8月 2017

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長男が中高一貫校を18歳で卒業し、一浪して医学部の学生に。 あ〜、良かった良かったで 1年が過ぎたら検体を解剖するハードな2年生に。ここで留年する学生が多いから注意を 促して何とか3年生になったかと安堵したところに落とし穴が。気が緩んだ3年生で留年 とは何ともうちの子らしい。気が緩むとマンガにふける。言って聞かせないと楽をしたがる。 O型人間の特徴そのままだ。でも流石に留年と知って本人も必死になったとみえる。 その後は何とか6年生までつつがなく過ごし無事に卒業してくれた。そして3日間の医師国家試験 に合格し晴れて初期研修医となった。その初期研修も来年の春に2年の期間を終える。 やれやれ、ここまで来てくれたと過去を振り返って一息入れてみると、高校を卒業して医学部卒業まで 8年、そして初期研修医で2年かかってる。 勉強に明け暮れた長男も来月で28歳。 もういい歳だし、医者なのだから早く後期研修を終えて専門性を高めた医者として活躍して欲しい ものだと思いきや、本人は医学部大学院に行くという。 またこれから4年勉強するのか〜。 まあいい。 思う通りにやればいい。博士課程を修了し、医学博士となって後期研修医を終える頃には 35歳になる。そこまでやりたいのだろう。 辛抱強さ、集中力、そして何より健全な心と身体があってこそ 成し得る技だ。7歳の時に医者になりたいと言っていた1年生の小さな背中が懐かしい。 今、空手クラブの子供達にはこの長男をモデルに、時に優しく時に厳しく、子供達の指導をしている。 みな同じようには出来ないけれども、集中力と辛抱、我慢をこの空手クラブで身に付けて欲しい。 医者を目指せ!   弁護士を目指せ!  国家公務員一種を目指せ! 高いハードルこそ挑む価値がある。 今日からでも遅くはない。心新たにチャレンジしてみよう。

雨が8月に入って16日連続で降っている。 神棚の塩の皿が水を含んでびちゃびちゃし出している。 こう雨が続くと湿気が気になってしようがない。 こんなに湿度が高いといつもよりカビは広がるしコケもすぐに生えてしまう。 細菌の温床は広がるばかりだ。 そんな気候のせいなのかインフルエンザの患者さんが増え出だした。 エアコンで喉を痛めて体調を崩してしまうようだ。 食べる物も腐りやすくなるから胃腸炎の患者さんも増えている。 雪の日には 「これが雨に代わってくれたらどれほど楽だろう」と羨むのに。 今は、その雨にウンザリ。 雪の中の摩擦のない世界の怖さは頭から消え失せた。 お盆休みは昨日で終わり、今日から空手の稽古開始。 そろそろ子供達も田舎から帰って来たみたい。 雨にも負けず、夏の暑さにも負けず、一つの事に集中してみよう。

私はせっかちで、臆病者の嫌な人間だ。そしてイライラ病にたまにかかってしまうから最悪だ。 原因はいくつかある。物理的なことや、人との付き合いの中で起こる。それに加え自分が思った通りに 出来なかったりするとイライラ病にかかる。まるで、ダダをこねる幼稚園児そのものだ。 この空手クラブを見渡すと、いたって穏やかないい顔をしている人が多い。 女子ではササイ、ナカエマ、男子ではフクニシ、アカヌマ がその典型だ。 みんないい顔をしている。顔だけ取ってみても、みんな黒帯だ。 私は彼らを見ていてつくずく自分が卑しい心の人間だと気付かされる。 人は本来、尊い仏の心を持っていたのに私の場合、いったいどこに消え失せたものやら。 最近、怒り、憎しみが湧いてくると私は1人で掃除をするようになった。 桜台では少年部が始まる前に掃除をして、新石川ではみんなが帰った夜に1人黙々と掃除をしている。 昨日から、掃除をしながら、イライラは毒だと何度も心に思い描くようにした。

