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私はせっかちで、臆病者の嫌な人間だ。そしてイライラ病にたまにかかってしまうから最悪だ。 原因はいくつかある。物理的なことや、人との付き合いの中で起こる。それに加え自分が思った通りに 出来なかったりするとイライラ病にかかる。まるで、ダダをこねる幼稚園児そのものだ。 この空手クラブを見渡すと、いたって穏やかないい顔をしている人が多い。 女子ではササイ、ナカエマ、男子ではフクニシ、アカヌマ がその典型だ。 みんないい顔をしている。顔だけ取ってみても、みんな黒帯だ。 私は彼らを見ていてつくずく自分が卑しい心の人間だと気付かされる。 人は本来、尊い仏の心を持っていたのに私の場合、いったいどこに消え失せたものやら。 最近、怒り、憎しみが湧いてくると私は1人で掃除をするようになった。 桜台では少年部が始まる前に掃除をして、新石川ではみんなが帰った夜に1人黙々と掃除をしている。 昨日から、掃除をしながら、イライラは毒だと何度も心に思い描くようにした。

1985年8月12日、お盆の帰省の真っ只中にあの飛行機事故事が起こった。26歳の夏だった。 520名もの方が亡くなったちょうどその123便に搭乗する予定だったのに、急遽、前の便に 変更したのが明石家さんまさん、その123便を新幹線に代えたのが稲川淳二さん。稲川淳二さんは 体に変調をきたし新幹線に切り替えていた。その事故を避けるような力が加わった人達が世の中には 何人もいる。それが果たしてご先祖様が守って下さったのか、まだ見ぬ遠い遠い子孫の力によるもの なのかは分からないが、この先、直接的な血縁関係にある子孫達の力と全く血縁関係のない人達や これから出くわし影響を与え合う関係の人達とその子孫達の力によって運命の方向は代わるのかもしれない。 世の中はそんな人達の力が交錯しあって成り立っている。決して好き嫌いなどの単純な思いで運命は 代えられるものではない。今年も日航機事故から32回目のお盆の帰省シーズンが来た。暑いこの夏 子供達にはたくましく、何事も迷わず勇気持って一歩踏み出してみて欲しい。運命の怒涛の流れは そんなちょっとしたことの積み重ねの先にあるのだから。

お風呂に入りながら考えた。 何かを始めるのに遅過ぎることはない。 出来るか出来ないかでもない。 やるかやらないかだ。 だからいたずらに心を惑わすまい。 ともかく目の前のことに没頭しよう。 これをやるのも1つの運命。 必ず何か意味があるはず。 私は今は知らない何かのつながりの中に生きている。 今は知らない多くの人達とのつながりも、この先にあるのだろう。

高安関が口上を述べた。 「大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します。」 難しくもなく単刀直入で分かりやすかった。 いい言葉だなあと思っていた。 ところが先日、家内が 「最近、松居一代のSNSが話題で、中身が変なのよ」という。 そんなもの、見なけりゃいいじゃないかと言っても、そうね変な人よねといいながらも また観ていた。そこに正々堂々と闘うとあったらしい。 何と闘うのか知らないけど、正しく整っていて勢いの盛んなようには到底思えないどころか 何だか正々堂々とは程遠い生き方のように感じられてしまう。 そうだ、あの方は反面教師なんだ。 子供達には座り方、並び方、話の聞き方などから正しく教えていかなば。

昨日5月21日は神奈川県支部青葉台道場で関東大会が開催されました。 東京、千葉、栃木、埼玉から選手、スタッフ、応援の方々が来られて一階の試合会場と 二階の予備スペースは足の踏み場もないほど多くの方々にお越しいただきました。 また各支部長様方が非常に積極的に大会運営に尽力された事で円滑にスケジュールを進める 事が出来た事は大変有難い事でした。改めて各先生方の浜井派を広げようとする熱い思いを 感じる事が出来た大会でした。ここに参加出来た神奈川県支部メンバーも非常にいい経験を させてもらったと思います。 また、この道場は元々、東洋舘様が使われていた空手道場だったこともあり神棚、天照大神 の掛け軸が今もあります。東洋舘様は昭和60年7月に埼玉県大宮市より、この横浜の地に 移って来られ、平成23年9月までこの地で活動をされていましたので約27年間沖縄少林流 空手の研鑽をされて来られました。その後、私どもは平成25年よりこの場所をお借りする ようになった訳ですが、私自身も埼玉県に生まれ今は横浜にいるところを見ると少なからず ご縁のようなものを感じずにはおれません。

