滅
ケンカのない夫婦なんて珍しい。 普通はケンカをしながら一緒に年を取って 行くものだよ。じいちゃん、ばあちゃんのケンカは口が達者なばあちゃんの圧勝 に決まってる。じいちゃんは口では勝てないから、落ちぶれても腕力に頼ろう としちゃう。けど足がもつれて部屋に置いてる観葉植物の鉢をひっくり返す羽目に。 そのあと気持ちが収まらないから何か投げてやろうと辺りを見回してみる。 でもばあちゃんを懲らしめられるものなどあるはずないから仕方なく自分の 入れ歯を投げつけてやる。こうして最後の虚しい抵抗も、ばあちゃんに当たる どころか、見当違いな所に飛んで行って部屋の片隅に消えてしまうんだ。 そんなケンカは終わってからが大変。観葉植物の鉢を元に戻して、散乱した 土を掃除したり、入れ歯を探さねば。ところが入れ歯が出てこない。どこに消えたか 出てきやしない。 娘と孫が散々探してようやく入れ歯発見!ってなことに。 そのあとは、娘や孫になじられて居場所がなくなり、入れ歯を洗いながら、あ〜、 よせばよかった。そんな老後が目に見えているものだから、静かにしているに限る。
変化に適応する
今年の新型コロナウィルスの拡散は誰も予測が出来なかった事で お店がいつの間にか閉店していたり、企業の在宅勤務が3ヶ月も 続いたりするなんて誰も想像すら出来なかったと思います。 そんな中、6月から空手クラブと格闘技エクササイズ、ヨガレッスン は再開し、たくさんの元気な顔に出会えた事は嬉しい限りです。 さて、このコロナ禍で生き残るのは、最も強い人達ではなく、 最も知的な人達でもなく、最もお金もちでもないように思えます。 生き残るのは、間違いなくこの変化に順応し、適応した人達と その匂いを嗅ぎつけて、その人の行動を真似る人だ。 将来何が起こるか分からないのが人生。 前を向いて、自分の頭で考えて、一歩一歩着実に歩んで行く力が 問われる時代になった。 バスや電車がほぼ満員の日々が続いて いるのにソーシャルディスタンスが大事だと言う学者もいる。 勉強ばっかりしていると、この有様だ。生き残って行ける人と 言うのはそんな人ではない。環境に順応し、生きる感を持って いる人であって、運がいい人だと思う。 7月5日の都知事選に当選される方もその一人。
我慢
先日、50歳前後でメガネ+小太り、手には手袋、膝が痛いのか杖をついて 電車に乗って来られた女性に 「あの、すいませんけど、マスクは鼻まで お願いします」 といきなり言われた。 電車の中で見ず知らずの方から 注意されて、すかさず何も言わず鼻まで覆う事にした。 学校のPTAの役員 のような方に注意されてしまったのだ。私は空手以外ではいたって従順。ましてや 電車の中など公共施設では、あまり波風を立てたくはない。 ほどなく 別の席に移動したのだけれど、私の後にはマスク自体していないオジサンが どっしりと腰掛けていた。 あのメガネ+小太りの女性がどんな反応をする のか楽しみに観ていたのに、一向に注意すらする気配もない。 って事はなんでしょうか。私は空手着を脱ぐと、注意しても吠えなさそうなオジサン に観えるの? 2ヶ月程前、スクーターに乗って四角で停まったら、左手から右折車両が曲がって来て 私のスクーターギリギリに接近しながら、かすめ右折をした乱暴者が居た。 まるでゴーカートのように私の前を通りながら吠えた。「バイクは停止線で停まれよ」 こちらは停止線でちゃんと停まっていたのに、そう言い捨てて姿を消したのも 50歳台のメガネ+小太りのオバサマ。 そしてまた今回も50歳台のメガネ+小太り のオバサマだった。オバサマ達、少し荒っぽくなってるなあ。ん〜、まあ、いいか。 小学校では男子より女子の方が強いらしい。 それで世の中が上手くまわって行くなら それでいいか。 男子は我慢、我慢。
厄落し
4年前の審査会の終わりに、ずいぶん偉そうな事を私は言ってました。 「自分はいつも思っている。 出来るなら、楽しいことばかり起こって お金に苦労せず、病気もせず、事故にも遭わない、そんな人生であって 欲しいと。でもそれが叶う可能性はどう贔屓目に見ても低いんだな。 なら、苦労して、涙して、汗をかいて生きるだろうと腹をくくって 生きて行けば、ちっぽけなラッキーでもその日1日が明るくなるかも 知れない。空手の稽古は怖いし、痛いし、苦労の連続だ。伸びない筋 を伸ばし、硬直化する関節を無理に柔らかくしようとするんだから 辛い事のオンパレード。決して楽しいものじゃない。でもそれが空手 の稽古だ。人生には楽しい事も辛い事も同じだけ訪れてくる。絶好調の 日々の後には、必ずどん底の毎日が訪れた。ならば辛い事を先取りして みようか。それが空手の辛さであってもいいじゃないか。そう思って 生きて来たら、なんだかいい事が目について来た。空手は自分にとって まるで厄落しなんだ」と。 4年経った今、考えている事は何も代わってません。 コロナの事も、仕事の失敗も、全て正面から受け止めて悩んでみる。 それがいいんだ。それが生きるコツってものなんだな。