1985年8月12日、お盆の帰省の真っ只中にあの飛行機事故事が起こった。26歳の夏だった。 520名もの方が亡くなったちょうどその123便に搭乗する予定だったのに、急遽、前の便に 変更したのが明石家さんまさん、その123便を新幹線に代えたのが稲川淳二さん。稲川淳二さんは 体に変調をきたし新幹線に切り替えていた。その事故を避けるような力が加わった人達が世の中には 何人もいる。それが果たしてご先祖様が守って下さったのか、まだ見ぬ遠い遠い子孫の力によるもの なのかは分からないが、この先、直接的な血縁関係にある子孫達の力と全く血縁関係のない人達や これから出くわし影響を与え合う関係の人達とその子孫達の力によって運命の方向は代わるのかもしれない。 世の中はそんな人達の力が交錯しあって成り立っている。決して好き嫌いなどの単純な思いで運命は 代えられるものではない。今年も日航機事故から32回目のお盆の帰省シーズンが来た。暑いこの夏 子供達にはたくましく、何事も迷わず勇気持って一歩踏み出してみて欲しい。運命の怒涛の流れは そんなちょっとしたことの積み重ねの先にあるのだから。

企業の社長には特徴がある。  落ち着いているようで顔に迫力がある。 物静かなようでもエネルギーがある。 年齢に関係なく若々しいと言える何かがある。 使命感がそうしてるのか、達成感の先にそうなったのか、愛嬌と色気とがあいまった 立派な顔が一様に出来上がっている。 人生に張り合いがあるのは間違いない。 夢があって、それが人生のやり甲斐になって、いい顔を創る。 お金も、友達も、仕事も 情報も、全てがその顔と迫力ある雰囲気に集まってくる。 まさに、類は友を呼んで来る。 今、空手クラブの子供達の顔を診ていると何だかみんな純粋で可愛らしい。 しかし年を経てやがて彼らも顔を創ることになる。 どうか小細工に走らず、夢を持って 王道を歩んで欲しい。 きっとそれがやり甲斐のある毎日を過ごすことになっていい顔を 創ってくれる。  お金が集まり、人が集まり、情報が集まる人にはまたそんな人が集まる。 ツキのある人達とは、そんな循環の中に育ってくるようだ。

サマーキャンプを今年もやることになりました。そもそも5月の予約解禁のおりに場所が取れ なかったので、今年は諦めようとしていたのですが、どういう訳か、その会場が向こうから 転がり込んで来ました。先週末、何気なく会場に電話をしてみると「先ほど8月末の土曜に キャンセルが出た」というではないですか。「エッ、どうしよう」と少なからず躊躇はあったものの 「まあいいや、やっちゃえ」と軽いノリで進めることにしたのです。 多くの空手道場では試合に比重を置いた稽古が中心、でもうちは試合に勝つ事だけを目的に 稽古をしている訳ではないと言って聞かせて来ました。子供達には空手よりも勉強が大事 と常々言って来たせいか、最近では、稽古前に「今日は2時間算数をやってきたよ」と自分から 言ってきたりするようになりました。空手稽古の前に勉強、終わって勉強。そして成績の悪い科目は 空手稽古の時間を変更し勉強時間に代えてしまうくらい、重きを勉学に置いて来た自分にとって ある意味、寺子屋のような雰囲気になってきた事は嬉しい限りなのです。そんな手探り状態で ヨチヨチ歩きの空手クラブも一所懸命やってくると、それはそれなりの形にもなり、着実に 一歩一歩前進して、何とかここまでやって来れました。晴れた日には素直な子供達に少しばかりの 試練を与え、汗と涙と笑い声が飛び交う空間を創造し、雨の日には静かに本を読み勉学に励む。 そんな晴耕雨読のようなこの空手クラブのサマーキャンプを今年も開けるようになったことは 本当にありがたい。

お風呂に入りながら考えた。 何かを始めるのに遅過ぎることはない。 出来るか出来ないかでもない。 やるかやらないかだ。 だからいたずらに心を惑わすまい。 ともかく目の前のことに没頭しよう。 これをやるのも1つの運命。 必ず何か意味があるはず。 私は今は知らない何かのつながりの中に生きている。 今は知らない多くの人達とのつながりも、この先にあるのだろう。