昨日、5月14日 日曜日は70名の昇級審査を行い、2名の昇段審査を行いました。 みんなの真剣な姿が凛々しく、涙までもがカッコよかった。 そして今日5月15日は新石川に本部道場をオープンしました。 やるかやるまいかと、おっかなびっくり、手探りで生きて来たら いつの間にかメンバーに背中を押され、いつしか舞台の上に立っていました。 ダメなら引き返そう。本音を言えば、今もそう思って居る。 でもここ新石川にも誰かが待ってくれているような気がして。 そしてメンバー達の輝いている姿を観て居ると 何だかやらなければならないような気がして来たのです。 一歩を踏み出してみようかという気持ちになるまで何度いったり来たりしたことか。

先日、初めて藤沢に住む長男のマンションに行った。 泥棒にでも入られたかと思えるように散らかって、冷蔵庫の扉も空いたまま。 漫画は相変わらず山積み。 医者は忙しいはずなのに漫画は読むらしい。 医学部受験の時も、医学部卒業試験の時も、ずっと週刊漫画は山積みにされていた。 本人はそれでも自分の目標を達成し続けている。今思えば、この漫画というものの存在は 本人が医者になるためには欠かせない要因だったのかもしれない。厳しい勉強の合間の 息抜きであり、そして緊張を緩和してくれるものだったのだろう。 10年ほど前のこと、医学部を目指していた高校生の頃、英語が伸びず苦労していた。 その頃、よく言ったものだ。「そんな漫画ばかり読んでるから英語の点数が上がらないんだぞ」 そして空手も医者になる過程では、今はやらなくていいからとクギをさしておいた。 しかし、それは誤りだった。 英語の点数が伸びないのは英語の勉強の仕方にある。 それからというもの私自身が英語の マンツーマン専属講師になって医学部受験のための英語力アップを行なった。 数学、物理は 私を超えていた。しかし英語はまだまだあまちゃんだった。私は完璧な英語力アップを狙った ので本人は辛かっただろう。でもその甲斐あって英語力は格段にアップしその結果として 複数の医学部に合格出来た。 つまり受験に漫画は不要なのではなく、苦手科目の克服方法が 見出せてないことが問題なのだ。英語とは「非常に簡単な科目であって100点を獲得出来る 科目なのだ」 その事にまだ気づいていない子供達と御父兄が如何に多い事だろう。

人の脳はニューロンという極めて小さい細胞から出来ていて、その数に個人差はなく みな約140億個あるらしい。 そしてこの1つ1つのニューロンが人の成長とともに 1万個以上もの突起や触手みたいなものを伸ばして、お互いが絡み合い、複雑な電線 のような形を形成していく。 その絡む電線の数には個人差があって、それが固有の人の能力となる。 世の中には喋るのが上手い人と下手な人、絵を描くのが上手い人と下手な人、数学に長けてる人と そうでない人がいるように人の能力には大きな差が出てしまう。 だからこの空手クラブではいつも、 「君たちは元々偉大なのだ」と伝え、あらゆることにチャレンジさせている。 脳に刺激を与えて ニューロンの突起を伸ばすのだ。 少しでもいいからその事に気づけ、そして1人でもいいから この事に気づけと自らに言い聞かせながら指導する日々を送っている。 我々の脳細胞には20万年前のホモ・サピエンス以降の記憶が全て残っている。ミトコンドリアイブの 生き長らえるスベが我々1人1人の細胞の何処かに残されているはずだ。 そしてその先人達の 多くの貴重な知恵は今か今かと出番を待っている。 我々が真剣に目標を見据え、何としても成し 遂げたいと強く思っている時に知恵と力を貸してくれるだろう。 その事を子供達に伝えたい。 迷え、悩め、苦労しなさい。 そしたら自分の中にある能力が目覚めてくれる。 だから決して「自分はたいした人間ではない」、「自分には能力がない」、「気が弱いから 何もできない」 などと想像してはならない。 それどころか「自分は毎日あらゆることで 良くなっている」と想像するのだ。 思えば必ずそうなる。 3年も経てば誰が見てもそうなっている。

