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縁にはいい縁と良くない縁がある。 良い縁とは、旧知の友のような人に出会う事であったり 引っ越しをした先の土地・街に恵まれたと思えるような土地の縁であったり 何だかすべての事がうまく廻って行き波に乗ったような時の運であったりする。 それに引き換え、良くない縁がある。 どうやったって打ち解けない人との出会い。 放蕩癖の伝染・事業の失敗。 あきらめ・退職の繰り返し。 しかし、この厄介な縁が実は自分の次のステップにつながるきっかけであることが多い。 だからそういう意味では悪縁は切り捨ててはならないと思って居る。 悪縁こそが自分を育ててくれている師匠でもある。 憤慨冷めやらぬ出来事は起ってしかるべき種を半年・1年前に自らが蒔いた結果と 思えるようになったら、それがきっかけとなり事態は次第に好転し悪縁が良縁に 代わってくるようだ。 その結果、「あ~、生きていて良かったという人生感」を味わうことが出来る。 空手で子供達に、そんな悪縁との付き合い方は教えて行かねばならないと思って居る。 良い縁もそうでない縁も全てを受け入れ、今ここで出会っているご縁を大切にしたい。

1月8日から稽古が始まった。 とはいえ新年だからと言って何か変ったことをする訳ではない。 変わらない事が実は大事なのだと心得ている。 今年も凍える寒さの日もあるだろう。 慣れない雪の日もあるだろう。 蒸し暑く汗にまみえる日もあるだろう。 中には、生きる事が嫌になる日もあるかも知れない。 それでも溢れる生命力と希望が自分しかない自分だけの一歩を進めてくれる。 今年もしっかり根を張って大地のあらゆるものを吸収し 青空に向かって真っ直ぐな幹を伸ばしてみようと思う。

何だかきな臭い。 戦争が起こるのだろうか。 戦争は、ある人の利益を生み、多くの人の 平和な日常を脅かす。 戦争はテレビのニュースだけの事と思って生きて来たのではっきり 言ってその実感はない。SNSでたまに見かける遠い海外のことと思いたい。 日本だけではなく、どこの国でも罪なき人がおとしめられ、政治家はすまし顏で嘘をつく。 法を犯してもお金持ちになれば、成功者と呼ばれている。 お金が全ての世の中になって来た。 「先生、価値ある生き方って何? そんなダサい生き方をしている人なんている?」 「マーティン・ルーサー・キングって誰?」 「夢を抱いて生きる人なんて見たことないっす」 先日、中学生に聞かれると、私はこう応えた。 「いや、いるよ。誇るべき生き方をしてる人はいる。」 「その人も君達と同じ頃、見えない明日を懸命に生きて、友と家族の励ましと いとしい人の笑顔を頼りに可能性を信じて来た人だ。」 「だから君もそんな生き方をしてみなさい。」 「信念の生き方をしてみなさい。」 今なら、まだ間に合う。夢を抱いて信念を持ち続けて生きて欲しい。

日本では、だいたい20歳前後まで教育を受けて60歳近くまでの40年間を仕事に費やし それから10年から20年近くの老後を過ごして人生を終える。多くは18歳まで学校の勉強 、部活、塾、習い事に費やし、子供ながらプレッシャーの中で懸命に生きて、必ずしも自分の 好きなことに時間を割いて来れた人は多くない。その後の人生も、就職、結婚、出産育児などが 立て続けに起こり、受験の失敗、留年、失恋、仕事のプレッシャー、上司と部下との人間関係に 悩み、近所付き合いに気を使ったかと思うと、親の介護に出くわしたりして、下手をすると 定年の60歳まで自分の思うように時間を謳歌できる人はほんの一握りなのかもしれない。 そう考えると少しでも早くお金を貯めて、少しでも早く仕事を引退し自分の好きなことに充て ようと考えても不思議ではない。しかし、だからと言って、金のことばかり考えた人生を送り出し 分不相応な出世や分不相応な金持ちになることを夢みて、転職を繰り返す人生は危なっかしい。 宝物を積んだ小舟の行き先は海の藻屑と決まっている。子供達には失敗して分かることもあるから 好きにやってみなさいと言ってきた。でも、いざ、その場面に出くわすと「何でもっ早く相談しないの」 と叱るだろう。すると子供達はじっと見つめてこう言うのだ。「親に心配を掛けたくなかったから」 子供は親が心配してくれることに耐えられないから親には決して言わない。子供が辛く悲嘆に くれてる時に、何をさておいても飛んで行ってあげたいのが親心。子供の親を想う情けの深さに 親も心が揺さぶられ涙する。 子供は叱られても親を愛し、親はどんな失敗をしでかしても子を 愛してやまない。 街のクリスマスツリーに心暖まるこの季節。人の出会いとは言葉では言い表せない偶然の中にあって 言葉では書きつくせない感動を与えてくれる。毎週空手の稽古で出会う子らに、いつか「賢者の贈り物」 と「最後の一葉」を読んで聞かせてあげよう。この子らの尊い人生が多くの愛情に支えられますように。