ギガバイト
ロンドン金属取引所の銅の価格が4月を底に2月の値まで戻って来た。 多くの電化製品が需要回復基調にある様だ。やっと銅が戻って来たか。 ビジネスが動き出しても、日本全体が動くまでにはもう少し時間がかかる かな。 空手クラブは2週間前から2つの道場で活動を再開し、来週 3つ目の道場で稽古再開予定です。 これから暑くなるので、稽古中のマスク着用は任意としました。熱中症で 倒れる事のない様、むしろそちらを重視しています。 また子供達には 稽古後は道場洗面所で手洗い、うがいを徹底してます。アルコール洗浄液 の手洗いと検温は、言わなくても子供達が自分でやる様になりました。 子供達はこの生活に馴染んでいるんだなあ。いい事だわ。 でもこの休んでいた2ヶ月で、挨拶と返事、そして正しい姿勢が出来なく なっている〜。 こいつもゲーム三昧か、、、。 稽古の終わりに、 「明日9時な」 「フレンドになったらできるよ」 早速、バトルゲームを何人かでやるらしい。 ん〜、子供のくせにリモートで在宅ゲーム三昧か、、、。 一人、取り残され感が、、、 コロナで在宅勤務となった保護者と一緒にリモートゲームで海外の外人達 とも一緒にバトルゲームをしてる。 全く知らない人でもフレンドになって ゲームに入れるんだ。 君達、凄いね。 「ギガバイト 時給いくらと 孫に聞く」 オレ、時代に取り残されてる、、、?
ファクターX
日本人はノーベル賞に弱く、ノーベル賞受賞者の言葉は水戸黄門様 の印籠が目に入らぬか? と言ってるようで、みんなひれ伏して 聞いてしまう。流石に日本人らしいなあ。 山中教授は、日本をはじめアジア地域の死者数が少ない事に着目された のだが、私はその事を3月21日のブログからず〜っと言ってますが、、、。 でも医者は誰も、その事に触れません。証拠がないからね。 国も県も、医療の専門家が何も言ってくれないから安全性の事ばっかり。 コロナは怖い、とテレビのコメンテーターが言うのは、また出演依頼 が来て欲しいからプロデューサーの顔色を伺うの。情けない事だわ。 それに引き換えSNSはハッキリ言ってる。過激な程で小気味いい。 テレビに出てる大学教授は外出は控えましょうと言いながら自分は 赤坂、六本木界隈のテレビ局に平日の午前と午後は出たり入ったり。 どんだけ移動してるの? 他の人はリモート出演なのにあの大学教授 はコロナバブルに湧いてます。神奈川県では昨日感染者が2名。えっと 神奈川県の人口が930万人だから0.2ppmか。交通事故件数は神奈川県 で毎日50件ほど。コロナ感染より25倍高い。みんなもう少し落ち着こうか。
活動再開
新石川本部には首が上下、左右に回転するサーキュレーターを設置し、 天井には2台の小型扇風機を取り付けました。これは空気の循環をよく するためのものです。真夏にマスクをしないで済むようにエアコンと サーキュレーター、空気清浄機、天井の扇風機で空気の循環と換気を 心がけて参ります。 神奈川県は黒岩知事の判断で5月27日午前0時より全業種の活動 再開を認めて頂いた。また子供達の元気な顔に出会える事が何より 嬉しい。 医療関係者の方々、県職員の方々、利他の心で接して来られた多くの 方々のご尽力によって何とか日常生活を送る事が出来るようになった。 感謝、感謝だよ。 子供達の心と身体の健康の為、そしてテレワークを続けておられる方々 と日々、孫の世話で追われていたシニアの方々の為、私はこの空手クラブ を精一杯続けて行こうと思う。 この2ヶ月、みんなどう過ごして来たの? この2ヶ月、ちょっとふっくらしたかな? この2ヶ月、桜は散って花粉も収まってたね。 この2ヶ月、迷い、不安になって、ムシャクシャしていたっけ。 この2ヶ月、もう岡田晴恵さんと玉川徹さんにも飽きて来たろう。 この2ヶ月、メールやzoomだけでは心が伝わらない物足りなさを感じたろう。 みんな、生まれて初めての経験ばかりだった。 人生、こんな事ばっかりさ。 疲れたら、寝よう。 また明日があるさ。 明日は今日よりきっと良くなる。
そろそろ気づこうよ