高安関が口上を述べた。 「大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します。」 難しくもなく単刀直入で分かりやすかった。 いい言葉だなあと思っていた。 ところが先日、家内が 「最近、松居一代のSNSが話題で、中身が変なのよ」という。 そんなもの、見なけりゃいいじゃないかと言っても、そうね変な人よねといいながらも また観ていた。そこに正々堂々と闘うとあったらしい。 何と闘うのか知らないけど、正しく整っていて勢いの盛んなようには到底思えないどころか 何だか正々堂々とは程遠い生き方のように感じられてしまう。 そうだ、あの方は反面教師なんだ。 子供達には座り方、並び方、話の聞き方などから正しく教えていかなば。

今となっては子供の医学部受験も過去のこと。 いつの間にやら医者として仕事をしている。 小学6年生の時、日能研の麻布クラスで毎週席替えがあった。何とか前列を維持して 頑張っていたのも、遠い過去のこと。センター試験の時は必ず車で送って行ったものだ。 しかし、それも遠い過去のこと。その遠い過去を振り返って言えることは開成、麻布、灘、 桜蔭、女子学院、豊島岡、雙葉に入ることや東大、京大に入ることが目的ではなくて どれだけ熱中出来るものを見つけられたかではないだろうか。子が熱中出来る時間を見つけ それを生業にして一日一日を充実して生きていてくれたら親の肩の荷も下りるというもの。 決してブランドや地位や名誉欲しさにさまよってはいけないのだ。 1974年  千葉県生まれのA型の娘さんは桜蔭から東大法学部に進学し厚生省に入省。 エリートコース真っしぐら。なかなかここまで辿り着ける人はいません。 その3年後、国費留学でハーバード大大学院に入学。2012年厚生労働省退官後、埼玉4区から 出馬し初当選。 2014年に再選。2015年内閣府大臣政務官、文部科学大臣政務官、 復興大臣政務官に就任。 超エリートコースの中にいた娘を親は誇らしく観ていたろうに。 人の歩みの山坂、 汗をふきふきあえぎ登るもの。その中から人生の稔りの力が蓄えられてくる。 まさかの坂道、人を恨まず。憎悪は捨てねば前に進まず。 ただスリランカのジャヤワルダナ元大統領の言葉に心救われる。

6月16日 カナダ エドモントンで行われたボクシングの試合後、ティムヘイグという選手が 亡くなりました。34歳でした。 何度もダウンした結果、試合後の病院で息を引き取りました。 今日、中高生の部活の事故の統計を目にしました。運動部活動における競技別の死亡、重度障害 発生頻度として文科省が出してる資料で10万人あたりの件数で出ていた。そこで見てビックリ。 自転車がダントツでした。②〜④は予想に近いものでしたが、野球、バレーボール、バスケットボール がなくてハンドボールがきているのも意外でした。 ①自転車  29.29件、②ボクシング  18.13件、③ラグビー  7.30件、④柔道  4.81件 ⑤器械体操  3.66件、⑥水泳  1.08件、⑦ハンドボール  1.02件、⑧剣道  0.63件 キックボクシングやボクシングはパンチで脳を揺らしてしまうから危ない。中高生が今は症状が 出て居なくても20代、30代でパンチドランカーのようになっては大変なこと。ラグビーは首、脊髄を 損傷するケースがあってアメフトと同様に相当注意しないといけない種目です。柔道は大外刈りで 後頭部を強打して死亡するケースが約半数。柔道の事故は寝技ではなくてこの大外刈りがダントツ。 さてさて、空手はというとなかなか大きな事故の報告を聞いた事がありません。一見、危険な種目 のようで実は重大な事故が少ないのが特徴です。これはボクシングと違い顔を叩かないからかも しれません。またむしろ護身術として自分の身を守ることを教えているので、擦り傷や打撲はあれど 重度障害に至らないのです。最近、キックボクシングをやる子供もいます。しかし、個人的には 非常に危険ではないかと感じてます。子供達の脳はまるで豆腐のようなもので揺らしてはならないのです。 柔道でも強く揺さぶられて静脈が破れる加速損傷がおきて急性硬膜下血腫を発症することもあります。 重大な事故の少ない空手ではあるものの6月、7月は子供達が活発に動く季節なだけに、 改めて注意喚起し安全に空手道の習得に励んでもらいたいと思います。

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