11月6日の新聞に、こんな投稿記事が載っていた。 「次男が今春やっと大学を卒業し国家試験にも合格して研修医になった。」 「これまでに高校を2度、大学を1度中退し、2度目の大学も入学後すぐ2年間休学した」 とある。医学部だと卒業まで、順調にいって6年。 だとするとこのお子様は現在30歳を 過ぎたころだろうかと思い、ふと投稿者欄に目をやる。 群馬県みどり市在住、無職 69歳。 「息子はコミュニケーションがうまく取れず大学の飲み会に行く前に酒を飲んでテンション を上げないと参加出来ない気質だった。無理して努力して我慢して必死に耐えて、国家試験の 目標に向かっていたが、それが達成でき研修医として勤め始めて2ヶ月半後、とうとう ギブアップした。社会不安障害とも発達障害とも言われ九州の病院に入院している。」 遠い地にいるため、頻繁に様子を見にくことも出来ず、毎日、胸のつぶれる思いだという。 子を持つ親として共感するとともに身につまされる思いだ。が、しかし、よくよく読むと 何やらおかしな事に気がついた。元々、人と接することが苦手で高校を3回代わり、大学を 2回も代わること自体普通ではなく、幼い頃から外遊びを嫌い家の中で過ごす事が多かった 子供だという。 ならば尚更、医局の中の人間関係に苦労する医者の仕事には無理があったの ではないかと誰もが気付くはず。それが近親者は、子供に近すぎて分からなくなるのだろうか。 振り返ればうちもそうかもしれない。研修医2年目の子は病院近くに住み半年に1度しか家に 帰って来ない。果たして自ら描く夢と希望が今の仕事と合っているのか皆目分からない。 今となっては大きな望みはない。ただただ健康でいることだけを願っている。 医局の中で上手く立ち振る舞ってるだろうか? 風邪は引いてないだろうか? 今度、いつ帰ってくる?

この先が不安で、いまいち心が晴れなくても 子供の受験が心配でたまらなくても 変な夢を見て寝起きが悪く不吉な予感がしたとしても それでも穏やかに慎ましく生きる人は絶え間ない不安とともに成功を追い求める人達よりも より多くの幸福を得る事になるとアインシュタインが95年前に言っていた。 5歳まで言葉を喋らなかった彼が23歳でスイス特許局の3級技術審査官として働きだしたら 親として一安心だったろう。しかしその子は、それだけではなく博士号を取る為にあくせく 論文を出し続け、ようやく30歳で名誉博士号を得て大学の助教授に転職するとは思って なかったに違いない。 3歳まで喋らない子供はたまにいる。それでも親は心配なのだから5歳まで喋らなかったら ご両親はどれほど心を病んでいたことでしょう。 その子供が35歳の時に第1次世界大戦を経験し43歳でノーベル物理学賞を取るとは。 今、子供達とその親御さんを診ているとみんなと同じことで安心感を覚え、少しでも違う ところが見つかると親御さん自身が不安になったりもする。 しかし、子供はどう化けるか分からない。 日本にアインシュタインが育つには、塾で詰め込み過ぎずもっとゆっくりとした土壌が必要だ。

