帰っていいよ」、「押忍、ありがとうございます」。ビジネス書から武道書からあらゆる本があった。私も本が好きでカバンにはいつも本が2冊入ってるので、ワクワクしながら興味ある本を取ってみた。しかし、もらって帰る本はなかった。全部の本には大事な箇所にマーカーや鉛筆の線が引かれていたり、コメントが書かれていてとても読める物じゃなかった。何というか勉強家なんだろう。そんな気持ちで机に座っていた浜井会長を振り返ると、別の本を読みながら鉛筆で線を引いていた。私はこんな勉強家を見たことがなかった。

今日は大森から鈴木先生が、みすずが丘クラスに出稽古に来られました。先日の昇段審査会の時は新石川本部道場に参加されてましたが、今日は壮年部のメンバーとのスパーリングが目的でした。 空手の試合で膝の半月板を損傷していても、キックボクシングの試合に出て勝ってるので、動きは落ちてないようです。 7月の昇段審査に向けて無理せず頑張って下さい。

キックボクシングのタイトル戦スマッシャーズミドル級にショーヤ出場。40秒でKO 勝ち🏅でした。 昨日、すすき野でやったミット稽古通り、左膝蹴りで効かせて勝利。 次は中国に招待されて(渡航費、滞在費、食費全てプロモーター持ち)、中国の相手と戦う予定。強い心とスピードで駆け上れー。

新代表となって、新たな執行部が自分たちで運営した審査会が終わりました。なんとか無事に終えられて何よりでした。 私は陰で見守ってました。 紀元前2世紀頃の中国では秦の始皇帝の時代が終わって、項羽が世に出て、劉邦が遅れて出て来ました。鬼神のような項羽と人心を集める劉邦。武力では圧倒していた項羽ですが、その人を支える有能な人達に恵まれた劉邦が次第に形成を逆転し最終的に中国を統一し、漢を創りました。 新たな新代表をみんなが支えてくれている。素晴らしいです。 黒帯を目指す人は自己の研鑽はもちろんのこと、他の人に優しい人であって欲しい。これからは今まで以上に、そういう人が求められる時代に移行しつつあります。昭和の「強けを求める時代」がフェイドアウトして、いつの間にか「優しさを求める心の時代」に置き換わって居ます。 弱さも強みに変えられる土壌を創って行きたい。横浜田中道場は、そういう人達が集まる場であって欲しい。そんな事を感じながら、見学者に混ざって物陰から審査会の様子を伺ってました。

一橋大学空手道部は松濤館。私がいた同志社大学空手道部は剛柔流。お互い伝統派空手がベースにあった。伝統派は動きが早いく顔面を直突きで連打する。そんな練習ばかりやっていた。浜井会長は「顔面ありでやったら極真は負けてしまう」といつも危惧していた。一橋大学の空手稽古が終わってから池袋本部に稽古に出ていたのでクタクタだった」というのが口癖だった。「空手バカ一代のヒットで池袋本部には入会者がどんどん来るから黒帯の先輩が間引くんだよ。いきなり顔面を叩いて辞めさせちゃうんだよ」。「そんな中でも後輩に優しい先輩がいたんだ。佐藤塾の勝昭先輩と大道塾の東先輩は後輩に無茶なことは絶対にしなかったよ。俺もそんな先輩を見てきたからそうしようと思ったんだ。でもな中には後輩に無茶クチャする先輩もいたよ。今でも好きじゃない」。浜井会長ははっきりしていた。そんな浜井会長がどうしても距離をちじめられなかったのが徳島の長谷川先輩だった。「顔面ありの試合を何度も長谷川先輩に掛け合ったけどダメだ」。極真護身空手を広めるには長谷川先輩の了解がないと進まないんだよ。長谷川総師は大きな壁だった。 私が鳴門の長谷川総師のご自宅に伺った時は風が強く瀬戸内に白波が立つほどで四国総本部道場の入口ドアが風の力で外れてしまった。総師も「ドアが外れるなんて初めてだわ。君が来たから海が荒れとるんちゃうか」。活舌がはっきりされてなかったが、言葉のニュアンスはそんな感じだった。総師は今でも眼力がするどかった。士道館の添野総帥は男気のある方で男の中の男。鳴門の長谷川総師は今でも戦う目を持った戦士。極真創成期の中心におられたお二人とも浜井会長にとって頼りになる先輩であったに違いない。鳴門のご自宅の6畳の部屋で3時間ほど話をして、地元の海鮮問屋のお店で食事をして大阪に移動した。閉め切った6畳間で二人っきり。そして3時間、総師はずっとタバコを吸っていた。6畳間の空気が真っ白になっていた。タバコを吸わない私にとってこの3時間は試練だった。2箱目のタバコがなくなった。あ~これで試練も終わったかと思いきや、引き出しから次のタバコが出てきた。ジャケットもズボンももちろんタバコ臭さくなっていた。「今までで10円玉を折ったのは二人居ったわ。大山総裁と鳴門の陸上の先輩や。二人ともグローブみたいな手をしとるんや。普通は出来へんで」。「80歳にもなるその先輩は今でも400mのグラウンドをうさぎ跳びで2周も回るんじゃ。怪物やで」。私より10歳上で76歳の長谷川総師も私には生きる怪物のように思えた。「浜井にも言ったんじゃ、顔面アリは大山総裁もやってないからアカンでて」。返す言葉は「押忍」のみでした。

今日は横浜武道館でIBKOの選抜大会、そして八王子ではキックボクシングの試合がありました。IBKOでは2年女子タマキが全国大会出場権獲得。他の子供達も一歩一歩前進してるよ。よく頑張りました。そして引率の笹井代表、福西事務局長、いつもありがとうございます。 湘南からも引率して頂きありがとうございました。 キックボクシングの試合では高校生のショーヤが1ラウンドKO勝利で、通算7戦7勝。今日はいい膝蹴りがあり最後はフックでフィニッシュ。来月にはタイトル戦が組まれる予定です。 そして今日も3箇所で稽古指導をしてくれている先生達、ありがとうございます。皆さんのお陰で試合参加と通常稽古の両輪が上手く回す事が出来ました。子供達の為に、ありがとうございます😊 保護者の皆様もお疲れ様でした😊

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