夏季審査会
この空手クラブでは1年に4回 昇級審査会を行います。 昨日は今年に入って3回目の審査会。 三ヶ所で67名が受審されました。 (審査会=みすずが丘) (審査会=青葉台) (審査会=すすき野) 子供達も、一般の方々もいつになく真剣な眼差し。これが素晴らしい。 54年前に設立された極真会館。その当時の大山総裁の教え、稽古内容を 如何に忠実に行って行くのかが大事だと伝えました。世の中には試合志向 の道場が多いようですが、この空手クラブは勉強第1とし、その中で空手で 体力と強い心を養って行ければと考えています。 審査会や稽古の後も、試合の後でも、机に3時間向き合える子供を1人でも 増やして行けたらと思っています。
体力
夏休みは、あっという間に終わってしまっただろう。 夏休みだから出来ること、夏休みにしかできないことにチャレンジできただろうか? それぞれの年齢にあった夏休みがあって、それぞれの家に自由な時間が流れたはずだ。 7月の中旬頃に、「夏休みの宿題は7月のうちにやってしまうんだぞ」と口すっぱく 言ってきた。 でもそれを出来た子供はほんの僅かだった。 毎年、同じような事を 繰り返している。しかし、それでいい。30人の子供がいたら、その内の1人でいい。 習慣をつくる事の大切さを知って欲しいから、口すっぱく言うのだ。 この習慣の大切さはあとで分かる。中学生になってからでもいい、高校生になってから でも遅くはない。時に流されず机に向かう事が出来る子供になってほしい。 1人でもいいからそのことに気付いて欲しいと思っている。勉強は体力がなければならない。 10時間机に向かう体力と集中力が受験を乗り切るこつなのだ。 この子らがいずれ出くわす受験のため、また口すっぱく言わねば。 30年後、空手クラブの子供達は忙しい日々の中に夢を抱いて生きているだろう。 それで良し。 心を強く生きていてくれたらそれで良し。 長き夜の闇に迷っても、暁の光は向かう道を必ず照らしてくれると信じ、我が道を正々堂々 生きて行ってもらいたい。 10年、20年なんて、あっという間の出来事だ。
夏至から2ヶ月
夏休み最後の土日。 会員の子供達もだんだん、横浜に戻って来た。 田舎に帰っていたり、海外に行っていた子供達。太陽の子供達。 陽に焼けた顔と、大笑いの顔。 夏休みの宿題は終わったんだろうね? 年長さん達は同じように歯がない。シンナーじゃあるまいか? もう見せなくていい、っていうのに見せたがる悪ガキめ。 ただ、夕方のすすき野クラスは暑かった〜。真夏に床暖、真冬に冷房の すすき野の体育館。そんなすすき野の体育館を19時過ぎに出たら 辺りは真っ暗になっていた。 夏至から、もう2ヶ月が過ぎていたんだ。
チョークアート
お盆休みを利用してチョークアートを初めて描いてみた。 頭の中にあるジャングルと与論島の海の中はこんな感じ。 スタジオの黒色黒板の表はジャングル、裏は与論島の海の中。 ある方に言われた。 空手では尊敬してなかったけど、この絵は尊敬出来るわ。 ん〜、ん。 まあ、いいや。
ローズさん
新石川に行ってみると指導の女性と、会員の女性が机を挟んで大きな声でしゃべっていた。 あ~、あの声の大きいあの人が青葉台でなくて新石川に居るとは珍しいと思って聞いてみると 家の鍵を無くして家に入れないから、ここにいるという。まるで近所のママ達の井戸端会議状態。 この方の次男が中高一貫の進学校(浅野)に行ってると聞いていたから、「旦那さんの血だね息子さんが 出来るのは」と言ったら、少しムッとした顔をして、「私の血もあるのよ」と言いたげだった。 よくよく話を聞いたら、それはそうかもと納得するご夫婦でした。ご主人が京大工学部ストレート、ママは 神戸大経営学部ストレート。 これは凄い。 そして、「その片鱗を少しも見せて来なかったところが凄い」 と言って皆でまた大笑い! ここのご父兄もそうだけど、会員のパパ、ママ達は慶応、早稲田、や旧帝大の 東北大工学部、九州大理学部、国公立医学部など勉強が好きな方が多く集まっている空手クラブだ。 ある意味変わった空手クラブかもしれない。 しかし、それでいい。 文武両道が大事だ。 大きな声で笑って、大きな声でしゃべって、勉強も一生懸命。 そんな生き方がいい。 子供達には勉強の仕方や学校の選び方などを身を持って示して欲しい。 家で親御さんが新聞や本を よく読む家庭の子供は自然と勉強に慣れ親しむようになる。 確かにDNAもあるだろうけど、やはり環境に よるのだ。 ここでは事あるごとに子供達に勉強に親しむような話をする。 空手で強い心を養い、勉強で 教養を身に付ける。それが出来たら、成人したあとに路頭に迷うことはない。 生き方・勉強の仕方を身に 付けなさい。 そして強い心を自分のものにしなさい。 いつもそんなことを思いながら子供達の頭を撫でている。
医学部女子比率
久しぶりに西川史子さんがいいことを言った。 東京医科大学が女子の比率を3割前後に抑えていると一部で騒がれている事に 対して、それは当然のことと言ってのけた。女性の場合、どうしても結婚、出産 育児が伴うために、医師になっても救命救急や、外科の現場は男性が中心にならざる を得ない。逆に眼科や皮膚科、耳鼻咽喉科、麻酔科などは比較的に自分の時間の中で 医療に従事できる為に女性医師の割合が多くなっている。そのため医学部受験で女性の 割合を一定レベルに抑える傾向はどこの大学にもある。もし女性で医学部を目指すなら 東京女子医大、富山大、埼玉医大がいい。それに引き換え東大の女子比率は16%、 慶応は24%しかない。いずれにしても30年前は10%ほどしかなかった女性の比率。 今、東京医科大学で騒がれていることは女性蔑視でも、差別でも何でもない。 その大学の出題傾向を分析し点数を取ればいいだけのこと。入試問題研究に目を向けず 差別だ、何だとまくし立てる風潮は賛同できるものではない。 この空手クラブに医学部を目指す子供も何人かいる。 そんな子供達には中高一貫校の 選択からアドバイスしている。世間の下世話な風潮に左右されず入試問題の研究あるのみ!