今日10月8日は長津田地区からたまプラーザ地区まで幼稚園の運動会が花盛り。 小学校を借りて、ご両親らが一家総出で小学校の校庭に集まってました。 それと横浜市青葉区では神社のお祭りが其処彼処。新石川本部の前も人が溢れてました。 はっぴを着た方々が担ぐ神輿でいつもの道路は通行止に。迂回の道の先にはまた別の神輿が。 そんな10月8日、三連休の真っ只中の日曜日。稽古は変わらず行われました。 それにしても子供達は何て身体が柔らかいんだろう。

最近はずっと同じ事を子供達に伝えています。 この空手クラブで稽古をしていると否が応でも稽古場所に入ってから出るまでの間に 「ありがとうございました」を何度も言うことになります。 1時間や、1時間半の稽古でも、少なくても30回は言うでしょう。 土日とも来る子供は2日間で最低60回。 1ヶ月で240回。1年間で2880回。 3年半も土日に稽古に来たとすると、その子は10,000回を超える感謝の言葉を発していた と言うことになります。 でも実は、このあいさつは極普通にやっていることなのです。 奇をてらった特別なことではありません。 1年間も通ってみれば、これだけの回数を 子供なりにこなすことになる訳ですから驚きです。 だから、この言葉を使うことに慣れてきて スッと口から出てくるようになって来ると幼稚園の子供達でも、「ありがとうございました」 の達人になるという訳です。 幼児教育は7歳までと言いますが、8歳の子供でも12歳の 子供でも、あいさつが普通にできるようになると、何だか新鮮な気持ちになることでしょう。 たかが、「ありがとうございました」、されど「ありがとうございました」 毎週毎週、子供達の頭に刷り込んでいる、このおまじないが威力を発揮するのは10年から 20年後のことかもしれません。 これからの時代の荒波を乗り越え、生き抜くためにまた明日も 子供達にあいさつを教えてゆかねば。

英検3級は、中学生で取る生徒が少なくない。頑張れば高校生で二級も取れる。 「先生、エイケンって何?」って聞いてくる小学生がいた。 そんな中、小学四年生のお姉ちゃんと小学二年生の弟君が英検3級に合格していた。 来月には英検準二級を受けるらしい。 塾は行かず、家で勉強して合格していることが素晴らしい。 学業とはそもそも家庭環境によるのであって、小学校から私立に入れて何とかなるものでもない。 公立の小学校で塾にも行かず準二級、二級も夢じゃない。全ては親の考え方なのだろう。 この空手クラブで一番は横浜の聖光学院から現役で東大理科一類に入ったMASUKI君だ。 高校三年生の10月になってはじめて、そろそろ受験なので空手の稽古を休みますという。 あと4ヶ月で東大に入れるものかと危惧したが、それまでの模試判定全てに合格圏内。 たぶん、彼ならやるかもしれないなと思っていたら、3月に澄ました顔で現れた。 「合格しました」 飾らない一言が気持ちいい。そういえば彼も塾には行ってなかったっけ。 物理の研究をしたいらしい。秀才とは彼のような人のことをいうのだろう。 目指せMASUKI君。 目指せ小学二年生で準二級。 この空手クラブには勉強の塾に行く前に大事なことを教えている。

9月3日の日曜日は朝から夕方まで横浜市内三ヶ所で昇級審査会でした。 初めての経験でいつもより緊張している子供達。 もう慣れてきた子供達。 帯の色が変わるごとに成長する子供達。 この審査会でいつも言うことは、今のこの経験が5年後、10年後に活きてくるという事。 空手を知ってから、我慢を覚え、少し辛抱強くなった子供達がいたとしたら、それに勝るものなし。 空手を覚え、風邪を引かなくなり、少しばかり身体が強くなったのであれば、それで良し。 帯の色が黒になったら、それはね、迷わず一つの事に集中し大きな山を乗り越えた証。 あれが嫌い、これは気にくわないと駄々をこね、全てを中途半端にしてきたキッズが 大きく成長した証。 澄んだ心をいつまでも持ち続けて欲しい。 いつまでも素直で元気な子供達でいて欲しい。 そんな思いを抱きながら審査会の席に居ました

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