2020年4月の東京都人口は1398万2622人。 2020年3月より30831人増加している。 そんな中、5月20日のコロナ感染者はわずか5人。 2020年4月の神奈川県人口は920万4965人。 2020年3月より8554人増加している。 そんな中、5月20日のコロナ感染者はわずか21人。 横浜市旭区にある聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院の クラスターを改善すれば一桁台になる。 それでもなお緊急事態宣言をするというのは欧米人には 理解出来ないだろう。呆れるほどやり過ぎでばかばかしい。 アメリカでは毎日22000人が感染。 ブラジルでは毎日14000人が感染。 イタリア、スペイン、フランス、ドイツも400人から 1000人の感染者が出ているのに経済活動をしだした。 日本ではマスクをしない人は少なく自粛自粛と状況を理解せずに 騒ぐ。 全くいつまで「杞憂」の無駄な日々を過ごすのだろう。 日本総人口1億2616万7千人の昨日の感染者数は25人。 これを皆さんはどう診ますか? 北大の西浦教授は4月15日の記者意見交換会で対策を全く取らない場合 85万人が重篤患者となり42万人が死亡すると試算を公表した。 この公表からメディアは世間を煽った。 この先301万人が失業者になるらしい。 そろそろ気づこうか。
やはりBCG接種国なのだ
欧米でコロナ感染者と死者が増えているのは土足で家にあがる習慣があって 家の中にウィルスを持ち込んでしまうからだと説明する評論家、SNS が目につく。ならばスペインとポルトガルの差についても説明を加えて もらいたい。ポルトガルの人口=10百万人、感染者=27,581人、 死者=1,135人。隣接するスペインの人口=46百万人(ポルトガルの 4.6倍)、感染者は224,350人(約10倍)、死者は26,621人(約26倍)。 この差についての説明がどこにもない。それどころかロシアが急激に 感染者数が増えたと煽っている。ロシア人口=1億46百万人、感染者 =221,344人(スペインとほぼ同じ)、死者=2,009人(スペインの 1/13)。アメリカ、イタリア、イギリス、スペイン、フランスと ポルトガル、ロシア、香港、台湾、中国、日本の死者数の差は明確なのに メディアは依然と取り上げない。医学的根拠がないという事なんだろう。 BCG接種国とそうでない国との感染率、死亡率に相関関係があるのに 誰もその事に触れない。 いずれコロナに対応した新薬とワクチンが出来たら、インフルエンザと 変わらない環境が整います。今は免疫力を維持することを考えて生活 しましょう。エボラ出血熱や、エイズの方が何十倍も怖い。 日本は6月の梅雨を迎えると高温多湿の亜熱帯気候に移行するので今より 更に感染者は減るでしょう。ちょうどその頃からアビガンが処方される。 するとワイドショーも不安を煽るコメントを減らし、明るい話題を増やして いきます。武田薬品のコロナ新薬が今から4ヶ月後の9月に出て来ます。 すると家でも、会社でもみんなが落ち着いて来ます。その3ヶ月後の12月 にはワクチンも出てくる。予防接種とコロナ新薬の両方が整うまであと 7ヶ月。それ迄はレムデシビルとアビガンでしのいで、規則正しい生活 を送っていけばいい。我々はBCG接種国でありツベルクリン反応が陽性なのだ。 闇雲に怖がる必要はない。
好奇心
人生には、奇遇なめぐり合わせがあるもので、今があるのは そんな奇遇の積み重ねだったと思ってます。 大学を卒業しても志望する会社には入れず、しぶしぶ受けた会社が 自分を変えるきっかけとなったと気づくのは30年も経ってからだった。 空手クラブを始めるきっかけもいくつもの偶然と出会いが重なっていた。 今、日本は不況の真っ只中にある。 でも因果の法則は変わらず働いて いるのだから、あまり敏感になる必要はないかもしれない。 コロナで不況になり飲食店も宿泊施設も航空会社や自動車メーカーも 明日が見えなくなってしまった今、みんな山梨の20代の女性をSNSで バッシングしている。名前と写真を公表しろという。公表してどうするのだろう。 その人の家に石を投げて窓ガラスでも壊したら気が済むのだろうか? 確かに褒められる行為ではない。 嘘もついたろう。 しかし、それを 咎められるほど私は自分の身が潔白だとは思えない。 世の中の垢に まみれた人間だ。 人様を悪く言える筋はない。 北朝鮮の金正恩が脂肪吸引に失敗し亡くなったとYouTubeで盛んに言って いた方が、20日ぶりに姿を見せた映像を観て、意気消沈した表情であれは 影武者だと言っていた。 今、SNSが面白い。 YouTubeやTwitterが身近に 感じるようになった。 5月末までの動きと6月以降の動きをハッキリ変える ために、私は今日も好奇心旺盛だ。 200年に一度の大不況で、未曽有の 変革の時に私はワクワクして毎朝、目を覚ましている。