あなたも進学塾に?
小学校の四年生くらいになると、周りの人に流されて進学塾に通わないといけない と思う親御さんが増える。公立の学校に行けばいいものを、「みんな、行ってるのよ」 と言いながら、高い授業料を払い続けることになる。開成、麻布に行ける学力があれば その子の将来に投資してあげたらいい。しかし、中級クラスの私立に行かせるので あれば、近くの公立中学校がいい。 それが分からず盲目的に中高一貫校に行かせないと 周りから出遅れてしまうと焦るご父兄は少なくない。医者や上級国家公務員、弁護士に させるためならばまだしも、そうでなければ決して安くない進学塾の塾代は自身の 老後の資金に残しておくべきだと思う。子育ての真っ最中に老後のことなど考えられない。 と思うかもしれない。そろそろ目を覚まさないと。 進学塾に何故通わせないとならないのだろうか? 並や、並以下の私立に何故通わすのだろうか? 全く馬鹿らしい。 中学が公立で何が悪い? 今や、如何に我が子の授業料とマイホームローンを両立させて 行くのかが三十代、四十代のご父兄の関心ごと。 サラリーマンなら55歳で役職定年を迎え 年収が大幅ダウン。これからっていう時に収入が減る訳だからそれを考慮すると子供は 公立校に行かせて、預金を増やさねば。 この空手クラブはそもそも長男に教えていた流れでその当時のやり方で空手を教えている。 今、長男は医者になって3年目。子供を医者にするには、ざっと毎年外車をキャッシュで買い、 それを6年も続ける。これで医者の卵になる。 今の反省点は、公立に行かせるべきだったということに尽きる。 もし中学、高校、大学医学部を公立校に行かせていたら、約4000万円の預金は 手元に残っていたことになる。 盲目的な私立学校崇拝は意味をなさない。
涙
今日は台風接近で涼しい朝。 先週の土曜日、日曜日、暑い暑い日々が続いて体調を崩した人が多かった。 体育館はさらに蒸し暑く、ムンムン蒸し蒸し。 夕方で38℃になっていた体育館の窓を全開にしたら36℃まで下がった。 しかし、それでも暑く危険のランプが点滅し続けていた。 しかし、そんな体育館でも子供達は元気いっぱい。 産まれた我が子を初めて見て流す安堵の涙。 親を失った時の惜別の涙。 思い通りの成果が出ず流す悔し涙。 奮起し、壁を乗り越えたあとの嬉し涙。 これからどんな事情で泣くにせよ、少なからず人生に彩りを与えてくれるのが涙だ。 この真夏を謳歌している子供達がもっと自然に生きて豊かな人間性を養うためには 心ゆくまで涙を流す時があってもいい。 頑張れ。いつも応援してる。
新たな黒帯
昨日は連休の真ん中の休日にも関わらず一般部の大人が30名集まり昇段審査を 見届けてくれました。3日連休で海の日、家族連れで行楽地に行く予定の一般部 も多かったのですが、何とか審査会を終えることが出来て何よりです。 対戦相手をつとめてくれた方々、応援に来て、そのまま浜井会長の空手セミナーに 参加された方々、そして浜井会長、k崎先生、h田先生、A藤先生、お忙しい中 ありがとうございました。また10人組手にチャレンジした浅井一級、巻島一級 宮本一級、何とか皆の声援で完遂出来たね。おめでとう。最後に気力を見せてくれ 感動を与えてくれました。 その後の浜井会長の護身術は実践的で非常に参考になりました。 腰痛の対処法など今日から取り入れてみようと思います。 場所を代えて、青葉台駅近くのお店を貸し切って飲み会では、浜井会長に向かって 「エッと、浜井さんでしたっけ」、師範代に向かって「エッと、どなたでしたっけ」 と最強ッぷりを見せた還暦の青帯女性が居たかと思うと、k崎先生に対して 初対面にも関わらず「菊ちゃん〜」と言いながら肩を組んで呑み漁る40台の青帯 女性が出没。 怖いもの知らずの女性達に比べて、男達は優しく見守る紳士達でした。