世の中には理解できないことが多い。 東大医学部の募集人員は97名。 偏差値は断トツで最高の74を維持している。 日本で最も難しい学部だ。 出身校を見ると灘20名、筑駒15名、開成7名、桜蔭6名、東海4名、渋教幕張、聖光、栄光が各3名 となっている。 天才だけが集う場所であって、秀才は東大理Ⅲに合格できるものではない。 ところが、医師国家試験合格率を見ると他の大学が95%、98%を維持しているのに東大医学部は 新卒、既卒を含めその合格率は毎年90%を下回っている。今年も111人が受験し106人が合格。 5人が不合格となった。過去を見てみると、この東大医学部では大学を卒業後の国試浪人が5人から10人 毎年出ている。せっかく東大医学部に入っても医者になれない人が少なくないのだ。そもそも国試 浪人組の合格率はほぼ50%に激減する。精神的ダメージを負ってまた1年間禁欲生活に浸る訳だから 鬱に陥る人もいる。 同期が臨床現場で働くことを耳にすれば疎外感も募るばかり。 浪人を重ね、受験する度に下がっていく合格率に直面することになりそれも鬱に拍車をかける。 今年は自分にも春がくるものと確信し、研修医として勤務する病院近くに引っ越しをしている最中に 国試速報を見ることになる。しかしいくら探せどない。 自分の番号がない事を知るのは容易い。 しかし浪人2年目を受け入れるには心の整理が必要だ。親兄弟、親戚の期待を裏切った事への 罪悪感に苦しみながら再び鬱状態に舞い戻る。今年の東大国試浪人組は15人が受験し6人が合格し 9人が不合格。わずか40%の合格率だった。この9人は昔、天才も今はただの人となってしまった。 そんな精神的限界と戦い国試浪人を経験した27歳のアイドルが医師国家試験に合格した。 九大医学部卒の秋山ありすにもやっと1年遅れの桜が咲いた。 半端ない出来事だと私には思えてならない。

今日は第111回医師国家試験の合格発表があった。 合格率は過去10年では最も低く88.7%だった。 受験者総数は過去最高の9,618名。その内8,533名が合格。 過去3年で見ると女性の合格率が上がり 男性の合格率が下がってきている。 とは言え男性65.5% 女性34.5%である。 国立大医学部が43校、公立医学部は8校、私立医学部は30校  合計81校で約5万人の医学部生がいる。 その中から毎年、約8,500名が医師免許を取得することになる。 小学校4年生から塾に通いだし約15年間勉強をし続けて医師免許を取得できたとしたらそれは早い方かもしれない。 体力、精神力の世界なのだからひ弱ながり勉君では到底合格できる試験ではない。 そして医学部を卒業したのに医師国家試験で不合格、俗にいう国試浪人になってしまうと悲惨だ。 東大医学部卒の国試浪人の合格率は40%、全体でも54.3%と二人に一人しか合格しないのだ。 いずれにしても今日の8,533名の合格の裏には1,085名の不合格があって、この不合格者の内 翌年受験するのは約800名であり、その内約360名は更にもう一年浪人となる。 世間では8,533名がスポットライトを浴び、360名は簡単に抜け出すことが出来ない闇に埋もれてしまう。 約3.8%は医学部を卒業しても医者にはなれず喘いでいるのだ。 この事実を直視し、残りの96.2%に入る為の努力を怠ってはならない。 宇宙の真理を究めるには、人間の知識や試験など取るに足らないほど微小なものに過ぎない。 知識が完成したと思った途端、成長は止まり東大医学部卒でも医者になれずに世間の闇を歩く ようになる。それが分かったならば生涯まだまだ未完成だと思い、学び続ける姿勢が欠かせない。 この教訓を私はこの空手クラブの子供達に伝えて来ている。 「常に学び、常に集中する姿勢」 がこの96.2%に入るのだ。 この空手クラブでは長男を医者にした経験から「勉強をしてから空手に来る」ように促している。 小学校高学年の子供は学校や塾の成績が落ちた場合、子供には空手をさせる前になぜ落ちているのか 聞き取りをさせてもらいその分析をしている。 空手で礼儀を覚え、それをわきまえるのは当たり前。 ここではそれらしつけに加え、勉強方法の習慣、集中する習慣の体得を目指している。

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